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人間として

私は獣医師として実験を行っているのではない。
今は研究者として行っている。
人間としては一切の動物実験をしなくて済む世界になって欲しい。

「人間として」好きなことだけ言って行動だけして生きていけるなら、こんな幸せなことはないだろうと思う。
しかし、一生をそれだけで終えられる人はいないだろう。
その仕事の人たちに「声だけ届ける」人たちは、そのことをどれだけ理解しているのだろうか?
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by fussyvet | 2004-11-13 08:11 | 動物

ベルマーク運動

 子供の頃、ベルマーク運動というものを知った。
 ベルマークというマークが付いている商品のパッケージのその部分を切り取って集めて送れば、何かいいことをすることになるらしいと子供の私は思った。
 正義感の強かった私はベルマークを集め始めた。注意してみるといろいろな物にベルマークは付いている。家族にも集めるように頼んだ。私は集めることに夢中になり、捕らわれた。
 妹が、ベルマークが付いているにも拘わらず捨ててしまったものをゴミ箱の中に見付けた。私は妹に対して激しく怒った。
「付いているのにどうして捨ててしまうんだ!」
 すると、母が怒った。
「そんな、家族の仲が悪くなってしまうのなら、集めるの止めてしまいなさい!」
 私は「はっ。」とした。

 母の言うとおりだ。世の中の不幸な人のためにと始めたことだったけれども、自分の周囲の人間を傷付けていては元も子もない。私はいつの間にか自分の「善」を守ることにだけ夢中になって本質的なことを忘れていた。人のための善行がいつの間にか自分の主義・主張・行動を守るための善行になっていた。そして、それが他の人間を傷付けるものになってしまったことを母は怒ったのだ。
 一部の社会運動は、同じようなことになっていはしないか?

 今でも忘れない。あの時、叱ってくれた母に心から感謝している。
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by fussyvet | 2004-11-11 06:32 | 動物

コメント見落としがあるかも…

見落とさないようチェックしたつもりですが、それでもコメントを見落としている可能性があります。もし、そうだったらごめんなさい。
いやあ、ちょっと一日チェックしなかったら、関係者の方に荒らされましたな。
ご丁寧に転職サイトのご案内までして下さいましたが、見ず知らずの方(もしかしたら知ってる人かも知れませんが)に、余計なお世話です。
人の仕事、ひいては人生にあれこれ言うのはどうですかね。
クリスチャンでいらっしゃるようですが、たまにおられる自分を神様と勘違いされるタイプの方のようで、それはあまりあるべき姿ではないと思います。

しかし、元はと言えば、私が感情を吐きだしたのが原因ですから、これからはまた冷静に極力感情を出さぬようにいきたいと思います。
そうしないと”聖人君主”な方々につけ込まれてしまいますから。

が、これだけは言いたい。
一部の愛護運動家が行っているやり方は職業差別以外の何物でもない。
そのやり方は絶対に改めるべきだ。
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by fussyvet | 2004-11-08 09:33 | 徒然

人を傷付けることが分からない人

動物愛護運動に身を投じている、ある人のサイトに書いてあった。
「今日何匹の動物が実験や毛皮や食べられるために殺されたんだろう。そして今実験されたり檻の中で苦しんでいるんだろう。私にできるのは泣いたり祈ったりするだけでないよね。痛いし苦しいよね、一緒だよね。本当にそう。どうしていつまでもやってるんですか。

どうせ今凹んでいるんだ。ついでに教えてあげよう。
誰が好き好んでやっていると思うのか?
自分に聞け!
毛皮はともかく、食べられるために殺される動物は人間だけのために殺されるわけではない。あんたが保護しているイヌやネコに食べられるために殺されている動物だっているんだ。
実験やってて悪かったな。
じゃあ、薬や医療の恩恵を受けることをまずあんたが止めてくれ。
それができないなら、あんたも代替法を開発することに協力してくれ。
それができないなら、「どうしていつまでもやってるんですか。」などと尋ねるな!
愚問に腹が立ち、傷付くわ、馬鹿たれ、偽善者!

すいません。虫の居所が悪いのも手伝って文章が荒くなってます。が、本音です。
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by fussyvet | 2004-11-06 19:42 | 動物

動物に権利はあるか?

「動物に権利があるとしたら、肉を食べることはおろか、動物実験、ペットを飼うことまで全てやってはいけないことになる。だから、私は動物権利運動には反対だ。」
 これはある研究者でもある獣医師の意見である。

 「権利」とは何だろうか?そもそも動物が「権利」という概念を持っているとは考えにくい。彼らは自分たちが生きること、それだけ考えているはずであり、「権利」という概念は人間が作り出して持っているものである。では、それだから動物に「権利」はないのであろうか?
 人間社会、例えば我が国においては、「基本的人権」として憲法で認められている他、財産権、日照権など様々な権利が認められている。しかし、これらは「公共の福祉」によると制限される。例えば、ダムを造るとき、その造成地域の人たちの住居は「公共の福祉」の名の下で侵される。しかし、だからと言ってその人たちの権利は最初からなかったかと言うとそうではない。その人たちの権利は確かにあったのだ。しかし、「公共の福祉」の下に奪われただけなのだ。
 動物の権利についてはどうか?それは人間社会の法では定められていない。今現在、食肉、その他で動物を利用している現状からすれば当然のことかと思われる。「動物の権利」の全てを法律で認めてしまえば、現在の多くの人間の営みは失われる。ペットだってそうだ。もともと自然にいた動物を家畜化したものだからだ。だから、「動物の権利」を主張する愛護運動は発展しない。自分たちに自己矛盾があるからだ。犬も猫も家畜も守りたい。けれど、犬や猫、特に猫は肉食獣である。それを飼うなら、その餌になる別の動物が必要だ。「犬も猫も家畜も守りたい。」そのために、猫の餌までベジタリアン食にしようとする輩もいるが、それは己に辻褄を合わせるためのエゴに過ぎない。猫にとってはいい迷惑である。
 では、だからと言ってやはり「動物の権利」はないのだろうか?私はそうは思わない。ダム造成のため、あるいは道路拡張のため財産権を奪われて住み慣れた土地を追われる人がいる。その人たちは「公共の福祉」のために権利を奪われたのだが、元から権利がなかったわけではない。それと同じで、人間の概念ではあるが、一部で利用される動物がいるからと言って、動物に権利がなかったわけではないだろう。動物にも人間が言うところの権利はあった。しかし、それは人間の利益のために奪われたのである。
 さて、権利には義務が伴う。義務を全うもせず、自分自身の権利ばかり唱える人は得手勝手の「利権あさり」をするタヌキ親父である。そういうタヌキは自分の権利ばかり目に映って、人の権利を認めない。しかし、他人の権利を認めること、つまり譲歩や謙虚さを持つことも人間にしかできないことである。これは対象が動物であっても同じではないだろうか?
 「権利、権利」いう人間は胡散臭い。きな臭いにおいさえする。信用できない。全ての者・動物の権利を認めていれば、全て得手勝手でとんでもない世界になってしまう。そうではなく、人間が人間らしくできることは、相手の権利を認めることだろうと思う。その意味でも私は動物の権利はあると思う。問題は、どこまでそれを認め、線引きをどこでするかということだ。人間の権利で言うところの「公共の福祉」の範囲である。
 「動物の権利」だけを基盤に置く団体は自己矛盾を生じてその道理は破綻する。しかし、「動物の権利」だけを訴えるのではなく、自分たちが利用してしまう動物の「福祉」を訴えるのがいいだろう。それでも、人間社会ではコストを考えるので、肉食をする人間やペットがいる限り、「畜産動物の福祉」については難しいだろうとは思う。
 本当に「動物の権利」を認めたいなら、肉食を止めることはもちろん、ペットも飼うべきではなく、実験動物が使われる医療サービスを受けることもできなくなる。それをできずして、「動物の権利」ばかり訴えるのは胡散臭い。自分がまずできないことをどうして他人、社会に要求できるというのか?「声だけ届ければいい。」と言って平然と従来の生活を続ける者がいるが、それは「他人に厳しく自分に甘い」。
 「動物に権利」はあると思う。しかし、自己矛盾に気付いてそれを解消していかない限り、未来はない。「動物実験反対!」と言っている者のどれだけがそれを実行できるのか?私は期待を持って尋ねてみたい。
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by fussyvet | 2004-10-24 15:16 | 動物

ごきぶりとの戦い

最近見ない。
寒くなってきたせいか、ミントの香りが効いているのか…。
でも、糞は落ちているので去ってはいない。
戦いは続く。
しかし、アメリカのように正義を大義名文にして爆弾を落としたりはしない。
ごきぶりにはごきぶりの正義があるのだ。
私はガンジーのように非暴力非服従で戦う。

ふざけたブログに見えるが本人は至って大まじめである。
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by fussyvet | 2004-10-10 22:27 | 動物

イヌは賢いし、ちゃんとその個性もある

まるでベイブの世界☆からのトラックバック。

 まずは大元のネタ記事をお読み下さい。10/5 鍵を開けた真犯人は「内部者」!――グレイハウンド犬「レッド」、仲間の犬も解放して大パーティー!

 とにかく、イヌもそうだけど、ネコもそう。哺乳類は個性があって、感じたり、思ったりすることも個体それぞれで、この記事のグレイハウンドのように、鍵の開け方を見て学習して、更には仲間も自由にしてやろうなどという使命感まで抱いたりするものが現れる。そんな生き物を商取引に売買することは、遙か昔アメリカで黒人を自分たちより下の生き物として奴隷売買したり、ナチスがユダヤ人を"Subhuman" (亜人間) として人体実験に使用していたことなどを思い出させる。
 他の生き物に対する価値観は人さまざま。だけど、その全体的なレベルが少しずつ変わっていくといいと思う。奴隷制もホロコーストもかってあったが、そうやってなくなった。動物たちの方までその動きが拡大していって欲しい。
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by fussyvet | 2004-10-09 14:33 | 動物

究極の願い

私の究極の願いは、人間に飼育される動物がいなくなることだ。
そのためにできることからやっている。
人間に飼育される動物がいなくなって初めて、獣医師は「人間のための動物利用」を考えるためのお医者さんでなくなる。
私が獣医でいられなくなることを夢見ているのだ。
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by fussyvet | 2004-09-16 00:17 | こうして社会は回ってる

法律改正

動物愛護法:
改正に向け見直し作業 ペット売る人・飼う人、規制強化
 ペットの虐待や動物取扱業者を規制する動物愛護法(動愛法)の見直し作業が、環境省などで進んでいる。インターネットなどを利用したペットの通信販売トラブルが増えているため、これまで対象外だった「ネット仲介業者」が新たに規制対象となる見通しだ。自民党は議員立法による改正を目指しており、同省の検討結果も踏まえ、罰則や飼い主の責任強化なども盛り込んだ改正案を来春にも国会に提出する。【河内敏康】

 ★ネット仲介業者も対象に

 富山県の女性は今年7月、インターネットでペット販売を仲介していた業者からビーグル犬を約20万円で購入した。ところが犬は、購入直後からふらつき始めた。獣医に診てもらったところ、脳に病気がある可能性の高いことが判明した。

 女性は仲介業者に抗議したが、「そんなものは売るはずがない」と反論された。購入代金の返還や治療費の支払いにも応じてもらえないという。

 最近、このようなトラブルが増えている。国民生活センターに寄せられたペットの通信販売に関する苦情は、94年は約30件だったが、03年は約200件に増えた。動物の体重を偽られた▽輸送中のストレスで弱っていた--などの内容が多い。

 動愛法の規制対象は、飼育や保管施設を持つペットショップや繁殖業者だ。こうした施設を持たないネット仲介業者は対象外で、野放しになっている。ペットトラブルの相談にあたっている千葉県習志野市の行政書士、福本健一さんは「インターネットを使った通信販売の場合、実物を見ず、写真だけで購入するためトラブルに発展するケースが多い」と指摘する。

 検討会を設置して、法の見直し作業に取り組んでいる環境省は、ネット仲介業者に加え、ペットの輸送業者や美容業者も動愛法の規制対象にすることを検討中だ。

 ★規制業者の罰則も見直し

 動愛法の規制対象となっているペットショップや繁殖業者についても、都道府県からは「実効がなかなか上がらない」などの声が出ている。

 これらの業者は都道府県知事への届け出が義務付けられている。知事は施設を立ち入り検査し、法に基づく施設基準を満たしていない業者には改善を勧告、命令できる。

 だが、命令に違反して動物を劣悪な飼育環境に置いても30万円以下の罰金が科せられるだけだ。届け出制のため、営業停止処分にもできない。基準自体も「(動物が)動作を容易に行うための十分な広さが必要」などあいまいな記述が多く、厳格な指導が難しい。

 環境省のまとめでは、都道府県が口頭で業者に施設などの改善を指導したケースは年間約3000件。届け出のあった施設数の約1割に相当する数だが、勧告や命令に至ったケースは02年度で延べ5件しかなかった。

 環境省動物愛護管理室は「基準の明確化や罰則の強化を図りたい」と話す。環境省の検討会の委員も務める「動物との共生を考える連絡会」の青木貢一代表は「ペットショップには、動物に関する専門知識を持った担当者の配置を義務付け、営業停止処分も可能にすべきだ」と指摘する。

 ★ICチップで責任明確化

 動愛法は、ペットに名札を付けて飼い主を明示する▽一度飼ったペットは捨てたりしない--などペットの飼い主の責任も定めているが、意識の低い飼い主も多い。

 厚生労働省などのまとめでは、全国の保健所が02年度に引き取った犬や猫は約47万頭。約97%は飼い主などが見つからず殺処分された。内閣府の03年度の世論調査でも、ペットに名札を付けていると回答した飼い主は犬で33%、猫で18%しかいなかった。「明示する必要がない」と考える飼い主は犬では70%、猫では73%もいた。

 そこで、環境省や自民党が導入を検討しているのが、動物の皮下に集積回路(IC)を組み込んだマイクロチップを埋め込み、所有者や個体を識別する制度だ。

 マイクロチップは直径2ミリ、全長11~13ミリ。ICには15けたの数字が書き込まれている。読み取り機をかざしてこの数字を読み取り、飼い主や個体を特定する。チップ本体には電池が要らず、半永久的に使える。

 海外ではチップ埋め込みが進んでいる。環境省の調査では、犬に対する埋め込み率は豪州やドイツが30%以上、カナダや英国も10%を超える。

 日本でも、獣医師会や動物愛護団体などでつくる「動物ID普及推進会議」(東京都港区)が02年から、チップ埋め込みと15けたの番号登録サービスを始めた。費用は約6000円だが、まだ約4800件しか利用がない。チップの読み取り機を備えた自治体もまだ数カ所という。

 日本動物愛護協会の会田保彦事務局長は「チップを埋め込んでもペットには無害で、盗難防止にも役立つ。保健所に読み取り機を導入するなど、国や自治体は普及に取り組んでほしい」と語る。

 動愛法見直しを目指す自民党動物愛護小委員会の北村直人委員長は「ペットは人生の伴りょとしても欠かせない存在になってきている。それを粗末に扱うことは許されない。他党とも連携し、インターネットの普及などにも対応した改正案をまとめたい」と話す。

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 <動物愛護法改正のポイント>

◇インターネットを利用するペット販売仲介業などの規制

◇飼育・保管施設の基準強化

◇営業停止など対象業者の罰則強化

◇ペットの個体識別・登録制の導入

毎日新聞 2004年8月30日 東京朝刊


どこの法律に倣ったらこんな「穴だらけ法」になるのかと思っていた現行の「動物の愛護及び管理に関する法律」。
法律一つ改正するにはさまざまな山を越えなければならない。改正により規制が強化されると予想される業界団体は当然のように反発して、国の関係官公庁に圧力をかけてくる。日本の消費者団体の力は弱いように思う。政治や社会への国民の無関心を反映しているのだろう。消費者としての責任と自覚はとても思いものだと思う。自分が払ったお金がどこの誰に渡り、どのように使われるのか?考えたことがある人はどれくらいいるだろう?
動物を取り巻く状況についても同様。動物を金を払って買うという命の売買に抵抗感を感じる人が少ないことを以前から嘆いている。動物はナマモノだ。相性も当然ある。どうやってインターネットオークションでその相性を測るというのだろうか?そもそもそこから間違っているように思う。
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by fussyvet | 2004-09-11 23:53 | こうして社会は回ってる