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子ども救援キャンペーン30年:家路を探して 中央アフリカ・スーダン報告/3

 5歳の子供に起きた経験とその後の決断としては重すぎるし、それしか考えられないし、選択肢もなかった…。彼の人生を誰も非難できない。私たちができることは、とにかく関心を持って、どうしたら紛争が起きるのか、どうしたら防げるのか考えてできることをしていくことくらいだと思うし、それが何よりも大切じゃないかと思います。

子ども救援キャンペーン30年:家路を探して 中央アフリカ・スーダン報告/3
 ◇逃げ遅れた両親、目前で殺され--心凍った16歳元少年兵
 「両親を殺されたんだぞ」。少年は激しい形相で記者をにらみつけた。約20年間に及ぶ南北内戦が終結したアフリカ大陸北東部のスーダン。内戦では多くの子供も少年兵として参加。国連児童基金によると、これまでに約1万2000人の少年兵が武装解除された。だが、今も多くの子供が複数の武装勢力に加わっているとされ、武装解除後も社会に溶け込めず、孤立するケースも多い。

 南部で暮らすトーマス君(16)=仮名。97年のある朝、当時の北部政府軍が村を襲った。銃声で目が覚め、4歳年上の兄と一緒に家の裏に飛び出そうとした。その瞬間、逃げ遅れた両親が目の前で射殺された。5歳の少年にはあまりに残酷な光景だった。

 兄に手を引かれるまま近くの森の中へ逃げた。野生の果物を食べて飢えをしのぎ、約1週間後、兄と一緒に南部の反政府勢力に加わった。復讐(ふくしゅう)したいと思ったし、ほかに選択肢はなかった。

 拠点では、兵士の食事の世話などをしたが、2年後、上官に「君は小さすぎて重い銃は持てない」と言われ除隊。今は小学6年として勉強をしているが、卒業したら南部の軍隊に戻るという。理由を尋ねると、静かに話していた彼が目を見開いて怒った。「お父さんもお母さんも殺されたんだぞ」。それ以上は聞けなかった。どんなに明るい未来がこの国を待っていたとしても、彼の心は冷たく凍り付いたままであることを知ったからだ。

 すぐ隣にいた先生のモグスさん(25)も元少年兵。父親を病気で亡くし、生活のために反政府勢力に加わった。そして今「同じ境遇の子供たちを救いたい」とわずかな給料で先生になっている。「トラウマから、戦争の話題になるとパニックになる子供もいる」。銃を取りたいと話すトーマス君を見ながら「教え子がそうなってほしいわけはない。けれど……」と寂しそうに話した。【スーダン南部で隅俊之】=つづく



 シリーズで1,2もありまし、今後も続くようです。そちらも読んでみて下さいね。


☆ダルフールの惨状が映像でわかります。
2005年7月9日放送NHKスペシャル「アフリカゼロ年 第1回 ジェノサイドを止めるのは誰か」 by ニコニコ動画(要登録)

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国連難民高等弁務官事務所(こちらは資金不足が深刻で、ダルフールが援助縮小の危機にあるそうです(参考))
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by fussyvet | 2008-07-20 15:54 | 世界の話

スーダンのジェノサイドをいまだ助ける中国

 まずはまたミア・ファローのブログの和訳(by fussyvet)です。

July 11, 2008
2008年7月11日

CHINA, Sudan's Enabler and defender
スーダンの協力者かつ擁護者である中国という国

The International Criminal Court is on the verge of issuing an arrest warrant for Sudanese President Omar el-Bashir for crimes against humanity. At this very moment, China is preparing to introduce a United Nations resolution to suspend the jurisdiction of the ICC over Sudan. The Chinese backed resolution proposes stripping the ICC of its power to investigate or prosecute Sudanese authorities for 12 months. Under Article 16 of the Rome statute the UN Security Council has that authority, renewable at 6 month intervals. If the UN Security Council invokes such a suspension they will be held accountable by the people of the world. I think the resolution will be vetoed, hopefully by the US, almost certainly by the UK and France who have been clear supporters on the ICC. It will be an interesting time to see the P5 (US, UK, France, Russia and China) forced to put their cards on the table. Who will they stand for? The perpetrators or the victims?

国際刑事裁判所(ICC)はスーダン大統領オマール・アル・バシルを人道に対する罪により逮捕状を発行しようとしている。そのさなか、中国はICCのスーダンに対する司法権を凍結する国連決議案を提出する手続きを進めている。中国が提出する決議案はスーダン政府当局を捜査・起訴するICCの権限を12ヶ月間はく奪するものである。ローマ規定第16条により国連安全保障理事会にはその権限があり、半年ごとに更新できる。安保理がその凍結を行えば、安保理には世界中の人々に説明する責任が生じるだろう。私は願わくばアメリカ、そしてICC支持であることが明らかなイギリスとフランスによってほぼ確実にその決議案に対して拒否権を発動されると考えている。P5(アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国)が手の内を見せることを迫られるのを目にする興味深い機会となるだろう。どちらの味方なのか?加害者側か被害者か?

This move by Beijing further casts China in the role of Sudan's enabler and defender, and secures their position as the second most culpable nation in the world.

北京によるこの動きは中国をスーダンの協力者かつ擁護者の役につけ、世界で二番目に罪のある地位を確固としたものにする。

*****和訳ここまで

 ICCがついにスーダン大統領をジェノサイドの責任者として逮捕しようと動きましたが、スーダンの石油利権の最大手である中国はスーダンを守ろうとします。いろいろもっともらしい理由をこれまでもつけてきましたが、すべては自分たちの利権を守るためです。ダルフールのジェノサイドで子供たちを殺し傷つけている武器はほとんどが中国製です。恥を知るべきだ。


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by fussyvet | 2008-07-12 10:18 | 世界の話

2008年6月17日国連安保理非公式協議におけるミア・ファローの発言

 ミア・ファローのブログに6月17日付けで掲載された記事の翻訳(by fussyvet)を掲載します。前記事に出てきたスーダンの国連大使に程度の低い罵倒を言わせしめた国連安保理の非公式協議内でのミア・ファローのダルフール紛争についての発言です。私は彼女のこの言葉に全面的に賛成です。


ココから********

My statement to UN Security Council -June 17
I would like to thank the US Mission and Security Council President Ambassador Khalilzad, U.S. Special Envoy Williamson and the members of the Council for inviting me here today and for holding this meeting.

6月17日国連安保理における陳述
最初にハリルザド米国連大使、ウィリアムソン特使および安保理の皆様に対し、私を今日ここへお招きいただいたことと本日の会議を開催してくださったことについて感謝いたします。

I know you have all just returned from the Darfur region, and I have no doubt that you are deeply affected by the suffering you have witnessed. I too, am just back from my ninth trip to the region since 2004.

皆様方全員がダルフール地域から戻られたばかりであることを存じておりますし、またきっと皆様はそこで目撃された苦難にひどく心を痛められていることと思います。私自身2004年から9回目となる同地域への渡航から戻ってきたばかりであります。

If you have been there, you know the devastation and horrors: perhaps, like me, you met a woman whose body was branded with knives after she was raped by 20-30 men. Or the children who are dying of acute malnutrition because there is no protection for humanitarian convoys that could deliver food. Or the mutilated elderly woman whom they tried to burn alive.

そこへ行かれたことがある方であれば、その荒廃と恐怖はお分かりかと思います。多分、私同様、数十人の男から暴行されたあと刃物で体に刻印を付けられた女性にお会いになったでしょう。あるいは、食糧を配給する人道援助団体への保護がないために急性栄養失調により死にゆく子供たちもご覧になったでしょう。あるいは、生きたまま焼き殺されそうになった体の一部を失った高齢の女性をご覧になったでしょう。

Without question you met many victims of utter despair.

疑いもなく真の絶望のふちにある多くの被害者に会われたのです。

I wonder if any of you encountered Halima? Her story is numbingly similar to those of countless women I have spoken to since 2004. She told of the morning when the skies over her village suddenly filled with bombers and attack helicopters, raining bombs upon families as they slept, as they were cooking breakfast, as they prayed. Halima tried to gather her children and run, but militia swarmed the village on camels and horseback, shooting and shouting racial slurs. They tore her infant son from her arms and bayoneted him before her eyes. Three of her five children were killed on that day.

Halimaに会われた方はいらっしゃいますか?彼女の話は私が2004年以降話を聞いた数えきれないほど多くの女性の話と同じで感覚が麻痺するほどです。彼女は自分の村の空が突然爆撃機と攻撃ヘリに埋め尽くされ、眠っていた、あるいは朝食の用意をしていた、あるいは祈りを捧げていた家族の上に爆弾を降らせた朝のことを語ってくれました。Halimaは自分の子供たちを呼び集めて走りましたが、民兵がラクダや馬に乗り、銃を撃ち人種差別的な言葉を叫びながら村へやってきました。まだ乳児だった彼女の息子は抱いていた彼女から無理やりもぎ取られ、彼女の眼前で銃剣で突き刺されました。5人いた彼女の子供のうち3人はその日に殺されました。

She took this hijaab from her neck and insisted that I wear it-for my protection - I who could offer her no protection. She clasped my hands and said, "tell people what is happening here. Tell them we will all be slaughtered. Tell them we need help."
That was 2004. I don't know if Halima is still alive. I do know that at least 2 million men women and children are now completely outside of humanitarian reach.

彼女はこのベールを首から外してお守りとして私が身につけるよう差し出してくれました。その私は彼女を全く守ってあげることができませんでした。彼女は私の手をしっかり握って言いました。「ここで起こっていることをみんなに知らせてください。私たちは皆殺されてしまうと伝えて下さい。助けが必要だと伝えて下さい。」
これは2004年の話です。私はHalimaが今でも生きているかどうか知りません。しかし、少なくとも子供と女性を含めて200万人の人々が今現在完全に人道的援助を受けられない状態にあることはよく知っています。

In 2005, in the World Summit Outcome document, world leaders pledged that the international community, acting through the Security Council "was prepared to take collective action, in a timely and decisive manner" when states, "manifestly fail to protect their populations from genocide, war crimes, ethnic cleansing and crimes against humanity."

2005年の世界首脳会談の結果報告書によれば、世界の指導者たちは米国が“ジェノサイド、戦争犯罪、民族浄化および人道に反する犯罪から住民を守れないことが明らかである”場合、国際社会が安保理を通じて“迅速かつ決然と集団行動を取る準備を行う”と誓約しました。

Those words and your responsibility could hardly be clearer.

これらの言葉と皆さんの責任は明確になっていません。

Yet after more than 5 years, what message have we sent to Darfur's anguished people? Only that they are dispensable. The people of Darfur have been left to watch each other die. And you are watching too.

それでも5年以上たった今、苦しみの中にあるダルフールの人たちに私たちはどんなメッセージを送ったでしょうか?不必要なものばかりです。ダルフールの人々は取り残され、お互いが死んでいくのを見守ってきました。そして、皆さんも見守っています。

History will long remember that the UN Security Council has, for five years, failed in the task you have been charged with - protecting a defenseless population.

国連安保理が5年もの間、課せられた任務、無防備な人々を守ることを果たせなかったことは歴史に長く記憶されるでしょう。

You have already failed the 300,000 or more who have died needlessly in Darfur. You are failing the millions of civilians who are struggling to survive in wretched camps across Darfur, eastern Chad and now CAR. And you are failing this body - the ideals and principles it represents.

皆さんはダルフールで死ぬ必要がなかった30万人あるいはそれ以上の人々を既に死なせてしまいました。ダルフール、チャド東部、そして今や中央アフリカ共和国にまたがる悲惨なキャンプでもがきながら生き続けている何百万もの一般住民をも皆さんは失おうとしています。のみならず、本組織、国連が表明する理想と原則をも失おうとしています。

It is past time that a united Security Council stand up to end this human tragedy.
UN Res 1769, authorizing the deployment of a protection force of 26,000, was passed in July of 2007 but one year later- with only a fraction of that number on the ground- the people of Darfur are still waiting for protection.

国連安保理がこの人類の悲劇を終結させるために立ち上がったのは過去の話です。26,000人の防護軍の配備を許可した国連決議1769は2007年7月に可決されましたが、1年後、ほんの一部が地上部隊として配備されているだけです。ダルフールの人々は今でも援助を待っているのです。

You have allowed the Government of Sudan, perpetrator of atrocities of the worst kind, to dictate which battalions can and cannot enter Darfur; to determine when and whether the Thai and Nepalese troops can deploy, or the Swedes or Norwegians.

あなた方はこの最悪の残虐行為の加担者であるスーダン政府にどの部隊をダルフールに入れるか否かを決めること、すなわちタイ、ネパール、スェーデンおよびノルウェー軍の配備の可否と時期の決定を許しました。

This body referred Darfur to the International Criminal Court, which issued an arrest warrant against Minister Ahmed Harun, responsible for crimes against humanity in the Darfur region. Instead of arresting him, the Sudanese regime made Harun their liaison to oversee the deployment of UNAMID.

本組織はダルフールを国際刑事裁判所に委ね、国際刑事裁判所はダルフール地域の人道的犯罪に責任があるAhmed Harun大臣の逮捕状を発行しました。スーダン政権はHarunを逮捕するどころか、UNAMIDの配備を監督する担当者としました。

As the Prosecutor of the ICC told you last month, Sudan has put the arsonist in charge of deploying the firefighters. Instead of removing the arsonist, you are negotiating with him.

国際刑事裁判所の検察官が先月皆さんにおっしゃったように、スーダンは放火犯に消防隊員の配置を任せたのです。皆さんは放火犯を追い出さず、その放火犯と交渉しているわけです。

I ask you: How long will you continue to allow the government of Sudan to manipulate this body? Did Adolph Hitler get to choose which troops should be deployed to end his genocide?

私はあなた方に問いたい。あとどれくらいの間、スーダン政府に本組織を操らせておくのですか?アドルフ・ヒトラーは彼の行ったジェノサイドを終結させるためにどの軍を配備すべきかの選択を行ったでしょうか?

I tell my children that with knowledge comes responsibility. An inescapable knowledge of Darfur is yours. It is your right and responsibility to stand up to the Khartoum regime and ensure the full and effective deployment UNAMID in Darfur.

私は自分の子供たちに知識には責任が伴うと言っています。皆さんは否定できないダルフールの知識をお持ちです。ハルツーム政権に立ち向かい、ダルフールへの完全かつ効果的なUNAMID配備を保証することは皆さんの権利であり責任であります。

Nothing has changed since Nov 2007 when Jean-Marie Guehenno expressed the fear that, quote, the "force will not have the capability to defend itself, and that carries the risk of humiliation for the Security Council and the United Nations, and tragic failure for the people of Darfur."

Jean-Marie Guehenno氏が、引用しますと、「部隊が自衛能力を有せず、そのため安保理と国連にとって屈辱の危険とダルフールの人々にとって悲劇的な失敗がもたらされる」恐れを表現した2007年11月以来何も変わっていません。

The force was to have been "predominantly African in character". But Khartoum has twisted the intention of the resolution and 'predominantly' has become 'exclusively'. If we must accept that, then I am proposing that militarily capable nations partner with those African battalions in need of training and logistical support. In addition to the United States and those few European countries already committed, a group of volunteer nations might include Argentina, Brazil, Chile, Germany, the Netherlands, Norway, Sweden, Singapore, South Africa, South Korea, Portugal.

部隊は“大部分をアフリカ出身者”で占められるようにされてきました。しかし、ハルツームは決議の意図を捻じ曲げてしまい、“大部分”を“独占的”としてしまいました。それを受け入れなければならないならば、軍事的に可能な国々が訓練と兵站支援を必要としているこれらアフリカ軍と手を組むことを提案します。既に部隊を送っている米国とヨーロッパ諸国に加え、志願国にはアルゼンチン、ブラジル、チリ、ドイツ、オランダ、ノルウェイ、スウェーデン、シンガポール、南アフリカ、韓国、ポルトガルが含まれるでしょう。

Five years of terror and destruction is too long. The future of Darfur's people - and the moral credibility of this body - is in your hands.

5年間もの恐怖と破壊は長すぎます。ダルフールの人々の未来、そして本組織の倫理上の信頼性はあなた方が握っています。

The world is looking to you to finally act on that responsibility.

世界の目は皆さんが最終的にその責任で行動するか見詰めています。

If not now, when? If not the United Nations, who?

今でなければいつでしょうか?国連でなければ、誰がやるのでしょうか?

This is a defining moment for the United Nations Security Council.

これは国連安保理にとって決定的な瞬間なのです。

posted by john at 7:43 PM

********ココまで
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by fussyvet | 2008-06-20 00:05 | 世界の話

我が国日本はダルフール紛争の資金の一大提供国だった

 ダルフール紛争についてまずはミア・ファローのブログからの転載翻訳 (by fussyvet) です。

Beijing's blood-drenched Olympics
Reprinted from The Washington Times
By Nat Hentoff
December 31, 2007

血にまみれた北京オリンピック
The Washington Timesより転載
Nat Hentoff
2007年12月31日

With the Beijing Olympics nearing, China is determined to ensure that unbroken harmony will prevail. The Associated Press, as reported in The Washington Times, reveals that "the Chinese government has created profiles on thousands of foreign journalists coming to report on the Beijing Olympics and is gathering information on thousands more to put into a database. The Politburo extends its pervasive domestic censorship to the world.

北京オリンピックが近付いているが、中国は不協和音がないことを強調することに躍起になっている。AP通信社がWashington Timesにて伝えたとおり、「中国政府は北京オリンピック報道に訪れた外国人記者何千人分ものデータを作成し、さらに何千人分ものデータを加えようと情報収集している。中国共産党は国内中の検閲を世界にまで広げている。」と明らかにした。

This policy statement from "a top official" is in context with China's intelligence services also having been "gathering information on foreign activist groups, aiming to head off protests and other political acts." Four days after the AP report, The Washington Post Foreign Service added that a leading "Chinese security official vowed ... to punish anyone who takes part in a political, religious or ethnic demonstration or protest 'in any form' " during the games.

この“幹部”からの政策声明は本文中、中国諜報機関も「反対運動や他の政治活動を阻止するため、海外の活動グループに関する情報を収集」しているともある。さらにAP通信の報道4日後、Washington Post Foreign Serviceは「中国治安部当局幹部はオリンピック開催期間中に“いかなる形であれ”政治的、宗教的あるいは民族的デモに参加する者は何人であっても処罰すると明言した」と伝えた。

Present at these closely guarded games will be President Bush. If he sees discordant protesters being dragged away, will he say anything to reporters there who have not been on China's equivalent of our "watch lists," and are allowed to attend? But China is also worried, said a senior Olympics official, about "boycott noise" from groups around the world planning such a protest against what many call the "Genocidal Olympics." Right now, however, along with possible boycott of the games by athletes and prominent international figures who would ordinarily attend, is a campaign directed at the corporate sponsors of the Summer Olympics who have invested tens of millions of dollars in the games. They believe their partnership in China's time of glory will reward them with increasing access to China's continually expanding market. For example, General Electric, owner of NBC, has paid $894 million for the rights to broadcast the Genocidal Olympics.

厳重に警戒されたこの大会にブッシュ大統領は参加予定である。もし、大統領は目障りな活動家が連行されているのを目撃したら、我々の「監視リスト」の中国版に名前が掲載されておらず、故に参加を許された記者に現場で何かコメントするのだろうか?しかし、オリンピック大会幹部によれば、多くの人々から「虐殺オリンピック」と呼ばれる大会への反対運動を計画している世界中のグループによる「ボイコット騒動」についても中国は懸念しているという。が現在は、通常ならオリンピックに出席するようなアスリートと世界的に有名な人物によるボイコットの可能性と相まって、運動は北京オリンピックに数千万ドルも投資した企業スポンサーに矛先が向けられている。これらの企業は中国にとっての栄光の時にパートナーシップを結んでおくことが同国の拡大する市場へのアクセスも増加し、有利になるともくろんでいる。例えば、NBCのオーナーであるゼネラルエレクトリック社は8億9400万ドルをこの虐殺オリンピックの放映権獲得のために支払った。

A New York-based human-rights organization — the nonprofit Dream for Darfur — has been in contact with 19 major corporate sponsors of the Summer Olympics to persuade them to put life-saving pressure on China's leaders to engage in a final effort to end the genocide in Darfur. No country in the world is more vital to the economy of Sudan, the perpetrator of these mass murders and rapes, than China.

ニューヨークに本部を置くNPO人権団体Dream for Darfurはダルフールにおける虐殺を終結させるため最後の努力をするよう中国の指導者に圧力をかけるべく、北京オリンピックの主要企業スポンサー19社と接触してきた。世界中で中国ほどこの大量殺人と強姦の犯罪者であるスーダンの経済にとって重要な国はない。

Sudan's president, Lt. Gen. Omar Bashir, is smugly confident that he has prevented the combined United Nations and African Union peacekeeping force from entering Sudan. Only the prospect of losing China's huge annual purchase of Sudan's oil as well as its other large-scale investments in the country will get Gen. Bashir to disarm his savage Janjaweed militia and his uniformed soldiers while also grounding his attack helicopters, which keep bombing the black Muslim survivors in Darfur.

スーダン大統領オマル・バシール中将は国連とアフリカ連合による平和維持軍がスーダンに入国することを阻止したと自己満足している。中国によるスーダンの石油の莫大な年間購入と他の巨大な金額の投資を失うかもしれないという懸念だけがダルフールのアフリカ系イスラム教徒の生存者を空爆し続けている攻撃用ヘリコプターの離陸を阻み、バシール中将にその残虐なジャンジャウィード民兵と制服を着た兵士の武装解除を行わせしめる。

Accordingly, Dream for Darfur has asked 19 of China's profit-hungry partners in the summer games to sign a pledge that conditions their continued support for what China calls its "One Dream, One World" Olympics on their telling China to convince Gen. Bashir to stop blocking the U.N. and African Union mission from rescuing the remaining black African Muslims in Darfur. Among the corporations contacted are Coca-Cola, Panasonic, Volkswagen, Anheuser-Busch (Budweiser), the Adidas Group, McDonalds, Staples, Eastman Kodak and Microsoft.

それゆえに、Dream for Darfurは利益に餓えた中国五輪のスポンサー19社に対して、バシール中将に国連アフリカ連合によるダルフールのアフリカ系イスラム教徒の生存者救出の妨害工作を止めさせる説得を行うよう中国に勧告することを、中国が「一つの夢、一つの世界」と呼ぶオリンピックのサポート継続の必要条件とする誓約書にサインするよう依頼してきた。接触を受けた企業とはコカ・コーラ、パナソニック、フォルクスワーゲン、Anheuser-Busch(バドワイザー)、アディダスグループ、マクドナルド、Staples、コダックおよびマイクロソフトである。

So far, however, Dream for Darfur reports, not one of those corporations has been "willing to acknowledge publicly that ... the ongoing genocide in Darfur is morally unacceptable" for the host of "One World, One Dream." What, then, can be done to shame these investors in the Olympics to undermine China's utterly crucial support of Sudan, the country continuing to conduct the first genocide of the 21st century?

しかし、Dream for Darfurによればこれまで「一つの世界、一つの夢」のホストに気遣い、「現在ダルフールにおけるジェノサイドは倫理的に許容できないと公然と進んで認め」た企業は一社もない。では、21世紀最初のジェノサイドを行っているスーダンという国を支える中国の全く残酷な支持を弱めるために、これらのオリンピックスポンサーに恥を知らせるには何ができるだろう?

If the sponsors continue their silence, they are going to be internationally targeted, as Dream for Darfur also "is working with other advocacy organizations on organizing protest events at sponsors' headquarters, and a mass consumer write-in campaign, as well as contacting the investment community." Among those working with Dream for Darfur in this campaign are the many groups involved in the Save Darfur coalition, and STAND, a student anti-genocide coalition with more than 700 chapters at schools around the globe.

スポンサー企業が沈黙を守れば、国際的なターゲットとなる。Dream for Darfurは他の運動団体と協力してスポンサー企業の本社で反対運動を展開し、消費者からの膨大な署名運動を行うと同時に投資界に働きかけているためである。Dream for Darfurと共に活動している団体にはSave Darfur coalitionや世界中の学校に700以上の支部を有する学生のジェノサイド反対同盟であるSTANDがある。

Actress Mia Farrow, who first unfurled the accusation "Genocide Olympics" and is part of Dream for Darfur, says: "We are appealing to the public ... to put more pressure on these companies (and for) the press do its job ... Business is not as usual when we talk about mass atrocities." So, now everyone who buys the products or services of the corporations can personally help end these atrocities. How many of you care enough about these black African Muslims to stop the further rapes of their women and children and the slaughter of whole families?

「ジェノサイドオリンピック」という告発を最初に行いDream for Darfurの一員である女優ミア・ファローは、
「私たちは皆さんに働きかけています。これらの企業にもっと圧力をかけ、マスコミはその仕事を全うするように…。話が大虐殺になれば、ビジネスは通常のものとはなりません。」
と語る。つまり、今、これらの企業の製品やサービスを購入する者は皆一人一人がこれらの残虐行為を終結させる力となりうるのである。これを読む人のうちどれだけの人がアフリカ系イスラム教徒の女性や子供に対するレイプや家族に対する虐殺を止めさせるため配慮してくれるだろうか?


-----転載ここまで


 このブログでも書いてきましたが、ダルフール地区のアフリカ系イスラム教徒にたいする虐殺を行っている現スーダン政府に資金を提供しているのは現地の中国国営石油企業であり、武器を提供しているのは中国です。このため、北京オリンピックも中国への圧力のネタになっており、五輪スポンサーに対しても人道援助団体から圧力がかかっています。
 ところで、2006年、スーダンからの石油の最大輸入国は日本だったそうです。

http://darfur-news.seesaa.net/article/78441048.html
http://darfur-news.seesaa.net/article/78230614.html

つまり、ジェノサイドの資金を提供していることになります。我が国日本は、ダルフール紛争について、中国と同じくらい非難されてしかるべきかも知れません。国内の報道はこのことをもっと報道すべきだし、海外からの非難を国は覚悟しなくてはいけないでしょう。国内報道の少なさは経済界からの圧力ではないかとも必然的に疑ってしまいます。これを知った小市民としてできることは、省エネに努めることと企業や議員に意見を送ることくらいでしょうか。


☆ダルフールの惨状が映像でわかります。
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Special thanks to ダルフール・ニュース
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by fussyvet | 2008-01-16 22:50 | 世界の話

私自身もダルフールのジェノサイドに資金援助者だった

 三井住友銀行。私がさまざまな支払等に利用している銀行です。この銀行の名前を思わぬところに見つけてしまいました。PetroChina社の主要株主の一覧です。現在、上から12番目に載っています。PetroChinaというのは中国がスーダンで経営する石油企業であり、ダルフールにてジャンジャウィードを使って一般住人を虐殺しているスーダン政府に資金を調達していると国際的に非難されている企業です。その企業を支え、間接的にジェノサイドの資金を支えている企業の一つが三井住友銀行です。そして、その三井住友銀行を使っている私の預金もダルフールの人たちを苦しめていたことになります。
 私は全く知りませんでした。自分が心を痛め、その解決のために少しでも力になるようあらゆる機関、企業に働きかけている大虐殺に自分が知らないうちに思いがけず資金を提供していたことになります。私はこの三井住友銀行の預金を引き上げ、償いとして代わりに国境なき医師団などダルフールの人たちのために活動しているNGOなどに投資すべきほどの罪を感じています。
 なぜか、三井住友銀行のホームページにはメールアドレスがありません。PetroChinaに投資している他の企業には下記ミア・ファローのブログに出ているInvestors Against Genocideがネット上で意見を送るよう活動しているのですが、三井住友銀行には郵送でないと意見を送ることができません。それでも送っていただける方は、参考までに和訳等掲載しておきますのでよろしくお願いします。


http://investorsagainstgenocide.googlepages.com/sumitomo より*****

Take action and object to Sumitomo Mitsui investing in companies that fund the genocide in Darfur

ダルフールでのジェノサイドの資金源となっている企業に投資している三井住友銀行に異議を唱える行動を起こしてください。

* Contact Sumitomo Mitsui at:
Sumitomo Mitsui Financial Group
Investor Relations Department
1-2, Yurakucho 1-chome, Chiyoda-ku, Tokyo
100-0006, Japan

  〒100-0006
  東京都千代田区有楽町1丁目1-2
  株式会社 三井住友ファイナンシャルグループ企画部IR室 御中
  TEL:03-5512-3411(代表)

* Sample text to consider:
   参考文

I am very troubled that the firm I have chosen to manage my savings invests in companies funding the genocide in Darfur, Sudan. Years after the genocide was publicly acknowledged, I learn that I am unknowingly and inadvertently connected to the genocide by investing with your firm. I am deeply disappointed to have trusted your firm and been put in this compromising position.
I want my savings and investment firm to be genocide-free. I do not want to invest in companies that substantially contribute to genocide, patterns of extraordinary and egregious violations of human rights, or crimes against humanity. Without a commitment regarding future investments I will remain at risk of funding genocide in the future. It is important to me that I avoid being connected in any way to the worst violations of human rights on the planet.
Please immediately divest your current holdings in PetroChina, Sinopec, ONGC, and/or Petronas since these are the worst offenders in the current Darfur genocide. Looking forward, please adopt an ethical policy that will avoid such investments in the future. If you fail to quickly take these steps, I will move my savings elsewhere.

 私は自分の貯金を管理するために選んだ会社がスーダンのダルフールにおける大虐殺に資金援助している企業に融資していることにとても心を痛めています。大虐殺が広く知られるようになって何年か経ちますが、御社からの融資を通じて自分自身が知らないうちに不本意にも大虐殺と関係していることを知りました。私は御社を信用してこのような恥ずべき状況に置かれていることを心から残念に思います。
 私は自分の預金と投資会社に大虐殺に関わらないものとなって欲しいのです。大虐殺、甚大でとんでもない人権侵害や非人道的犯罪に実質的に加担している企業に投資したくありません。私は今後の投資について保証がなければ、大虐殺に資金援助し続ける危険が残ります。私にとっては地球上で最悪の人権侵害にいかなる形でも関わらないということが大切なのです。
 御社が現在有するPetroChina、Sinopec、ONGCおよびPetronas社の株を迅速に処分して下さいますようお願い申し上げます。これらは現在ダルフールの大虐殺において最も罪の重い企業であるからです。将来的に見て、今後そのような投資を避ける倫理方針を採用して下さいますようお願い申し上げます。

Sumitomo Mitsui's holdings

* Sumitomo Mitsui's worldwide holdings of PetroChina were worth $197 million, estimated based on information accessed by the Sudan Divestment Task Force through Bloomberg LP and market-valued as of August 1, 2007.

三井住友の保有株
* Sudan Divestment Task ForceがBloomberg LPを通じて入手した情報によれば、三井住友の世界的なPetroChina保有株は2007年8月1日の市場価格で1,970億ドル相当であると見られる。

****************


 以下に参考までにミア・ファローのブログも付け足しておきます。

11/13/2007 New York City, USA

Here’s the major news from Investors Against Genocide since their September email:

9月のメール以降、Investors Against Genocide(大虐殺に反対する投資家たち)から寄せられた大きなニュースがある。

Warren Buffett’s Berkshire Hathaway has completely divested its massive holding in PetroChina. Berkshire sold 2.3 billion shares of the worst of the companies funding the genocide in Darfur. Buffett denies his actions had anything to do with public pressure or genocide, but his complete divestment of PetroChina cuts the connection between Berkshire Hathaway and the genocide in Darfur. The sell-off by one of the world’s most respected investors is also a clear demonstration that ethical responsibility and fiduciary responsibility are not mutually exclusive. Since Berkshire no longer holds Petrochina, we have dropped it from our list of problem investment companies.

ウォーレン・バフェット氏が会長を務めるバークシャー・ハサウェイ社が所有していた大量のPetroChina株を全て処分した。バークシャー社はダルフールの大虐殺(以降、ジェノサイド)に資金提供している企業の中でも最悪の23億株を売却したのだ。バフェット氏は自身の行動が世論の圧力やジェノサイドとは関係ないとしているが、同氏がPetroChina株を完全に処分したことによりBerkshire Hathaway社とダルフールのジェノサイドとの関係を絶つ。世界で最も尊敬される投資家の一人による株の売却は道義上の責任と受託者責任が相互排他的ではないということを明確に示すものでもある。Berkshire社はもはやPetroChinaを所有していないため、問題のある投資会社の一覧から除外した。

(中略:UBS社が問題のある投資会社一覧に加わったこと。)

The Congressional Human Rights Caucus has scheduled a hearing on genocide-free investing for December 11, 2007. The hearing will shed light on the problem of so many ordinary investors being inadvertently connected to the genocide in Darfur by virtue of the large investments financial institutions make in companies like PetroChina. We will keep you posted as more information becomes available.

Congressional Human Rights Caucus(アメリカ議会の人権幹部会)はジェノサイドフリーの投資についてのヒアリングを2007年12月11日に行うこととした。このヒアリングにより、金融機関がPetroChinaなどのような企業に行う巨大投資のためにいかに多くの一般投資家が不本意にもダルフールのジェノサイドと関係を持っているかという問題が明らかになると思われる。今後、更なる情報が入り次第掲載していく予定である。

(中略:Franklin Templeton社がPetroChina社の最大投資会社であること。)

Here’s what you can do to help:

ここにあなたができることを掲載しておきます。

Submit a shareholder resolution. Our shareholder resolution drive is gaining traction. We’ve submitted nearly 75 resolutions to 61 mutual funds across multiple companies. To put this in context, according to a recent article in IR magazine, there were a total of 322 environmental and social resolutions submitted to all companies for all of 2006. We’re enthused by our progress but want to do much more. We need your help. If you own shares in any of our targeted problem investment firms, please review the information on our shareholder proposal program and contact us for further information on how you can help.

株主決議を投稿して下さい。私たちの株主決議の意欲が増していきます。(中略:投資信託会社に対する意見投稿等について。)

The Investors Against Genocide Team

^^ Imagine if every parent in America refused to buy or invest in products that are made by countries whose governments support genocide: example, China; what a difference this would make for the families of Darfur, like the terrified and sick people I met in Chad (above)

アメリカの親が全てジェノサイドを支援している国、例えば中国による製品の購入や投資を拒んだら、私がチャドで出会った恐怖に怯えて病んだ人々のようなダルフールの家族たちになんという変化をもたらすだろうかと想像して下さい。
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by fussyvet | 2007-11-18 13:43 | 世界の話

電力とダルフール紛争

 9月30日以来、日本にもスーダンと取り引きをしている企業がある旨のニュースをいくつか投稿しましたが、九州電力は紛争の資金化を避けるためスーダンの石油を避けることにしたということです。

http://darfur-news.seesaa.net/article/65651580.html

 続いて、関西電力もだそうです。

http://darfur-news.seesaa.net/article/66233047.html

 東京電力が地震被害のためにストップした原子力発電所の代わりに火力発電量を上げるため、今冬のエネルギーの供給増を新日本石油に依頼し、その結果、新日本石油はスーダンとの取り引きを増すことにしたのですが、九州・関西電力がした決断が良い影響を与えることを祈ります。

 京都大学でダルフールに関する講義が行われるようです。関西方面の方は是非。

http://darfur-news.seesaa.net/article/66283569.html


 ちょっと切羽詰っていて、人様のリンクばかりですいません。
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by fussyvet | 2007-11-13 23:12 | 世界の話

止まらないカオス

 9月30日、ダルフールで平和維持活動をしているアフリカ連合軍の基地が攻撃され、10人が死亡、数十人が行方不明になりました。犯人についてはいろいろ言われていますが、まだ確定していない模様です。攻撃を受けたアフリカ連合軍の基地は壊滅的打撃を受け、いわば”手薄”な状態になっていました。そして、10月3日水曜日からスーダン政府軍とジャンジャウィードがその周辺の村落に攻撃を行い焼き尽くし、少なくとも100人が死亡、数千人が非難したというニュースが流れました。政府軍と反政府軍の和平協議は政府軍と民兵の攻撃、そして今回のアフリカ連合軍への攻撃などその開催を脅かす要素ばかりがどんどん揃っていきます。
 国連平和維持軍の派遣が決まりましたが、配置時期は来年の春までということだけで定かではありません。とにかく現地のカオスを止め、武器を持たない住民への攻撃を監視するためには一刻も早い平和維持軍の派遣が必要かと思われます。国連日本政府代表部への嘆願書送信にご協力お願いします。

 次のE-メール・アドレスあてのメールに次のフォーマットの内容をペースト・記入(氏名など)して送信して下さい。
Eメール: mission@un-japan.org

件名:ダルフール紛争について
-----------------------------------------------------------------
国際連合日本政府代表部 御中

氏名:
国:
言語:
E-メール:

署名請願書

 2005年9月世界の指導者たちは「保護の責任」への歴史的コミットメントをしました。指導者たちは、政府が自国の市民を保護する第一義的な責任を果たす意思がないか、果たすことができないなら、国連の下その市民を保護し、行動すると誓約しました。
 しかしこの歴史的コミットメントは無視されてきました。4年間以上ダルフールの人々は大量殺人、レイプ、強制的避難を強いられてききました。
 国連は最近平和維持軍の承認を採択しました。しかし現地では9月30日にアフリカ連合軍の基地が破壊され、10人が死亡、数十人が行方不明になったと言われています。さらにはそれを良いことに10月3日よりその周辺村落に対する政府軍とジャンジャウィードによる攻撃が行われ、死亡者100人以上、避難者数千人とのニュースも聞きました。何も変わっていません。国連の平和維持軍は来年春までに派遣されるとのことですが、春まで待てません。

 どうか、以下のことについてお力を注いでいただきますよう、切にお願い申し上げます。

・スーダン政府、武装集団、ジャンジャウィード民兵が市民や人道援助隊員への攻撃を停止することを要求すること。
・最近承認されたアフリカ連合-国連合同平和維持軍が一刻も早く完全に展開されることを確実にすること。

 ご多忙中、読んでいただきありがとうございました。
-----------------------------------------------------------嘆願書ここまで


 以下に参考までにミア・ファローのブログも付け足しておきます。

2007年9月28日ニューヨーク

Last week Oxfam told Reuters that it is "operating at the limits of what it can toterate as an organization." A September 27th AP dispatch from Nyala found "humanitarian groups are facing a new escalation of violence in Darfur."

 Oxfamが先週ロイターに語ったところによると、
「我々は団体として許容できるギリギリのところで活動を続けている。」
という。9月27日付けのNyalaからのAP速報によれば、
「ダルフールの人道援助団体は新たな暴力の段階的拡大に面している。」

One of the largest aid groups working in Darfur, New York based World Vision, which is feeding 500,000 people said they are cutting their team by two thirds. Several organizations have pulled out, including the Norwegian Refugee Council, Medicins du Monde and Save the Children UK.

ダルフールで50万人に食料を調達しているWorld Vision(本部ミューヨーク)は活動班を3分の2削減する予定であると語った。Norwegian Refugee Council(ノルウェー難民評議会)、国境なき医師団およびセーブ・ザ・チルドレンUKなどいくつかの団体は既に撤退してしまった。

Attacks on humanitarian workers rose 150 percent from June 2006 to June 2007.

2006年6月から2007年6月までに人道援助活動家への攻撃は1.5倍に増加した。

That having been said, this unusually candid statement by Deputy Secretary of State John Negroponte is deeply dispiriting. Tell the 2.5 million people languishing in the camps that no one is coming to protect them for at half a year -- probably longer. Tell the woman who is being raped today to be patient, tell the mother whose children are starving to wait until "sometime by the spring of next year". After we make it clear to the suffering people of Darfur that no one will come to protect them any time soon, we can hang our heads in shame.

これまでずっと言われてきたことだが、ジョン・ネグロポンテ米国務副長官によるこのいつになく率直な見解は本当に意気消沈させるものであった。難民キャンプで悲惨な生活を送っている250万人の人たちに、半年、いやそれ以上の間、誰も救援に来ないと言ってみて欲しい。今日、強姦され患者となった女性や子供が飢餓で苦しんでいる母親に「来年の春まで待ってください。」と言ってみて欲しい。ダルフールで苦しむ人々に誰も今すぐには救援に来ないということを明確にした後、私たちは恥ずかしさで顔を伏せるしかない。

If the UN could die of shame, it would be dead more than a million times over.

国連が恥ずかしさのあまり死ぬのであれば、何百万回も死んでいることだろう。

Negroponte's remarks to the press at UN:

"It's important now that that force actually be deployed as
expeditiously as possible. That is really the key next step, and we
are hopeful that it can be deployed -sometime by the spring of next
year- because it's an absolutely crucial ingredient of establishing the
kind of stability that is going to permit the implementation of the
other aspects of the Darfur peace agreement."

-- John Negroponte, U.N. Security Council, New York City: Friday, September 21, 2007

ネグロポンテ氏の国連でのプレスに対するコメントは以下のとおりである。

「今は平和維持軍が確実にできるだけ迅速に配置されることが重要である。それが重要な次段階であり、来年の春までには配置されると期待している。なぜなら、ダルフールの和平合意の他の側面を履行させる安定の確立には絶対的に重要な要素であるからだ。」
     2007年9月21日ニューヨーク市の国連安保理にて
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by fussyvet | 2007-10-11 10:16 | 世界の話

新日本石油への問い合わせ

 今週の月曜日(2007年10月1日)に個人的に先述記事でスーダンとの石油の取り引きを行っていることが明らかになった新日本石油に以下のような問い合わせをしてみました。


問い合わせ内容 ココから***

 初めて問い合わせさせていただきます。
 今年8月31日金曜日付けSudan Tribune誌を読みました。御社の常務取締役 執行役員 需給本部長兼小売販売本部長であられる中村 雅仁氏が8月30日に今冬、ナイルブレンドを追加供給するようスーダン側と交渉しているとのことですが、失礼ながら御社はスーダンにおけるダルフール紛争についてご存知でしょうか?現独裁政権が盗賊まがいのアラブ系遊牧民を含むジャンジャウィード民兵と連携し、罪のないアフリカ系住民を虐殺しています。現在は反政府軍やアフリカ軍も絡みほとんど泥沼化していますが、スーダン政府が罪のない市民の虐殺に加担したことは明らかで海外ではジェノサイドであるともされている紛争です。御社はそのスーダン政府とビジネスを行っているとのことですが、柏崎刈羽原発の停止により首都圏の電力不足が危ぶまれている現状も理解しますが、他に交渉する国はないのでしょうか?因みに御社は現在ニュースで話題になっているミャンマーとの取り引きに関して「世辞情勢とエネルギービジネスは別々の問題とみなしている」とおっしゃっているようですが、スーダンについても同様の見解をお持ちであると解釈してよろしいでしょうか?スーダンの石油の最大の取引先である中国の石油会社がダルフール紛争に抗議するディスインベストメント運動に遭っていることをご存知でしょうか?日本ではダルフール紛争に関心を寄せる消費者がいないとお思いでしょうか?
 ダルフール紛争では幼児が母親から取り上げられて炎の中に投じられる、銃剣で刺殺される、更には首を切り落とされる、女性は攻撃目的で強姦され、男性は生きたまま去勢され、あるいは目をえぐられ、そんな想像を絶する虐殺が行われているのをご存じの上でスーダンとビジネスを行われるのですか?御社は、その資金により政府軍が購入した武器と兵力で罪のない幼児までもが殺されることに目をつぶれる会社なのですか?
 御社の会長は経団連の副会長でもあられるが、利益になることについては政治情勢を利用するが、不利益なことについては「政治情勢とビジネスは別」と二枚舌を使われるのでしょうか?
 是非、ミャンマー、そしてスーダンとの取り引きについても熟考し、リーダーである企業として真の企業倫理とは何かを示して下さることに期待します。そうでなければ、御社についても中国国営企業に対する海外の”負の投資運動”が他人事ではないことを理解された方が良いと思います。

ココまで***


 かなり辛辣な文章になりましたが、3日後に以下のような返信がきました。


返信内容 ココから****

 ○○ ○○様、
平素よりENEOSホームページを閲覧いただきまして誠にありがとうございます。
お問い合わせにつきまして下記の通り回答させていただきます。
 
 現在のスーダンの悲惨な人道状況につきましては、大変憂慮すべき状態にある
ものと認識しており、深く懸念するものであります。
 スーダン原油と同品質の原油の供給量は全世界でも限定的であり、代替品の
確保は容易ではありません。弊社は、わが国のエネルギー安定供給に配慮しつつ、
当該原油の購入量削減に向け、まさに検討しているところでございます。何卒ご了
解くださいますようお願い申し上げます。

今後ともENEOSホームページをご愛顧いただきますようよろしくお願いします。
                         
*******************************************
新日本石油株式会社 お客様相談室
              ○○ ○○
〒105-8412 東京都港区西新橋一丁目3番12号
TEL:0120-56-8704(コールエネオス)
*******************************************

ココまで***


 ある程度予想された内容の返事でしたが、無視しようと思えば無視することも可能だったでしょうにきちんと返事をもらったことを肯定的に受け止めています。また、返信までに3日間かかったということは担当者どまりではなく、上司にも内容について相談がいったかも知れません。このような消費者や投資家の声が多く聞かれるようになったのなら、当該企業としてもいろいろと考慮してくれるかも知れないと期待しています。

 私が意見を送ったのは、「お問い合わせ」ページ「株主・投資家情報について」の送信フォームからですが、同上「お問い合わせ」ページの最下部にある「その他」でもいいかも知れません。送ってみようと思われる方は意見を送ってみて下さい。上の駄文を参照していただくのは光栄ですが、できればご自身の言葉にアレンジしていただいた方が事務的でなく効果的であると思います。また、丁寧な言葉でないと誠意も伝わらないと思いますし、誹謗中傷は逆効果であると思いますことを付加させていただきます。

 またSudan Disinvestmentという組織がかかげるスーダン政府と取り引きのある企業のランキングがあるのですが、これによれば、Sudan Tribuneで明らかになった新日本石油が分類されているカテゴリーよりも悪い分類(一番悪い分類)に三井造船の名前が挙がっています。また、新日本石油と同じカテゴリーに他の会社名も見られます。三井造船がどのような形で関わっているのかまだ分からないのですが、とりあえず国内では新日本石油だけではなかったということだけ付け加えさせて下さい。

 個人的には地震で原発が停止し、電力需要に追いつかせなくてはいけないという会社の立場も理解できます。また、現在のダルフールの状況はスーダン政府や中国に対する圧力だけではなく、国連の介入による停戦監視や和平協議が最重要であるように思えます(機会があれば後日ニュースで流したいと思っています)。ジャンジャウィードをバックアップし、空爆を続けるスーダン政府への資金流入を止めるだけでは全面的解決にはつながらないのですが、少なくとも罪のない住民を殺すための武器を政府が禁輸措置を破って買い続けるのを阻止するのには有効であると思われます。
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by fussyvet | 2007-10-06 21:21 | こうして社会は回ってる

スーダン、ミャンマー、そして日本の石油会社と電力事情

 まずはSudan Tribuneからの転載・和訳(by fussyvet)です。

Nippon Oil asks Sudan for additional Nile Blend for Dec-Jan
Friday 31 August 2007 04:30.

日本石油、スーダンに12月-1月ナイルブレンドの追加を依頼
2007年8月31日金曜日4時30分

August 30, 2007 (TOKYO) — Japan’s largest refiner, Nippon Oil, is holding talks with Sudan to see if it can get additional supplies of Sudanese Nile Blend to meet an anticipated increase in demand from Tokyo Electric Power Co (Tepco) for the winter season, Masahito Nakamura, senior vice president for Nippon Oil, said Wednesday.

2007年8月30日(東京)-日本の石油会社の最大大手新日本石油は予想されている東京電力からの冬季需要増加に対応するためスーダンのナイルブレンドの追加供給見込みをスーダンと折衝していると水曜日、同社常務取締役 中村 雅仁氏が語った。

"We have begun talks with local utilities to see how much additional fuel they would need for the winter demand season," Nakamura told Platts on the sidelines of a press conference in Tokyo. "We are also talking with Sudan to see how much additional barrels of Nile Blend we can get over December-January."

「私どもは冬季需要期に必要な追加量を査定するため各公共施設との会議を開始しました。」
中村氏は東京での記者会見の際にPlatts(この記事の記者)に語った。
「12月から1月まで追加可能なナイルブレンドの量を査定するため、スーダンとも折衝中です。」

The company currently imports around 70,000-80,000 b/d of the Sudanese crude.

同社は現在スーダンから原油約7万~8万 b/d を輸入している。

Nippon Oil’s approach comes on expectations that Tepco’s fuel procurement will spike, as the utility was forced to shut its largest nuclear power plant July 16 following a major earthquake.

日石の申し入れによれば、東京電力が大地震発生により7月16日に最大の原子力発電所を閉鎖せざるを得なかったことにより、東京電力からの燃料買い上げは急増すると見込まれるという。

Tepco’s nuclear power generation capacity has more than halved, falling to 6.44 GW from just seven units, compared with a normal nuclear generation capacity of 17.31 GW from 17 units across Japan, after it shut the earthquake-damaged 8.21 GW Kashiwazaki-Kariwa nuclear power plant in northwestern Japan.

東京電力は日本北西部にある8.21ギガワットの柏崎刈羽原子力発電所を地震被害により閉鎖して以来、通常日本国内の17基から17.31ギガワットあったの原子力発電能が半分以下に落ち込み、たった7基による6.44ギガワットしかないという。

The drop in its nuclear power generation has forced Tepco, Japan’s biggest utility, to boost its thermal power generation, using feedstocks such as direct-burning crudes, low sulfur waxy residue, low sulfur fuel oil, LNG and coal.

原子力発電の減少により東京電力の最大施設は直接燃焼原油、低硫黄残渣油、低硫黄燃料油、LNGおよび石炭などの原料を利用する火力発電の増加を余儀なくされた。

Japan’s winter power demand season typically lasts from December through March.

日本の冬季電力需要期は通常12月から3月いっぱい続く。

(Platts)


 日本の電力事情はダルフール紛争に関係なく石油を要求します。他によりどころがなかったのかも知れません。しかし、以下のミャンマーとの関係についての当該石油会社のコメントを読むと、会社、ひいては日本という国の体質であり、ダルフール紛争に関して中国ばかり責めていられないのかも知れないと思わされます。以下の記事ではアメリカ、フランス、中国と並んで日本、韓国、マレーシア、インドなども非難されています。

元記事
Global firms provide lifeline to Myanmar's junta
上記の一部和訳
2007/9/30国内 ミャンマー第二ダルフール説

 新日本石油など大手であれば、当然政府要人とも関係があるでしょう。因みに新日本石油の現会長は経団連の副会長の一人です。アメリカでは、スーダンにオイル利権を持つ中国の会社に投資している企業や個人に対し、投資を止めるよう求める運動が功を奏してきているというニュースもあります。一個人としてできることは、日常生活でも省エネにつつ国内の石油会社に対して上記にあるように「政治情勢とエネルギー・ビジネスを別々の問題とみなす」などと言わず、紛争により虐殺など生じている国との関係を再考して下さるよう請願することでしょうか。

☆ダルフールの惨状が映像でわかります。
2005年7月9日放送NHKスペシャル「アフリカゼロ年 第1回 ジェノサイドを止めるのは誰か」 by ニコニコ動画(要登録)

☆ダルフール紛争で惨殺されている子供たちを救うための各種署名にご協力下さい。
Globe for Darfur
国連日本代表部への嘆願書送信について

☆駐日スーダン大使館へダルフール紛争解決に向けた要望を送る1クリックアクションにご協力下さい。
アムネスティ

☆ダルフール紛争に関する募金サイト
国連難民高等弁務官事務所(こちらは資金不足が深刻で、ダルフールが援助縮小の危機にあるそうです(参考))
日本ユニセフ
国境なき医師団
オックスファム・ジャパンのスーダン緊急支援

Special thanks to ダルフール・ニュース
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by fussyvet | 2007-09-30 22:15 | こうして社会は回ってる

国連難民高等弁務官事務所が資金難である件について

 先日の記事でもチラッと触れましたが、ダルフール地域において難民救済活動をしている国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)深刻な資金難に陥っています。 このままだと活動の縮小も考えなくてはいけなくなるとのことです。もし、そうなれば、これまで助かっていた人も助からなくなるかも知れません。よろしければ日本UNHCRを通じてご寄付をしていただけると幸いです。

 また、先日の記事にもしました2005年7月9日放映のNHKスペシャル「アフリカゼロ年 第1回 ジェノサイドを止めるのは誰か」がニコニコ動画(要登録)で見られるようです。お時間あらば(合計45分程度だったと思います)是非ご覧下さい。
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by fussyvet | 2007-09-26 15:35 | 世界の話