タグ:動物問題の裏側 ( 37 ) タグの人気記事

動物を飼ってはいけない人に売るな

猫の飼育が禁じられている集合住宅で、仔犬を飼い(買い)始めた人がいて問題になった。うちの自治会内での話である。当事者は近所迷惑にルーズな人で、以前から騒音、その他のマナー違反をしている。ルールを守るということに全く無頓着で鈍感なんだろう。当事者に不快感を感じるが、動物販売者にはますます嫌悪感を感じるようになった。売りゃいいってもんじゃないだろう。買い手が集合住宅かどうかくらいは尋ねろよ。法律にないからやらないっていうなら、法律で締めるしかないな。

で、問題になった当事者がどう対処するかを回答した。別の飼い主を探すという。自力で探しているのか、動物保護団体に依頼しているのかは知らない。もしかしたら、口だけで何もしないということも考えられる。自力で探すのは困難だろうし、動物保護団体も嫌な顔をするだろう。そのまま飼い続けるまら、鳴き声で迷惑している隣人が被害者だ。何よりもそんな人に飼われてしまった、売られてしまった犬が一番かわいそうである。何も悪くないのに、母犬から引き離され、たらい回しにされ、迷惑がられている。

人間は動物を飼う限り、こんな不幸は続くのだ。うんざりする。
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by fussyvet | 2013-01-30 11:41 | 動物

今回の衆議院選挙についての雑感

個人的には大選挙の一つが終わったと思っている。これだけ新党が土壇場で乱立し、くっついたり、離れたり。しかも、政権交代が予想される状況だったから、これは皆一票を投じに投票場へ駆けつけるに違いないと思ったら、投票率は「なんだこれは」と思うような数値だった。日本人として、恥ずかしい。初めて選挙権というものを手にした時代の先人たちが今回の投票率を聞けたとしたら、どう感じただろうか。

その点でいえば、動物愛護運動の先鋭的活動家は、絶対に選挙に行っているはずである。動物の問題に関心を持ち、熱心に取り組んでくれた国会議員を応援したり、政党にアンケートを送ってその結果を公表したりして、投票を促していたことからも伺いとれる。ただ、どれくらいの人が投票先を決める際に動物愛護を考慮するだろうか。ましてやこの、経済、復興、教育、外交、年金、医療費と問題が山積している状況下で、動物愛護を最優先事項にしている人がいるんだろうか。

動物の問題は少なくとも経済、教育、同和と密接に関わっている。まずこれらの問題が解決の方向に回らずして、動物愛護運動は考えられない。活動する団体のデータ公表が悪いとは全く思わない。でも、動物の問題に関心を持つ一有権者としては、動物愛護の観点だけから投票先を決めてほしくはないと思う。多分、包括的に考えた結果ではないその一票は無駄になる。

※本ブログはリンクフリーですが、本ブログ内の文章の転載については、リンク等により記載元としてこちらが分かるようにし、かつ、同一文章を修正または一部抜粋することなく全文を記載してください。同一日付内文章の無断での一部抜粋および加工転載は一切お断りします。
 管理人は仕事、育児および家事にと綱渡り生活を送っております。申し訳ありませんが、いただいたコメントおよびメールについて、個別に返信することができません。ご了承ください。
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by fussyvet | 2012-12-17 09:38 | 動物

「動物愛護管理法」の改正を求める署名

NPO法人 アニマルレフュージ関西のニュースレターに「動物愛護管理法」の改正を求める署名が同封されていました。自分が信頼している動物保護団体からの要請ですので、ここに直接ご紹介します。

実施団体:THEペット法塾
URL: http://www.the-petlaw.com/

ここから署名用紙のダウンロードおよび郵送申し込みができます。

上記サイトをよくお読みになったうえでご賛同いただける方はご協力いただきますようお願いいたします。

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by fussyvet | 2011-03-24 09:57 | 動物

ブログ「広島ドッグぱーくのボランティアの真実」

2006年に広島ドッグパークの崩壊に伴い、その動物保護団体の問題点について、内部告発やら噂やらが飛び交ったのですが、実際にボランティアに参加していた人が、「今だから語れること」をブログにつづり始めました。ご興味ある方は、ぜひお読みください。

広島ドッグぱーくの真実
知られざる広島ドッグぱーくのボランティアの真実。嘘か真か、はてさてその真相は・・・・・


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by fussyvet | 2011-02-26 08:22 | 動物

極にいる者

 先週だったか、関西ローカルのバラエティ番組で捕鯨問題が取り上げられた時、オーストラリア人タレントが「いやあ、本当にごめんなさい。」と謝っていた。捕鯨問題でオーストラリアが日本を非難していることから、自衛のための予防策として謝ったのか、本当にオーストラリア人として申し訳ないと思って謝ったのか知らないが、私は彼が謝る必要など全くなかったと思う。彼が謝った時、千原兄弟の髪の毛が薄い方がここぞとばかりに責めていたが、寧ろ日本人としてこいつの言動の方が恥ずかしいと思う。

 「Cove」というイルカ漁を取り上げたアメリカのドキュメンタリー映画の上映に際し、この映画を「反日的」と称した団体が上映予定の映画館へ街宣活動をしかけたために、ぞくぞくと上映中止になっていった。「反日的」な外国映画は、私たち日本人は見て吟味することすら許されないのか?第二次大戦中の言論統制かと思う。非常に時代錯誤の浅はかな人間の活動により、見る自由すら奪われてしまうこの異常事態。そもそも、グリーンピースやシーシェパード等、動物愛護団体の過激な活動がしばしば取りざたされるし、実際に国内の動物愛護団体の中にもチンピラ紛いの団体がある。が、それと同じように動物愛護運動に批判的な連中の中にも、どのような類の人間が含まれているのか、「Cove」上映中止騒動から普通の日本人は察しはつくだろうと思う。

 動物愛護運動の是非を唱えるのは、過激な活動家ではなく、普通の一般の人々が考えていくことでしか、”まともな結末”は迎えられないだろうと実感する。

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by fussyvet | 2010-08-01 17:26 | 動物

イヌ・ネコの譲渡を行なっているボランティア団体について

 6月11日付の記事に対してメールをいただいた。因みに通常、余裕もないのでメールへの個別の返信はできないし、今後もできません。

fussyvet 様

 こんばんは
 昨年12月に殺処分の方法について質問させていただいた○○です。久しぶりにブログを拝読させていただきました。

 6月11日付けの記事について少し意見を述べさせてください。

「何のための運動なのか、本質を欠いた運動に明日が来るわけはない。が、しかし、どんな運動においても、悪質な団体の存在は運動の促進を妨げるだけではなく、運動自体を疑問視され、さらには後退させる要因となり、そのような団体は排除していかなければならない。」

という部分に関してですが、fussyvet 様が言及されているような明らかに悪質な団体が批判されるべきなのは当然ですが、悪質な部分が表に出てこない「愛護団体」も多々あると私は考えています。

 これらの「愛護団体」は明らかに悪質な団体と裏でしっかりつながっているのであろうと、思われますけれど、このような団体は一見よい活動をしているので排除の対象と位置付けられることはまずないでしょう。

 fussyvet 様のリンク集にも、そのような 私が?と考えている団体が入っていますが、通常、裏に隠れた悪質な部分を把握することはきわめて困難ですし、愛護団体の良し悪しを問題にすることは確かに重要ですが、愛護団体の必要性について考えてみることの方がより重要ではないかと思います。

 善意からであれ、あるいは裏に隠れた悪質な動機(金銭的な利益を得ることが目的)からであれ、動物にぶらさがって生計を維持する活動であるのなら結局のところ、どのような団体であっても、ある意味、たいした違いはないと考えています。

 つまり、例えばかわいそうなイヌ・ネコを助ける活動をすることで生活しているのであれば、その前提として、人々がイヌやネコを飼う社会であることが必要不可欠ですから、ここにおいて唱えられる動物愛護は幻想でしかないでしょう。



「正規の手続きを踏んだ結果、問題のある団体が淘汰されることは全体的な運動のためになり、イヌ、ネコに限らず、よりよい動物との共存のためには悪質な団体は是非とも淘汰されなければならないと思う。」

 前述したように、その団体が悪質か否かを見極めることはきわめて困難な場合がありますから、仮に明らかに悪質な団体が淘汰されたとしても、悪質な部分が表に出てこない団体はしっかり生き残るでしょう。

 私は、動物愛護あるいは動物福祉を強調する活動は必要ないのではないかと考えています。それより、fussyvet様もおっしゃっているように、「ライフスタイルの見直しで犠牲を減らすことができる」
という点を強調すべきではないかと常々考えています。例えば、イヌやネコに関して言えば「人間、イヌやネコを飼わなくても生きていけるじゃない?」と主張できますし・・・

  「動物愛護運動を推進したいなら、問題のある団体を淘汰せよ」

とは言っても、イヌやネコを飼うのも自由ですから、飼い主に全ての責任を帰すべきだという方向でモノを言うべきではないかと考えています。すなわち、動物愛護団体に属することや動物愛護の活動に意義を見出す発想あるいはこれらを肯定する
発想から脱却すべきではないかと思うのですが・・・



 これに対する私の考えは以下の通りです。


 まず私自身は思想的改革派・現実主義的右派中道です。つまり、

> つまり、例えばかわいそうなイヌ・ネコを助ける活動をすることで生活しているのであれば
> その前提として、人々がイヌやネコを飼う社会であることが必要不可欠ですから
> ここにおいて唱えられる動物愛護は幻想でしかないでしょう。

とおっしゃることには全面的に賛成ですし、また、

>   「動物愛護運動を推進したいなら、問題のある団体を淘汰せよ」
> とは言っても、イヌやネコを飼うのも自由ですから、
> 飼い主に全ての責任を帰すべきだという方向でモノを言うべきではないかと考えています。
> すなわち、動物愛護団体に属することや動物愛護の活動に意義を見出す発想あるいはこれらを肯定する
> 発想から脱却すべきではないかと思うのですが・・・

という部分についても、私も理想として同様に考えています。

 しかし、現実を考えた場合、「無責任な飼い主」に当てはめられるような飼い主は後を絶ちませんし、これから先もいなくならないだろうと思います。そして、悪質なブリーダーによる多頭飼育崩壊もです。それを考えた場合、動物の権利を主張するのであれば、究極的には人間がイヌ・ネコ等を”飼育”しないのが、一番良いだろうと思います。しかし、現実的にはそれも近い将来でも無理だと思いますから、まず、とりあえず動物の福祉に重きをおかなくてはならないだろうと思います。そうなると、やはり今現在、危機に陥っている動物たちをどうするのかを考えたら、行政による殺処分、譲渡、および動物愛護団体による類似業務が必要不可欠だと思います。行政のみで行なえれば一番いいと思いますが、財政、人員を考えれば、絶対的に無理です。
 怪しい団体は少なからずありますし、裏でつながっているかも知れません。私がリンクしている団体は、私自身が今現在信用している団体ですから、それが信頼に値しないと思われるのであれば、是非、教えていただきたいと思います。が、いずれにしても、動物愛護団体を全否定することは、今現在はできません。

 私が当該記事で言いたかったことについて、動物愛護団体に属することや、動物愛護の活動に意義を見出すことの推進であると捉えられたのであれば、残念ですが、そうではありません。あそこで、敢えて問題のある動物愛護団体と抽象的に書いたのは、どこの団体も身に覚えがあれば、自分たちのことを書かれているのではないかと思うかもしれない、それを狙って故意にあのような表現としました。おっしゃるように、どこまでが悪質でどこまでが良質であるのか、定義することなど難しいからです。しかし、少しでも改善点が見出される団体であれば、それを直すよう、努力もされるでしょう。しかし、それでも私は動物愛護の活動に意義を見出すよう鼓舞したいわけではありません。

 全くイヌ・ネコの悲劇がなくなれば、動物愛護団体も必要ありません。そんな社会を願っていますし、自分たちの活動が不要になる時代が来ることを願っている活動家も、当然ながら、大勢います。

 以上、記事の趣旨の補足説明としてご理解いただけたのなら幸いです。


 最初のメールの送信者は、動物愛護を唱えることで食べていっている人たちや寄付を募る人たちに相当な不信感を抱かれているとのこと。高い譲渡率を誇るところも、その裏ではいい加減な譲渡によるものであることを情報公開請求にて知ったとのことでした。さらに返信にて、余裕があれば、情報公開請求をお勧めされたが、この方は御存じなのかどうか定かでないが、私は9年半行政にいた人間です。過去の職場(他の地域であっても同じ)に情報公開請求する気はいまのところありません。


 いろんなメールをいただきます。気が向いたら、返信する場合もありますが、「単に感情をぶつけたかっただけかな?」と思うメールもあり、原則、直接返信しないことにしています。興味深いメールや励ましのメールもありますが、余裕のない時は、疲れますね。
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by fussyvet | 2009-09-23 08:25 | 動物

昨日の記事に追加

 下記URLにて判決文全文が読めます。興味がある方は是非、お時間あるときに読んでみてください。

http://arkbark.net/pdf/arkangelscase.pdf

 特に16ページ以降に書かれている事実関係。無理やり役員になることを迫ったり、里親候補者やその他に威圧的に振るまったり、関係に亀裂が入った途端、それまでの費用を全額請求したり…。どこかの威圧的左翼団体の糾弾会主催団体の人が頭に浮かびました。おいおい…。
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by fussyvet | 2009-06-12 13:01 | 動物

動物愛護運動を推進したいなら、問題のある団体を淘汰せよ

 動物の福祉でも動物の権利でも、どちらでも構わないが、動物愛護運動と呼ばれるものを推進し、さまざまな動物が生存するための環境にまつわる問題を排除したいのであれば、動物愛護団体間における誹謗・中傷合戦など愚の骨頂だと思う。何のための運動なのか、本質を欠いた運動に明日が来るわけはない。が、しかし、どんな運動においても、悪質な団体の存在は運動の促進を妨げるだけではなく、運動自体を疑問視され、さらには後退させる要因となり、そのような団体は排除していかなければならない。

 大阪に拠点をおく大規模動物保護団体が、別の動物愛護団体に対して名称使用の禁止等を求めて起こしていた訴訟は原告が勝訴した。高裁まで持ち込まれるようだが、とりあえず、これまでの名称は使えなくなった。この団体に関しては、過去記事でも取り上げたことがあるけれど、一方的で独善的な行政非難、募金の不透明な使い道等、問題が多かった。判決後、そのホームページに掲載された文章を読んで見た。名称が使えなくなったのなら、それを変更すればよい。そもそも、原告が怒った理由は、あたかも自分たちと関連した団体であるかのような名称を利用して、警告したにも関わらず、疑わしい活動を続けたことである。
 今後の抗告審を見守りたいが、どうしてこのような怪しい活動を続けるのか、理解できない。個人的には初めての団体にはいつも警戒しているし、怪しい団体には近付かないようにしているが、正規の手続きを踏んだ結果、問題のある団体が淘汰されることは全体的な運動のためになり、イヌ、ネコに限らず、よりよい動物との共存のためには悪質な団体は是非とも淘汰されなければならないと思う。
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by fussyvet | 2009-06-11 15:02 | 動物

ペットを飼育する者への免許制度の導入は難しいか?

「ペットを飼育する者への免許制度の導入は難しいか?」
という質問を受けた。その方は最近ブラウン管で毛皮製造での動物取り扱い方法の実態を知り、いろいろと検索されたそうだ。それで、悪徳ブリーダーの排除、一般飼育者の無知識交配の禁止、そして責任感のない飼育者の削減等短期間で自分自身がたどり着いた事実がなぜ現実化されていないのかと疑問を持っているとのことだった。

 個人的にはペットを飼育する者にもライセンス制度を導入すべきだと思う。自分のホームページにも書いてあることだけれども、本当に初歩的、基本的、簡単、当り前の事実を考慮せずして動物を飼育し始め、結果的に悲惨な結果に終わる人が後を絶たないからだ。人間、愛らしいものをなんとか自分のものにしたいと欲求を抱いたとき、その欲求はあまりに突然かつ激しすぎて、そんな基本的飼育条件等を考える間もなく“ペット”を購入(あるいは「生まれてしまった」という知人から譲渡)する。が、そのような衝動買いは“ペット”に関して言えばあまりにも重大で悲劇的な結果を生じる可能性が大きい。どんなに動物好きを自称しようともだ。
 そんな安直な動物飼育を防ぐには、やはり飼育前の飼育者教育が重要だ。動物を飼えば、餌を毎日やらなくてはいけない、糞尿の始末も毎日しなくてはならない、鳴き声により近所から苦情が出ないように対策を講じなくてはならない、しつけもしなくてはならない、避妊去勢手術もしなくてはならない、病気になれば病院に連れて行き看病や投薬もしてやらなくてはいけない、予防接種も毎年受けなくてはならない、そのためには収入と一定面積の居住地を確保しなくてはならない…。ざっと、挙げるだけでもこうだ。
 が、そのような煩わしい“教育”を施せば、動物を購入する者は減るだろう。だから、動物販売者はライセンス制度など導入したがらない。そもそもそんな説明を購買時にできる販売者はいない。大方の動物販売業は店頭にパートやアルバイトを安く使い、利益を上げようとしている。そんなにわか店員に知識があるわけがない。ペット飼育者のライセンス制度など導入されれば、面倒くさくなるばかりか、売り上げが減る。「冗談じゃない。」が本心だろう。数年前に動物取扱業に関する規制のパブリックコメントが募集されたとき、動物取扱業者から同じ文面をコピーして大量に意見が寄せられたそうだ。生後2か月未満の幼獣販売の禁止をはじめ、“ペット”を売りつけるために障害になる法律は彼らにとって邪魔でしかない。営業妨害であるとすら言うだろう。そんな状況で飼育者のライセンス制度など設けられるわけがない。
 愛玩動物として飼育される動物の福祉のためには販売にも交配にも飼育にもルールは必要だ。動物愛護を掲げる団体個人の誰しもそれには気付いている。しかし、業者団体がそれを阻む。また、「ライセンスなんて…。」と事実を知らずにまゆを細める消費者も多いだろう。それらを納得させるには世論が高まるしかない。何かをきっかけにして知り、関心を持ち、調べ、問題に気づき、解決策を推す国民が増えることだ。これを「国民の意識を高める」という。残念なことに、我が家の近所を見ただけでも、糞の始末をしない、イヌを放すことを禁止している公園内でリードを外す飼い主群が公然と当たり前のような顔で闊歩し、偏狂した動物愛護団体は理不尽な行政叩きしかしていない。動物を飼うということは不自然な行為であり、自由な権利ではないということを認識し、そのためのルール作りの必要性を当たり前のように国民が感じるようにならない限り、この国の“ペット”たちに幸福はあり得ないと思っている。
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by fussyvet | 2008-09-15 10:21 | 動物

紛争と動物実験

 先日、東京で開催された第6回国際動物実験代替法会議でイスラエルからの参加者が自国の紛争と動物実験について発表していたのを拝聴した。イスラエルにも動物愛護法があるが、軍事および国民の安全に関わる分野に関してはその法律は適用外だそうだ。
 イスラエルでの紛争の激化とそれに伴う犠牲者数の変遷と実験に用いられる動物数との相関を表すグラフが示されていたが、国民の安全を守るための実験は紛争の激化に伴う犠牲者数と比例して増えており、そのため実験に使われる動物数も増加しているというものだった。
 拙ブログのタグクラウドを見ているとここ連日ダルフール紛争について書いているにも関わらず、「動物愛護運動」タグの大きさや検索語句からすると、動物の問題について検索してたどり着いた人や以前から読んで下さっている動物愛護活動家が今でも多勢を占めてくださっているのだろうと思う。そんな方々からすれば、近頃このブログの管理人は何を考えているのか、動物たちはどうでもいいのか、と思われているかも知れない。が、人間間の平和がなければ、異種である動物たちの平和はあり得ない。そんな事実をイスラエル人の発表が如実に物語っていた。
 人種の違い、部族の違い、それだけで同じ人間を残酷な方法で殺す生き物が他の動物のことまで考えるだろうか?ダルフール紛争に関する英文字のニュースを読みながらぐったりするほどやるせなくなる時がある今日この頃だ。
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by fussyvet | 2007-09-18 11:31 | 動物