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安楽死方法を知らない獣医の大学教官

 最近、国内の獣医系大学で行われた実験犬の安楽死方法について、ネガティブな驚きがありまして、あまりにもあまりにも…なのでホームページにアップしました。
 ご興味ある方は、私が関わることになった動物実験についての<6>をご覧下さい。
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by fussyvet | 2006-01-02 11:12 | 動物

人間が動物を管理下においている限り

人間が動物を管理下においている限り、
獣医師である限り、
安らかに永遠の眠りにつかせてやらなければいけない時もある。

今夜はゆっくり眠りたい。
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by fussyvet | 2005-12-17 20:03 | 動物

母校のこと、その他の獣医系大学のこと

 私は母校での動物を用いた実習、特に外科実習にはいい思い出がない。そこの教授は封建的で男尊女卑で頭が悪い癖に地位に物を言わせ、いや、その逆で寧ろその地位がプレッシャーになっている反動で、学生を「うるさい、黙れ!」方式で押さえ込むことしかできない人だった。

 今、先日、日本動物実験代替法学会に来ていた(少なくとも去年、一昨年は来ていなかったが)母校の薬理学の教授が、教育現場における生体を用いない教材に関心を示し、とても前向きにいろいろ考えていると聞いた。その先生は、私が学生時代に助教授として教えていただいたが、当時神的な教授の下でおとなしく、しかし真面目そうな印象のある先生だった。その先生を卒業後初めて見たのは、2002年だったかの日本獣医学会での「教育現場における動物を犠牲」をテーマにしたシンポジウムで進行役の一人として前に立っていた姿である。学生時代、その先生がそのようなことに関わるとは予想さえしなかった。その時は、順番で頼まれてやっているのだ程度にしか私は捉えていなかった。
 しかし、その先生が具体的に考え始めてくれているとは、本当に嬉しい驚き、それから感謝、そして願いでいっぱいになる。軒並み偏差値が医・歯学部より高くなった現在の学生達を相手に、実験に用いる動物の倫理的問題について指摘され、教官として苦しい立場にあることも伺い聞いている。それでも、頭で押さえつけるだけの封建的教官と違い、この先生は自分も一緒に悩んで考える道を選択しているのだと思ったら、卒業生として本当に嬉しい。

 先日の日本動物実験代替法学会において獣医学教育における代替法について学生達によるシンポジウムが行われた。ある学生は、解剖実習について各大学にアンケートを取ろうと依頼したが、回答を拒否された。また別の学生は外科実習について尋ねようと各大学の外科学講座教官にコンタクトを取ったが、某旧国立大学の助教授は
「お前はどこの学生だ!」
といきなり怒鳴ったそうだ。最初、その話を聞いた時、私は母校の外科の教授じゃないかと思ったが、違っていた。その学生に寄れば、私が最悪だと思っている母校の外科の教授は、寧ろ真摯に対応してくれたという。一瞬、「改心したか?」と思った。建前だけそうなのか、あるいは本当に真摯に考え始めたのか…、ここで考えていても仕方がないので置いておく。が、もしかしたら、本当に母校も獣医学部での動物の犠牲について真摯に考え始めているのかも知れない。パフォーマンスでなく、本当にそうならば…、母校の薬理学の教授のように皆考えてくれたのなら、こんなに嬉しいことはない。私もこれ以上、批判をする必要がなくなるかも知れない。本当にそうなって欲しい。

 母校ではない、某旧国立大学の外科の教授みたいなのは今でもわんさかいるのは事実。しかし、そんな地位に物を言わせるだけで考えることを知らない教官はとっとと淘汰されて、一刻も早く新しい時代が国内の獣医系大学にも訪れること、動物が好きで獣医になろうと入学してくる学生がこれから先も存在するのならば、そんな新しい時代が訪れてくれることを一心に祈ろう。
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by fussyvet | 2005-12-10 20:02 | 動物

アメリカに渡った動物のお医者さんのホームページ閉鎖に思うこと

 日本の獣医系大学を卒業して獣医師免許を取得後、国内の小動物病院に勤務し絶望して、単身アメリカへ渡り、アメリカで獣医師免許を取得した獣医がホームページを閉鎖した。こつこつアメリカの獣医師事情を日本に伝えていたが、内容が古くなってきたことと、ブログに低俗な嫌がらせが多く書かれるようになったことを理由として挙げていた。
 以前、現役の保健所職員である獣医師が運営していたホームページも閉鎖された。ご本人は理由を一切公開されなかったが、いろいろあったのだろうと私は想像している。
 動物に関わる人間は多くの人間模様を見ることになる。急進的な動物権利活動家からとんでもヤクザまでだ。行政にいた私もそんな人たちを大勢見てきた。人間相手って本当に疲れるものである。
 アメリカへ渡った獣医さんも有名になってきて、そんなとんでも○○の人たちの目に留まるようになり、嫌がらせを受けるようになってきたのじゃないかと思う。幸い、日本での講演活動は続けられるとのこと。遅れた封建的な古ぼけ獣医から日本を守るためにも草の根活動は続けて欲しい。権力を借りない力のない者同士、ぼちぼち頑張っていきたいと思うのだ。
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by fussyvet | 2005-12-08 14:17 | 動物

(社)日本獣医学会によるQ&A

 リンクに(社)日本獣医学会によるQ&Aを追加しました。予想外に真摯に的確に答えられているので、獣医系大学で学べること、獣医師の仕事、動物実験への疑問について情報を得たい方は参考にして下さい。ただし、獣医学会が語ることですので、不利益なこと(代診が徒弟制度で、奨学金を返すのも困難なほど安月給でこき使われていることとかね)についてはあまり触れられていません。あくまでも参考に。なお、個別の診療についての質問は獣医診療に入り、法律上対面でないと行ってはいけないことになっておりますので答えられていません。
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by fussyvet | 2005-11-14 19:51 | 動物

農林水産によく見られるもたれ合い

 茨城県の養鶏場(○○××社長)が8月、鳥インフルエンザウイルス感染の可能性があるとして県の立ち入り検査を受けた際、鶏の検体採取について虚偽の報告をしたとして、同県警生活環境課と石岡署は12日午前、家畜伝染病予防法違反(検査妨害)の疑いで同養鶏場の事務所などの捜索を始めた。

 県などによると、同養鶏場は8月28日に立ち入り検査を受けたが、○○社長は「県の家畜防疫員が検査をすると、ウイルスが入ってくる可能性がある」と主張。「全16鶏舎から自ら採取した」とする書類を添えて検体を提出したが、実際は16鶏舎中5鶏舎だけの検体を提出していたという。

 結果は陰性だったが、県の再検査で一部検体から抗体が検出された。県が今月上旬、○○社長に事情を聴いたところ、正しい検体を提出していなかったと認めたという。

 農水省は、鳥インフルエンザの検体は都道府県の家畜防疫員が採取するよう求めている。○○社長は獣医師資格を持っているが、家畜防疫員資格はなかった。


 私は家畜保健衛生所の家畜防疫員をしていたこともある。そこで見てきて与えられた強烈な印象は、農家の強さ、農家への各種助成金の多さ、そしてそれらをかばう農林水産関係の獣医師(行政職員、民間を含めて)の”偏り”だった。自らが経営する養鶏場についての検査を獣医師の資格を持った経営者が行う。通常、養鶏場と家畜保健衛生上はツーカーの中だから、「自分にやらせてくれ。」と経営者である獣医師が主張すれば、”信頼関係”を理由に任せてしまう。そんな馴れ合いの構図は確固とした壊しようのないものとなってしまっている。そんな似非”信頼関係”がなければ、家畜保健衛生所の仕事が進まないという現状にも大いに問題がある。これは、農林水産省下における産業全般に渡る問題であるのが実情。公共事業にまつわる問題の次は、ここではないかと思う。
 BSEが日本で発生した年、プリオンが検出される可能性が高い年老いた乳牛、いわゆる廃用牛が屠畜場で屠殺することを拒まれたり、農林水産関係団体が直々に「廃用牛は肉用として屠畜場に持ち込むな。」とお触れを出したりしていた。乳を出せず、コストばかり食う廃用牛は酪農家に溢れかえり、肉にすればまだ金になったものをかかりつけの獣医師に安楽死してもらって廃棄するしかなかった。
 そんな中、家畜保健衛生所長、他所のお偉いさん、共済のお偉いさん、いずれも獣医師だが、こう言った。
「○○の屠畜場に持って行って一万円握らせれば、やってくれるわ。」
 その屠畜場は私が以前食肉衛生検査員をしていたこともあったところであり、BSE騒動でかつての同僚も、現場の人たちもどれほど心労がかさみ、見えない出口を求めていたことだろうか、容易に想像がついた。その3人の獣医師の言葉を聞いた途端、腸が突沸した。
「何を言ってるんですか!屠畜場だってどんなに大変な思いをしているか!それも考えて下さいよ!」
こんなタヌキ親父たちが一都道府県の農政を仕切っているのかと思ったら、悔しくて腹が立って仕方がなかった。
 その前の年、口蹄疫が日本で発生した時、第一通報者である獣医師の元には嫌がらせの電話が入り、精神的にまいってしまったという。現場の真摯な人間は追い詰められ、上層部は保身しか考えない。茨城の経営者も経営者として必死だったのだろう。…皆必死。それを一部の者だけがつるんで、もたれ合って、守られ、外部の者はますます追い詰められる図式はもう見るに堪えられない。
 農政に関わる議員、行政マン、獣医師でおかしいと思った人間が声を出すしかない。残念ながら多くの場合、そんな声は大きな力にかき消されてしまうのだけれど。
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by fussyvet | 2005-11-12 13:33 | 動物

獣医の卵…

 知り合いの獣医学生が、退学届けを出したらしい。ずっと、イヌ、マウス、ラット、ウシ…実習で動物を犠牲にすることを悩み、それらに代わる方法を模索していた子だったのに、疲れ切ってしまったのだろう。本人から話を聞いていないので、これまでの経過から推察するとそうなのではないかと思う。

 母校の実験動物学講座に入ってくる学生がいなくて困っているという話を聞いた。そこの今の教授は自信家で、「「実験に動物を使いたくない。」という学生は面接で落とす。」とまで言った人である。その場で私は彼に言った。
「あなたは学生の授業料と国民の税金で喰わしてもらっている。もっと考えるべきだ。」
 学生は大学に授業料を払っている。大学教官は国立大学が独立行政法人になったとは言え、まだ税金により賄われている。そんなことも忘れ、傲り高ぶった考え方で講座を運営すれば、この少子化の時代、そして獣医系大学の人気が高く、頭の良い学生が増える中、学生はそんな傲慢なところからは離れていくだろう。謙虚にならねば、己の首をも絞めることになることに気が付くべきだ。
 学生は”良い子”にならず、もっと主張するべきだ。ただし、”だだっこ””やんちゃ”では通用しない。きちんと大人として主張するのだ。そうすれば、学生の意向を全く考えようとしない、傲り高ぶった者は大学からお払い箱となるだろう。
 二人三人と、疲れ切って退学する学生を増やすことは、非建設的であり、獣医の世界のためにならない。
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by fussyvet | 2005-10-11 20:46 | 動物

それは違う

 夫が
「相談もなく、大切なインストラクターをかっさらった。」
「〇○(私のこと)の夢を奪うな。」
などと私の指導教官から学会会場、しかも講義の最中に公衆の面前で言われたらしい。
 それは違う。インストラクターだって?私は雑用奴隷なだけだったし、そこにいたらどんどん夢が消えていった。あらゆる事務局を一気に一人で背負わされ、倉庫で一人物品を探しているうちに精神安定薬をのまねば、自殺していたほどに追い込んだのは、他ならぬあなたなのだ。夢を奪ったのは夫ではなく、夢を利用し絶望に追い込んだのはあなたなのだ。下の者の夢をかきけす者など導き手ではない。神が私を救い、夫と子供、私の居場所を与えて下さったのだ。夫がいなければ、私は今ごろどうなっていたか。そんな夫を非難するなんて、勘違いも甚だしい。

 あなたは「年度終わりで退職してから…。」という私を無理矢理早期退職させて、自分の雑用係にしたかっただけではないか。
 あなたは「きちんと博士課程で…。」という私に「いや、研究生の方が安上がりで早く学位が取れるから…。」と奨学金も身分の保障もない者にし、虐げたかっただけではないのか。
 代替法を学べる海外の大学を教えて欲しいという私に「いや、うちじゃないとダメだ。うちの方がいい。」と訳の分からぬ勧誘をしたのはこういうことだったのか。

 この国に信頼できる獣医の指導者はいない。若者は外へ飛び出して、もっと広い世界のつながりと知識を得るがいいと思う。私の二の舞いにならぬよう。全て下の世代に負わせるわけではない。私もいつか人を潰すようなこんな封建的な狭い世界を出て行く。その時は獣医としてではないかも知れないけれど。
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by fussyvet | 2005-10-11 00:49 | 動物

人間は多かれ少なかれ他の生き物を利用せずには生きていけないが…

この時代に毛皮ですか?

 肉を食べていた時代には畜産動物に犠牲を強いてきた。学生時代は実習で動物を利用し、実験動物や保健所から払い下げられた元ペットを手に掛けてきた。就職してからは、保健所で引き取った犬猫、食肉衛生検査所や家畜保健衛生所で牛、豚、鶏、羊肉の検査をして飯の種としてきた。どんな動物でも殺される時、見た目にとても悲惨である。ベジタリアンが増え、肉食性のペットを飼育する人がいなくなれば、畜産動物の犠牲は減るだろうと思い、肉食を止め、小動物臨床獣医師にもならず、自身で動物を飼うことも止めた。化粧もせず、純植物油脂石鹸を使えば、その分野でも犠牲となる動物は減らすことができる。残るは、医学、医療品開発の過程で犠牲になる実験動物である。医者にかからず、薬も飲まない生活は私にはできない。そこで実験動物の福祉、代替法、苦痛の除去に関わるため紆余曲折を経て、遅ればせながら現在の道を選ぶに至った。

 動物の犠牲がやむを得ない場合、残酷さを決めるのはその動物に及ぼす恐怖や苦痛の程度である。これまでに私が見てきて一番残酷で不必要に酷いと思ったのは、学生時代の外科実習で骨折の整復術に使われた保健所払い下げの子犬たち、屠殺室から逃げ出したために撲殺された豚、通常の方法ではなく首つりにより屠殺された羊である。参考までに私が見てきた動物実験は麻酔をかけられた状態であるため、私の中では一番残酷であるうちには入らない。
 そんな現場から逃げてはいけないと思い直視してきた私だけれども、毛皮を取るために殺される動物の映像は1分と見ていられなかった。地面に叩きつけるような方法では苦痛が長引く。意識があるうちに四肢を切断し、毛皮を剥いでいく。せめて屠畜場で行われているような不動化を含め、迅速に意識を失う方法でなされるべきだ。
 残酷さは苦痛の大きさを指標にすべきである。
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by fussyvet | 2005-10-05 20:10 | 動物

生理的に…

まあ、このおっさん、本当に顔も声も見聞きしたくないほど嫌になってきた。
どうしてこうも人の神経を逆なでできるほど無神経なんだろう?
獣医のタヌキ親父はこんなんばっか。

自費で行く研究生の誰が国際学会にビジネスクラスのフライトで行けるのさ?
あんたが出してくれるんか?

このおっさんは、いびるための下の人間が欲しくて人をだまし込んでいるとしか思えない。
代替法に携わっている後輩達は絶対騙されないよう、ひたすら呼びかけていこう。
どうせ、数年で定年のおっさんである。
研究論文を出してないから、教授にもなれるかどうか。
被害者は一人でも少なく。
その分、他の研究機関に人材がいくようにした方が良い。
ここは人も金も時間も心も無駄にするところである。
絶対に来ては行けない。
前途ある若者は他の先生につきなさい。
動物たちのために…。
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by fussyvet | 2005-08-04 19:16 | 徒然