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各純血種に多い疾患

FES-Everything:ペットに何を求めていますか?

レトリバーなどに多い股関節形成不全
ポメラニアン、ヨークシャーテリア、マルチーズなどに多い膝蓋骨脱臼
同じく小型犬に多い気管虚脱
秋田犬、シベリアンハスキーなどに多いVogt-小柳-原田症候群
ポメラニアン、マルチーズなど小型犬に多い環椎軸椎亜脱臼
ボーダーコリー、コリー、ブルドッグ、フレンチブルドッグ、テリアなどに多い半椎

 いずれも私が研修医時代に見た遺伝病である。
 ショーウィンドーで「かわいい!」と覗く犬に誰がそのような遺伝病を想像するだろう?
 誰が売る時に遺伝病の説明をするだろう?-説明すれば、買ってもらえないから。
 交配するときに遺伝病を調べて交配するブリーダーがどのくらいいるだろう?

 そして、保健所に勤務した頃、上記の股関節形成不全の犬を初め、「病気になったから、もう面倒見切れない。」と言われて所有権放棄され、殺処分された犬がなんと多かったことか。
最後まで面倒見切れないのなら、増やすな、買うな、飼ってくれるな人間よ。
by fussyvet | 2005-04-13 10:51 | 動物 | Trackback | Comments(2)
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Commented by fes-sawada at 2005-04-14 21:53 x
fussyvetさん、リンクありがとうございました。
相手は「物」ではなく「命」ですから物と同じ感覚で購入する消費者の意識が変わらない限り供給され続けますね。物であれば不良品として返品や交換、不良品は処分されて済みますが、命である限り生み出した売り手か買った飼い主が責任を取るべきものです。遺伝病に限らず生きていれば人間同様に病気にもなります。病気になった時に捨てるなら最初から買わなければいいのです。浅はかで利己的な己の姿を一度でも正面から見てほしいですね。
Commented by fussyvet at 2005-04-15 20:05
fes-sawadaさん、子供の頃から「ペットショップで売れ残った動物はどうなるのかなあ?」と疑問を持っていました。その答えである保健所に自分が勤務することになるとは夢にも思わず…。
商品として扱う限り、ひずみがきます。「どうしてその命を飼う必要があるのか?」衝動買いをする前に考えて欲しいですね。
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