「ほっ」と。キャンペーン

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平和の下の犠牲と平和への投資

 夕べ見たテレビ番組で”紛争解決人”が言っていたことが頭から離れなかった。

「シエラレオネの内戦解決には虐殺された人々の遺族の感情をないがしろにして虐殺の指導者の罪を問わないということで平和を樹立し、のちに副大統領になることまで許した。太平洋戦争については日本の無条件降伏。というように犠牲無くして平和はなりたたない。紛争解決は妥協の産物である。平和の実現のためには人権は踏みにじられるという現実があり、それにより今はシエラレオネも平和である。
だから、大切なのは戦争を起こさないということ。戦争が起きると確かに儲かる産業がある。であれば、平和を産業にすればいい。平和への投資ということを考えていきたい。」

 恐れ多くも私のつたない記憶をたどって私の稚拙な文章で要約させていただくとこんな感じだった。同じ番組を見て、間違いを見つけた方がいらっしゃったらご指摘ください。
 平和には犠牲がつきものという言葉が耳から離れない。私が今ここにこうして平和に暮らせるのも祖父母の代の想像を絶する悔しさと忍耐があればこそ。シエラレオネで家族を残酷に殺された人たちは悔しさと恐怖と悲しみの記憶を抱えながら”平和”の中に暮らしている(社会が平和という意味であって、想像を絶する経験をした彼らの心が平和であるとは限らないけれど)。そして、今紛争が起きているダルフールにしろコンゴにしろ、平和の樹立のために今残された人たちに更なる精神的忍耐と屈辱を要求せざるを得ないのかと思うと本当にやるせない。その中でマネーゲームを続けている日本は先人たちの苦労をいらわない国民の集まりであるの?

 ダルフール紛争に関与している疑いがある銀行の口座は引き揚げた。平和への投資という言葉がますます重く感じられる。お金をどう使うか、どこに支払うか、どんな企業の物を買うのか、消費者の選択は重要なのだ。動物実験をしていないメーカーを選ぶとか肉食を控えるとか、動物愛護に限ったことじゃない。

 もう一つ、少年兵になるのは誘拐された不幸な子供たちが大半を占めるのかと思ったら、”かっこいい”とファッションで自らなる子供たちが大半なのだと。もう、目からうろこでショックだった。貧困の中、エネルギーを持て余した若者(若すぎる子供も)のうっぷんは暴力に憬れさせ、残虐性とはそんな若者にとって競うことでどんどんエスカレートしていくゲームみたいなものだと。日本の若者、大丈夫か?そう言えば、最近無差別殺人、快楽殺人、右傾化・左傾化が目立ってきたな…。若者のエネルギーをおかしな方向へ向かわせないように若くない者が政治も経済も社会も守っていかないといけないというのに。
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by fussyvet | 2008-11-16 07:17 | 世界の話

身体の一部と共に未来さえ失われる子供

 ミア・ファローのブログからの和訳(by fussyvet)です。ミア・ファローのブログには今回和訳した話の子供の写真もあります。いまだにスーダン政府軍はダルフールの難民キャンプすら攻撃する始末。Bakitのような子供が増えたのかと想像したら、早くバシルがICCに逮捕されることを祈ってしまいます。

2008年8月24日
August 24, 2008

Collateral Damage
Bakit Oumar is seven years old. He lives with his grandmother and his 8 year old brother in Koubigou, a camp for displaced people near Goz Beida. Their village was destroyed by Janjaweed. They have no father. More recently their mother abandoned them. They have nothing. They have never seen a toy.

巻き添え被害
Bakit Oumarは7歳。Goz Beida近郊にあるKoubigou難民キャンプに祖母、そして1つ上の兄と共に暮らしている。彼らの村はジャンジャウィードに破壊された。父親はいない。つい最近、母親に捨てられた。彼らには何もない。おもちゃを見たことがない。

In January, 2008 things got a whole lot worse. While the boys were playing near their home they came upon something unusual. It was a rocket propelled grenade. Goz Beida has been attacked many times. The surrounding area is littered with the stuff of war. The grenade exploded tearing off Bakit hands, most of one arm and part of his face including his eye.

2008年1月、状況は全く悪化した。この兄弟が自宅のそばで遊んでいたとき、見慣れないものを見つけた。携行式ロケット弾だった。Goz Beidaは何度も攻撃を受けてきた。周辺には戦火の遺物が散乱している。そのロケット弾は爆発し、Bakitの両手、片手のほとんどと目を含む顔面を吹き飛ばした。

Unicef was notified and they evacuated the child to the capital hospital where they saved his ilfe and did what they could. Bakit continues to fight infections. He told us, "I want my hands". Little Bakit does not smile any more. Ever.

ユニセフが通知を受け、彼を大きな病院へ避難させ、命を助け、できることをした。Bakitは感染症と戦い続けている。彼は私たちに言った。
「手が欲しい。」
幼いBakitにもはや笑顔はない。永遠に。

☆ダルフールの惨状が映像でわかります。
2005年7月9日放送NHKスペシャル「アフリカゼロ年 第1回 ジェノサイドを止めるのは誰か」 by ニコニコ動画(要登録)

☆ダルフール紛争で惨殺されている子供たちを救うための各種署名にご協力下さい。
Globe for Darfur
国連日本代表部への嘆願書送信について
Petition the International Olympic Committee

☆駐日スーダン大使館へダルフール紛争解決に向けた要望を送る1クリックアクションにご協力下さい。
アムネスティ

☆ダルフール紛争に関する募金サイト
国連難民高等弁務官事務所(こちらは資金不足が深刻で、ダルフールが援助縮小の危機にあるそうです(参考))
日本ユニセフ
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オックスファム・ジャパンのスーダン緊急支援
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by fussyvet | 2008-08-27 01:46 | 世界の話

子ども救援キャンペーン30年:家路を探して 中央アフリカ・スーダン報告/3

 5歳の子供に起きた経験とその後の決断としては重すぎるし、それしか考えられないし、選択肢もなかった…。彼の人生を誰も非難できない。私たちができることは、とにかく関心を持って、どうしたら紛争が起きるのか、どうしたら防げるのか考えてできることをしていくことくらいだと思うし、それが何よりも大切じゃないかと思います。

子ども救援キャンペーン30年:家路を探して 中央アフリカ・スーダン報告/3
 ◇逃げ遅れた両親、目前で殺され--心凍った16歳元少年兵
 「両親を殺されたんだぞ」。少年は激しい形相で記者をにらみつけた。約20年間に及ぶ南北内戦が終結したアフリカ大陸北東部のスーダン。内戦では多くの子供も少年兵として参加。国連児童基金によると、これまでに約1万2000人の少年兵が武装解除された。だが、今も多くの子供が複数の武装勢力に加わっているとされ、武装解除後も社会に溶け込めず、孤立するケースも多い。

 南部で暮らすトーマス君(16)=仮名。97年のある朝、当時の北部政府軍が村を襲った。銃声で目が覚め、4歳年上の兄と一緒に家の裏に飛び出そうとした。その瞬間、逃げ遅れた両親が目の前で射殺された。5歳の少年にはあまりに残酷な光景だった。

 兄に手を引かれるまま近くの森の中へ逃げた。野生の果物を食べて飢えをしのぎ、約1週間後、兄と一緒に南部の反政府勢力に加わった。復讐(ふくしゅう)したいと思ったし、ほかに選択肢はなかった。

 拠点では、兵士の食事の世話などをしたが、2年後、上官に「君は小さすぎて重い銃は持てない」と言われ除隊。今は小学6年として勉強をしているが、卒業したら南部の軍隊に戻るという。理由を尋ねると、静かに話していた彼が目を見開いて怒った。「お父さんもお母さんも殺されたんだぞ」。それ以上は聞けなかった。どんなに明るい未来がこの国を待っていたとしても、彼の心は冷たく凍り付いたままであることを知ったからだ。

 すぐ隣にいた先生のモグスさん(25)も元少年兵。父親を病気で亡くし、生活のために反政府勢力に加わった。そして今「同じ境遇の子供たちを救いたい」とわずかな給料で先生になっている。「トラウマから、戦争の話題になるとパニックになる子供もいる」。銃を取りたいと話すトーマス君を見ながら「教え子がそうなってほしいわけはない。けれど……」と寂しそうに話した。【スーダン南部で隅俊之】=つづく



 シリーズで1,2もありまし、今後も続くようです。そちらも読んでみて下さいね。


☆ダルフールの惨状が映像でわかります。
2005年7月9日放送NHKスペシャル「アフリカゼロ年 第1回 ジェノサイドを止めるのは誰か」 by ニコニコ動画(要登録)

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by fussyvet | 2008-07-20 15:54 | 世界の話

China 'is fuelling war in Darfur'

2008/7/14BBC 中国「がダルフールの戦争を煽る」+ビデオ
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by fussyvet | 2008-07-14 22:04 | 世界の話

スーダンのジェノサイドをいまだ助ける中国

 まずはまたミア・ファローのブログの和訳(by fussyvet)です。

July 11, 2008
2008年7月11日

CHINA, Sudan's Enabler and defender
スーダンの協力者かつ擁護者である中国という国

The International Criminal Court is on the verge of issuing an arrest warrant for Sudanese President Omar el-Bashir for crimes against humanity. At this very moment, China is preparing to introduce a United Nations resolution to suspend the jurisdiction of the ICC over Sudan. The Chinese backed resolution proposes stripping the ICC of its power to investigate or prosecute Sudanese authorities for 12 months. Under Article 16 of the Rome statute the UN Security Council has that authority, renewable at 6 month intervals. If the UN Security Council invokes such a suspension they will be held accountable by the people of the world. I think the resolution will be vetoed, hopefully by the US, almost certainly by the UK and France who have been clear supporters on the ICC. It will be an interesting time to see the P5 (US, UK, France, Russia and China) forced to put their cards on the table. Who will they stand for? The perpetrators or the victims?

国際刑事裁判所(ICC)はスーダン大統領オマール・アル・バシルを人道に対する罪により逮捕状を発行しようとしている。そのさなか、中国はICCのスーダンに対する司法権を凍結する国連決議案を提出する手続きを進めている。中国が提出する決議案はスーダン政府当局を捜査・起訴するICCの権限を12ヶ月間はく奪するものである。ローマ規定第16条により国連安全保障理事会にはその権限があり、半年ごとに更新できる。安保理がその凍結を行えば、安保理には世界中の人々に説明する責任が生じるだろう。私は願わくばアメリカ、そしてICC支持であることが明らかなイギリスとフランスによってほぼ確実にその決議案に対して拒否権を発動されると考えている。P5(アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国)が手の内を見せることを迫られるのを目にする興味深い機会となるだろう。どちらの味方なのか?加害者側か被害者か?

This move by Beijing further casts China in the role of Sudan's enabler and defender, and secures their position as the second most culpable nation in the world.

北京によるこの動きは中国をスーダンの協力者かつ擁護者の役につけ、世界で二番目に罪のある地位を確固としたものにする。

*****和訳ここまで

 ICCがついにスーダン大統領をジェノサイドの責任者として逮捕しようと動きましたが、スーダンの石油利権の最大手である中国はスーダンを守ろうとします。いろいろもっともらしい理由をこれまでもつけてきましたが、すべては自分たちの利権を守るためです。ダルフールのジェノサイドで子供たちを殺し傷つけている武器はほとんどが中国製です。恥を知るべきだ。


☆ダルフールの惨状が映像でわかります。
2005年7月9日放送NHKスペシャル「アフリカゼロ年 第1回 ジェノサイドを止めるのは誰か」 by ニコニコ動画(要登録)

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by fussyvet | 2008-07-12 10:18 | 世界の話

2008年6月17日国連安保理非公式協議におけるミア・ファローの発言

 ミア・ファローのブログに6月17日付けで掲載された記事の翻訳(by fussyvet)を掲載します。前記事に出てきたスーダンの国連大使に程度の低い罵倒を言わせしめた国連安保理の非公式協議内でのミア・ファローのダルフール紛争についての発言です。私は彼女のこの言葉に全面的に賛成です。


ココから********

My statement to UN Security Council -June 17
I would like to thank the US Mission and Security Council President Ambassador Khalilzad, U.S. Special Envoy Williamson and the members of the Council for inviting me here today and for holding this meeting.

6月17日国連安保理における陳述
最初にハリルザド米国連大使、ウィリアムソン特使および安保理の皆様に対し、私を今日ここへお招きいただいたことと本日の会議を開催してくださったことについて感謝いたします。

I know you have all just returned from the Darfur region, and I have no doubt that you are deeply affected by the suffering you have witnessed. I too, am just back from my ninth trip to the region since 2004.

皆様方全員がダルフール地域から戻られたばかりであることを存じておりますし、またきっと皆様はそこで目撃された苦難にひどく心を痛められていることと思います。私自身2004年から9回目となる同地域への渡航から戻ってきたばかりであります。

If you have been there, you know the devastation and horrors: perhaps, like me, you met a woman whose body was branded with knives after she was raped by 20-30 men. Or the children who are dying of acute malnutrition because there is no protection for humanitarian convoys that could deliver food. Or the mutilated elderly woman whom they tried to burn alive.

そこへ行かれたことがある方であれば、その荒廃と恐怖はお分かりかと思います。多分、私同様、数十人の男から暴行されたあと刃物で体に刻印を付けられた女性にお会いになったでしょう。あるいは、食糧を配給する人道援助団体への保護がないために急性栄養失調により死にゆく子供たちもご覧になったでしょう。あるいは、生きたまま焼き殺されそうになった体の一部を失った高齢の女性をご覧になったでしょう。

Without question you met many victims of utter despair.

疑いもなく真の絶望のふちにある多くの被害者に会われたのです。

I wonder if any of you encountered Halima? Her story is numbingly similar to those of countless women I have spoken to since 2004. She told of the morning when the skies over her village suddenly filled with bombers and attack helicopters, raining bombs upon families as they slept, as they were cooking breakfast, as they prayed. Halima tried to gather her children and run, but militia swarmed the village on camels and horseback, shooting and shouting racial slurs. They tore her infant son from her arms and bayoneted him before her eyes. Three of her five children were killed on that day.

Halimaに会われた方はいらっしゃいますか?彼女の話は私が2004年以降話を聞いた数えきれないほど多くの女性の話と同じで感覚が麻痺するほどです。彼女は自分の村の空が突然爆撃機と攻撃ヘリに埋め尽くされ、眠っていた、あるいは朝食の用意をしていた、あるいは祈りを捧げていた家族の上に爆弾を降らせた朝のことを語ってくれました。Halimaは自分の子供たちを呼び集めて走りましたが、民兵がラクダや馬に乗り、銃を撃ち人種差別的な言葉を叫びながら村へやってきました。まだ乳児だった彼女の息子は抱いていた彼女から無理やりもぎ取られ、彼女の眼前で銃剣で突き刺されました。5人いた彼女の子供のうち3人はその日に殺されました。

She took this hijaab from her neck and insisted that I wear it-for my protection - I who could offer her no protection. She clasped my hands and said, "tell people what is happening here. Tell them we will all be slaughtered. Tell them we need help."
That was 2004. I don't know if Halima is still alive. I do know that at least 2 million men women and children are now completely outside of humanitarian reach.

彼女はこのベールを首から外してお守りとして私が身につけるよう差し出してくれました。その私は彼女を全く守ってあげることができませんでした。彼女は私の手をしっかり握って言いました。「ここで起こっていることをみんなに知らせてください。私たちは皆殺されてしまうと伝えて下さい。助けが必要だと伝えて下さい。」
これは2004年の話です。私はHalimaが今でも生きているかどうか知りません。しかし、少なくとも子供と女性を含めて200万人の人々が今現在完全に人道的援助を受けられない状態にあることはよく知っています。

In 2005, in the World Summit Outcome document, world leaders pledged that the international community, acting through the Security Council "was prepared to take collective action, in a timely and decisive manner" when states, "manifestly fail to protect their populations from genocide, war crimes, ethnic cleansing and crimes against humanity."

2005年の世界首脳会談の結果報告書によれば、世界の指導者たちは米国が“ジェノサイド、戦争犯罪、民族浄化および人道に反する犯罪から住民を守れないことが明らかである”場合、国際社会が安保理を通じて“迅速かつ決然と集団行動を取る準備を行う”と誓約しました。

Those words and your responsibility could hardly be clearer.

これらの言葉と皆さんの責任は明確になっていません。

Yet after more than 5 years, what message have we sent to Darfur's anguished people? Only that they are dispensable. The people of Darfur have been left to watch each other die. And you are watching too.

それでも5年以上たった今、苦しみの中にあるダルフールの人たちに私たちはどんなメッセージを送ったでしょうか?不必要なものばかりです。ダルフールの人々は取り残され、お互いが死んでいくのを見守ってきました。そして、皆さんも見守っています。

History will long remember that the UN Security Council has, for five years, failed in the task you have been charged with - protecting a defenseless population.

国連安保理が5年もの間、課せられた任務、無防備な人々を守ることを果たせなかったことは歴史に長く記憶されるでしょう。

You have already failed the 300,000 or more who have died needlessly in Darfur. You are failing the millions of civilians who are struggling to survive in wretched camps across Darfur, eastern Chad and now CAR. And you are failing this body - the ideals and principles it represents.

皆さんはダルフールで死ぬ必要がなかった30万人あるいはそれ以上の人々を既に死なせてしまいました。ダルフール、チャド東部、そして今や中央アフリカ共和国にまたがる悲惨なキャンプでもがきながら生き続けている何百万もの一般住民をも皆さんは失おうとしています。のみならず、本組織、国連が表明する理想と原則をも失おうとしています。

It is past time that a united Security Council stand up to end this human tragedy.
UN Res 1769, authorizing the deployment of a protection force of 26,000, was passed in July of 2007 but one year later- with only a fraction of that number on the ground- the people of Darfur are still waiting for protection.

国連安保理がこの人類の悲劇を終結させるために立ち上がったのは過去の話です。26,000人の防護軍の配備を許可した国連決議1769は2007年7月に可決されましたが、1年後、ほんの一部が地上部隊として配備されているだけです。ダルフールの人々は今でも援助を待っているのです。

You have allowed the Government of Sudan, perpetrator of atrocities of the worst kind, to dictate which battalions can and cannot enter Darfur; to determine when and whether the Thai and Nepalese troops can deploy, or the Swedes or Norwegians.

あなた方はこの最悪の残虐行為の加担者であるスーダン政府にどの部隊をダルフールに入れるか否かを決めること、すなわちタイ、ネパール、スェーデンおよびノルウェー軍の配備の可否と時期の決定を許しました。

This body referred Darfur to the International Criminal Court, which issued an arrest warrant against Minister Ahmed Harun, responsible for crimes against humanity in the Darfur region. Instead of arresting him, the Sudanese regime made Harun their liaison to oversee the deployment of UNAMID.

本組織はダルフールを国際刑事裁判所に委ね、国際刑事裁判所はダルフール地域の人道的犯罪に責任があるAhmed Harun大臣の逮捕状を発行しました。スーダン政権はHarunを逮捕するどころか、UNAMIDの配備を監督する担当者としました。

As the Prosecutor of the ICC told you last month, Sudan has put the arsonist in charge of deploying the firefighters. Instead of removing the arsonist, you are negotiating with him.

国際刑事裁判所の検察官が先月皆さんにおっしゃったように、スーダンは放火犯に消防隊員の配置を任せたのです。皆さんは放火犯を追い出さず、その放火犯と交渉しているわけです。

I ask you: How long will you continue to allow the government of Sudan to manipulate this body? Did Adolph Hitler get to choose which troops should be deployed to end his genocide?

私はあなた方に問いたい。あとどれくらいの間、スーダン政府に本組織を操らせておくのですか?アドルフ・ヒトラーは彼の行ったジェノサイドを終結させるためにどの軍を配備すべきかの選択を行ったでしょうか?

I tell my children that with knowledge comes responsibility. An inescapable knowledge of Darfur is yours. It is your right and responsibility to stand up to the Khartoum regime and ensure the full and effective deployment UNAMID in Darfur.

私は自分の子供たちに知識には責任が伴うと言っています。皆さんは否定できないダルフールの知識をお持ちです。ハルツーム政権に立ち向かい、ダルフールへの完全かつ効果的なUNAMID配備を保証することは皆さんの権利であり責任であります。

Nothing has changed since Nov 2007 when Jean-Marie Guehenno expressed the fear that, quote, the "force will not have the capability to defend itself, and that carries the risk of humiliation for the Security Council and the United Nations, and tragic failure for the people of Darfur."

Jean-Marie Guehenno氏が、引用しますと、「部隊が自衛能力を有せず、そのため安保理と国連にとって屈辱の危険とダルフールの人々にとって悲劇的な失敗がもたらされる」恐れを表現した2007年11月以来何も変わっていません。

The force was to have been "predominantly African in character". But Khartoum has twisted the intention of the resolution and 'predominantly' has become 'exclusively'. If we must accept that, then I am proposing that militarily capable nations partner with those African battalions in need of training and logistical support. In addition to the United States and those few European countries already committed, a group of volunteer nations might include Argentina, Brazil, Chile, Germany, the Netherlands, Norway, Sweden, Singapore, South Africa, South Korea, Portugal.

部隊は“大部分をアフリカ出身者”で占められるようにされてきました。しかし、ハルツームは決議の意図を捻じ曲げてしまい、“大部分”を“独占的”としてしまいました。それを受け入れなければならないならば、軍事的に可能な国々が訓練と兵站支援を必要としているこれらアフリカ軍と手を組むことを提案します。既に部隊を送っている米国とヨーロッパ諸国に加え、志願国にはアルゼンチン、ブラジル、チリ、ドイツ、オランダ、ノルウェイ、スウェーデン、シンガポール、南アフリカ、韓国、ポルトガルが含まれるでしょう。

Five years of terror and destruction is too long. The future of Darfur's people - and the moral credibility of this body - is in your hands.

5年間もの恐怖と破壊は長すぎます。ダルフールの人々の未来、そして本組織の倫理上の信頼性はあなた方が握っています。

The world is looking to you to finally act on that responsibility.

世界の目は皆さんが最終的にその責任で行動するか見詰めています。

If not now, when? If not the United Nations, who?

今でなければいつでしょうか?国連でなければ、誰がやるのでしょうか?

This is a defining moment for the United Nations Security Council.

これは国連安保理にとって決定的な瞬間なのです。

posted by john at 7:43 PM

********ココまで
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by fussyvet | 2008-06-20 00:05 | 世界の話

民度

民度:
ある国や社会の構成員(市民)の政治的・社会的・文化的意識の程度、すなわち市民社会の成熟度のこと。

特に立憲民主主義の下での主権者としての自覚の程度をさす場合もある。

欧米などの先進民主国家や自由主義国家、教育水準の高い国ほど高く、独裁国家やナショナリズムの強い国ほど低いとされる。

フランスメディアによる日本の拉致被害者報道批判など、総じて日本を含めたアジアは欧米から民度が低いと見なされる傾向がある。

しばしば罵倒を込めて『あの国は~が低い』などと用いられる。


 ダルフール紛争について知人と話していたら、その人が「民度の低さ」を挙げていた。私はこの「民度」という言葉に聞きなれていなかった。でも、他国を蔑視する際に使われがちは言葉だということはうすうす感じたし、いくら文明的にも経済的にも政治的にも遅れをとっているからと言って、アフリカ(この場合はスーダンだけれども)の民度が低いということはないだろう、何を定規にして測るのか、と不快に思った。
 が、この記事を読むともうそう言われても仕方がない、庇えないと思ってしまう。こんなこと、仮にも一国の国連大使が言う言葉か?あまりの品格のなさにがっくりときてしまう。

「年老いた女優」 政府批判の米女優をスーダン大使が口撃
2008.6.18 18:09

このニュースのトピックス:米国
 国連安全保障理事会は17日、今世紀最悪の人道危機と指摘されるスーダン西部ダルフール紛争に関する非公式協議を行った。協議には紛争解決を訴える活動家としても知られる米女優ミア・ファローさんも出席、スーダンや中国政府批判を展開した。

 会合後、ファローさんは記者団に「安保理はこの問題に適切に対処してこなかった」と指摘。「中国という巨大な存在の支援がなかったら、スーダン政府は5年以上も(国際社会の要求を)突っ張り続けることはできなかったはずだ」と批判した。

 ファローさんの言動が注目を集めることに業を煮やしたのか、スーダンのアブダルハレーム国連大使はロイター通信に「ファローさんはすでに旬を過ぎ、年老いた女優だ。自分への関心をひきつけようとダルフール問題を利用している」と酷評したという。(ニューヨーク 長戸雅子)


 おいおいおい、こんなこと言われたら、年取った女は何も意見言えなくなるじゃないか…。それだけの問題じゃないけど。

 北朝鮮が国連だったか何だかの会議の場で、日本を公然と「ジャップ」と表現した際に、同会場にいた他国人が「このような会議の場でこのような言葉を聞くとは驚きだ。」と言っていたのを思い出した。まるでそれと同じ感想。相変わらず、ダルフールでは人が虐殺され続け、難民も増え続け、栄養失調で死んでいく息子と同じくらいの幼子の映像を見ると胸が張り裂けそうになる。根本的に現スーダン政府を刷新しないと悲劇は終わらないのかも知れない。だって、こんなこと公の場でいう人が国家の要人なんだもの。

注)どこにも知識人、賢者、人格者はいるものなので、そういう人たちがこれらの国にはいないという意味ではありません。ただ、独裁国家ではそういう人たちが全く隠れて見えなくなってしまうことが気の毒です。クメール・ルージュなど知識人をターゲットに虐殺する独裁国家もあるくらいですし…。
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by fussyvet | 2008-06-19 11:36 | 世界の話

「潜入ルポ ダルフール 隠された真実」

'08年5月19日 月曜深夜[火曜午前] 0:10~1:00(再放送'08年6月1日 日曜日 後11:10~翌0:00)NHK BS1
「<シリーズ  アフリカ>潜入ルポ ダルフール 隠された真実」


 これまでダルフール関連の番組は難民キャンプが舞台のものが主で、現地の状況も難民たちの体験談として語られることが多かったのですが、この番組は、実際にダルフールへ潜入し、その様子を記録した貴重なものだそうです。
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by fussyvet | 2008-06-01 23:59 | 世界の話

我が国日本はダルフール紛争の資金の一大提供国だった

 ダルフール紛争についてまずはミア・ファローのブログからの転載翻訳 (by fussyvet) です。

Beijing's blood-drenched Olympics
Reprinted from The Washington Times
By Nat Hentoff
December 31, 2007

血にまみれた北京オリンピック
The Washington Timesより転載
Nat Hentoff
2007年12月31日

With the Beijing Olympics nearing, China is determined to ensure that unbroken harmony will prevail. The Associated Press, as reported in The Washington Times, reveals that "the Chinese government has created profiles on thousands of foreign journalists coming to report on the Beijing Olympics and is gathering information on thousands more to put into a database. The Politburo extends its pervasive domestic censorship to the world.

北京オリンピックが近付いているが、中国は不協和音がないことを強調することに躍起になっている。AP通信社がWashington Timesにて伝えたとおり、「中国政府は北京オリンピック報道に訪れた外国人記者何千人分ものデータを作成し、さらに何千人分ものデータを加えようと情報収集している。中国共産党は国内中の検閲を世界にまで広げている。」と明らかにした。

This policy statement from "a top official" is in context with China's intelligence services also having been "gathering information on foreign activist groups, aiming to head off protests and other political acts." Four days after the AP report, The Washington Post Foreign Service added that a leading "Chinese security official vowed ... to punish anyone who takes part in a political, religious or ethnic demonstration or protest 'in any form' " during the games.

この“幹部”からの政策声明は本文中、中国諜報機関も「反対運動や他の政治活動を阻止するため、海外の活動グループに関する情報を収集」しているともある。さらにAP通信の報道4日後、Washington Post Foreign Serviceは「中国治安部当局幹部はオリンピック開催期間中に“いかなる形であれ”政治的、宗教的あるいは民族的デモに参加する者は何人であっても処罰すると明言した」と伝えた。

Present at these closely guarded games will be President Bush. If he sees discordant protesters being dragged away, will he say anything to reporters there who have not been on China's equivalent of our "watch lists," and are allowed to attend? But China is also worried, said a senior Olympics official, about "boycott noise" from groups around the world planning such a protest against what many call the "Genocidal Olympics." Right now, however, along with possible boycott of the games by athletes and prominent international figures who would ordinarily attend, is a campaign directed at the corporate sponsors of the Summer Olympics who have invested tens of millions of dollars in the games. They believe their partnership in China's time of glory will reward them with increasing access to China's continually expanding market. For example, General Electric, owner of NBC, has paid $894 million for the rights to broadcast the Genocidal Olympics.

厳重に警戒されたこの大会にブッシュ大統領は参加予定である。もし、大統領は目障りな活動家が連行されているのを目撃したら、我々の「監視リスト」の中国版に名前が掲載されておらず、故に参加を許された記者に現場で何かコメントするのだろうか?しかし、オリンピック大会幹部によれば、多くの人々から「虐殺オリンピック」と呼ばれる大会への反対運動を計画している世界中のグループによる「ボイコット騒動」についても中国は懸念しているという。が現在は、通常ならオリンピックに出席するようなアスリートと世界的に有名な人物によるボイコットの可能性と相まって、運動は北京オリンピックに数千万ドルも投資した企業スポンサーに矛先が向けられている。これらの企業は中国にとっての栄光の時にパートナーシップを結んでおくことが同国の拡大する市場へのアクセスも増加し、有利になるともくろんでいる。例えば、NBCのオーナーであるゼネラルエレクトリック社は8億9400万ドルをこの虐殺オリンピックの放映権獲得のために支払った。

A New York-based human-rights organization — the nonprofit Dream for Darfur — has been in contact with 19 major corporate sponsors of the Summer Olympics to persuade them to put life-saving pressure on China's leaders to engage in a final effort to end the genocide in Darfur. No country in the world is more vital to the economy of Sudan, the perpetrator of these mass murders and rapes, than China.

ニューヨークに本部を置くNPO人権団体Dream for Darfurはダルフールにおける虐殺を終結させるため最後の努力をするよう中国の指導者に圧力をかけるべく、北京オリンピックの主要企業スポンサー19社と接触してきた。世界中で中国ほどこの大量殺人と強姦の犯罪者であるスーダンの経済にとって重要な国はない。

Sudan's president, Lt. Gen. Omar Bashir, is smugly confident that he has prevented the combined United Nations and African Union peacekeeping force from entering Sudan. Only the prospect of losing China's huge annual purchase of Sudan's oil as well as its other large-scale investments in the country will get Gen. Bashir to disarm his savage Janjaweed militia and his uniformed soldiers while also grounding his attack helicopters, which keep bombing the black Muslim survivors in Darfur.

スーダン大統領オマル・バシール中将は国連とアフリカ連合による平和維持軍がスーダンに入国することを阻止したと自己満足している。中国によるスーダンの石油の莫大な年間購入と他の巨大な金額の投資を失うかもしれないという懸念だけがダルフールのアフリカ系イスラム教徒の生存者を空爆し続けている攻撃用ヘリコプターの離陸を阻み、バシール中将にその残虐なジャンジャウィード民兵と制服を着た兵士の武装解除を行わせしめる。

Accordingly, Dream for Darfur has asked 19 of China's profit-hungry partners in the summer games to sign a pledge that conditions their continued support for what China calls its "One Dream, One World" Olympics on their telling China to convince Gen. Bashir to stop blocking the U.N. and African Union mission from rescuing the remaining black African Muslims in Darfur. Among the corporations contacted are Coca-Cola, Panasonic, Volkswagen, Anheuser-Busch (Budweiser), the Adidas Group, McDonalds, Staples, Eastman Kodak and Microsoft.

それゆえに、Dream for Darfurは利益に餓えた中国五輪のスポンサー19社に対して、バシール中将に国連アフリカ連合によるダルフールのアフリカ系イスラム教徒の生存者救出の妨害工作を止めさせる説得を行うよう中国に勧告することを、中国が「一つの夢、一つの世界」と呼ぶオリンピックのサポート継続の必要条件とする誓約書にサインするよう依頼してきた。接触を受けた企業とはコカ・コーラ、パナソニック、フォルクスワーゲン、Anheuser-Busch(バドワイザー)、アディダスグループ、マクドナルド、Staples、コダックおよびマイクロソフトである。

So far, however, Dream for Darfur reports, not one of those corporations has been "willing to acknowledge publicly that ... the ongoing genocide in Darfur is morally unacceptable" for the host of "One World, One Dream." What, then, can be done to shame these investors in the Olympics to undermine China's utterly crucial support of Sudan, the country continuing to conduct the first genocide of the 21st century?

しかし、Dream for Darfurによればこれまで「一つの世界、一つの夢」のホストに気遣い、「現在ダルフールにおけるジェノサイドは倫理的に許容できないと公然と進んで認め」た企業は一社もない。では、21世紀最初のジェノサイドを行っているスーダンという国を支える中国の全く残酷な支持を弱めるために、これらのオリンピックスポンサーに恥を知らせるには何ができるだろう?

If the sponsors continue their silence, they are going to be internationally targeted, as Dream for Darfur also "is working with other advocacy organizations on organizing protest events at sponsors' headquarters, and a mass consumer write-in campaign, as well as contacting the investment community." Among those working with Dream for Darfur in this campaign are the many groups involved in the Save Darfur coalition, and STAND, a student anti-genocide coalition with more than 700 chapters at schools around the globe.

スポンサー企業が沈黙を守れば、国際的なターゲットとなる。Dream for Darfurは他の運動団体と協力してスポンサー企業の本社で反対運動を展開し、消費者からの膨大な署名運動を行うと同時に投資界に働きかけているためである。Dream for Darfurと共に活動している団体にはSave Darfur coalitionや世界中の学校に700以上の支部を有する学生のジェノサイド反対同盟であるSTANDがある。

Actress Mia Farrow, who first unfurled the accusation "Genocide Olympics" and is part of Dream for Darfur, says: "We are appealing to the public ... to put more pressure on these companies (and for) the press do its job ... Business is not as usual when we talk about mass atrocities." So, now everyone who buys the products or services of the corporations can personally help end these atrocities. How many of you care enough about these black African Muslims to stop the further rapes of their women and children and the slaughter of whole families?

「ジェノサイドオリンピック」という告発を最初に行いDream for Darfurの一員である女優ミア・ファローは、
「私たちは皆さんに働きかけています。これらの企業にもっと圧力をかけ、マスコミはその仕事を全うするように…。話が大虐殺になれば、ビジネスは通常のものとはなりません。」
と語る。つまり、今、これらの企業の製品やサービスを購入する者は皆一人一人がこれらの残虐行為を終結させる力となりうるのである。これを読む人のうちどれだけの人がアフリカ系イスラム教徒の女性や子供に対するレイプや家族に対する虐殺を止めさせるため配慮してくれるだろうか?


-----転載ここまで


 このブログでも書いてきましたが、ダルフール地区のアフリカ系イスラム教徒にたいする虐殺を行っている現スーダン政府に資金を提供しているのは現地の中国国営石油企業であり、武器を提供しているのは中国です。このため、北京オリンピックも中国への圧力のネタになっており、五輪スポンサーに対しても人道援助団体から圧力がかかっています。
 ところで、2006年、スーダンからの石油の最大輸入国は日本だったそうです。

http://darfur-news.seesaa.net/article/78441048.html
http://darfur-news.seesaa.net/article/78230614.html

つまり、ジェノサイドの資金を提供していることになります。我が国日本は、ダルフール紛争について、中国と同じくらい非難されてしかるべきかも知れません。国内の報道はこのことをもっと報道すべきだし、海外からの非難を国は覚悟しなくてはいけないでしょう。国内報道の少なさは経済界からの圧力ではないかとも必然的に疑ってしまいます。これを知った小市民としてできることは、省エネに努めることと企業や議員に意見を送ることくらいでしょうか。


☆ダルフールの惨状が映像でわかります。
2005年7月9日放送NHKスペシャル「アフリカゼロ年 第1回 ジェノサイドを止めるのは誰か」 by ニコニコ動画(要登録)

☆ダルフール紛争で惨殺されている子供たちを救うための各種署名にご協力下さい。
Globe for Darfur
国連日本代表部への嘆願書送信について
Petition the International Olympic Committee

☆駐日スーダン大使館へダルフール紛争解決に向けた要望を送る1クリックアクションにご協力下さい。
アムネスティ

☆ダルフール紛争に関する募金サイト
国連難民高等弁務官事務所(こちらは資金不足が深刻で、ダルフールが援助縮小の危機にあるそうです(参考))
日本ユニセフ
国境なき医師団
オックスファム・ジャパンのスーダン緊急支援

Special thanks to ダルフール・ニュース
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by fussyvet | 2008-01-16 22:50 | 世界の話

私自身もダルフールのジェノサイドに資金援助者だった

 三井住友銀行。私がさまざまな支払等に利用している銀行です。この銀行の名前を思わぬところに見つけてしまいました。PetroChina社の主要株主の一覧です。現在、上から12番目に載っています。PetroChinaというのは中国がスーダンで経営する石油企業であり、ダルフールにてジャンジャウィードを使って一般住人を虐殺しているスーダン政府に資金を調達していると国際的に非難されている企業です。その企業を支え、間接的にジェノサイドの資金を支えている企業の一つが三井住友銀行です。そして、その三井住友銀行を使っている私の預金もダルフールの人たちを苦しめていたことになります。
 私は全く知りませんでした。自分が心を痛め、その解決のために少しでも力になるようあらゆる機関、企業に働きかけている大虐殺に自分が知らないうちに思いがけず資金を提供していたことになります。私はこの三井住友銀行の預金を引き上げ、償いとして代わりに国境なき医師団などダルフールの人たちのために活動しているNGOなどに投資すべきほどの罪を感じています。
 なぜか、三井住友銀行のホームページにはメールアドレスがありません。PetroChinaに投資している他の企業には下記ミア・ファローのブログに出ているInvestors Against Genocideがネット上で意見を送るよう活動しているのですが、三井住友銀行には郵送でないと意見を送ることができません。それでも送っていただける方は、参考までに和訳等掲載しておきますのでよろしくお願いします。


http://investorsagainstgenocide.googlepages.com/sumitomo より*****

Take action and object to Sumitomo Mitsui investing in companies that fund the genocide in Darfur

ダルフールでのジェノサイドの資金源となっている企業に投資している三井住友銀行に異議を唱える行動を起こしてください。

* Contact Sumitomo Mitsui at:
Sumitomo Mitsui Financial Group
Investor Relations Department
1-2, Yurakucho 1-chome, Chiyoda-ku, Tokyo
100-0006, Japan

  〒100-0006
  東京都千代田区有楽町1丁目1-2
  株式会社 三井住友ファイナンシャルグループ企画部IR室 御中
  TEL:03-5512-3411(代表)

* Sample text to consider:
   参考文

I am very troubled that the firm I have chosen to manage my savings invests in companies funding the genocide in Darfur, Sudan. Years after the genocide was publicly acknowledged, I learn that I am unknowingly and inadvertently connected to the genocide by investing with your firm. I am deeply disappointed to have trusted your firm and been put in this compromising position.
I want my savings and investment firm to be genocide-free. I do not want to invest in companies that substantially contribute to genocide, patterns of extraordinary and egregious violations of human rights, or crimes against humanity. Without a commitment regarding future investments I will remain at risk of funding genocide in the future. It is important to me that I avoid being connected in any way to the worst violations of human rights on the planet.
Please immediately divest your current holdings in PetroChina, Sinopec, ONGC, and/or Petronas since these are the worst offenders in the current Darfur genocide. Looking forward, please adopt an ethical policy that will avoid such investments in the future. If you fail to quickly take these steps, I will move my savings elsewhere.

 私は自分の貯金を管理するために選んだ会社がスーダンのダルフールにおける大虐殺に資金援助している企業に融資していることにとても心を痛めています。大虐殺が広く知られるようになって何年か経ちますが、御社からの融資を通じて自分自身が知らないうちに不本意にも大虐殺と関係していることを知りました。私は御社を信用してこのような恥ずべき状況に置かれていることを心から残念に思います。
 私は自分の預金と投資会社に大虐殺に関わらないものとなって欲しいのです。大虐殺、甚大でとんでもない人権侵害や非人道的犯罪に実質的に加担している企業に投資したくありません。私は今後の投資について保証がなければ、大虐殺に資金援助し続ける危険が残ります。私にとっては地球上で最悪の人権侵害にいかなる形でも関わらないということが大切なのです。
 御社が現在有するPetroChina、Sinopec、ONGCおよびPetronas社の株を迅速に処分して下さいますようお願い申し上げます。これらは現在ダルフールの大虐殺において最も罪の重い企業であるからです。将来的に見て、今後そのような投資を避ける倫理方針を採用して下さいますようお願い申し上げます。

Sumitomo Mitsui's holdings

* Sumitomo Mitsui's worldwide holdings of PetroChina were worth $197 million, estimated based on information accessed by the Sudan Divestment Task Force through Bloomberg LP and market-valued as of August 1, 2007.

三井住友の保有株
* Sudan Divestment Task ForceがBloomberg LPを通じて入手した情報によれば、三井住友の世界的なPetroChina保有株は2007年8月1日の市場価格で1,970億ドル相当であると見られる。

****************


 以下に参考までにミア・ファローのブログも付け足しておきます。

11/13/2007 New York City, USA

Here’s the major news from Investors Against Genocide since their September email:

9月のメール以降、Investors Against Genocide(大虐殺に反対する投資家たち)から寄せられた大きなニュースがある。

Warren Buffett’s Berkshire Hathaway has completely divested its massive holding in PetroChina. Berkshire sold 2.3 billion shares of the worst of the companies funding the genocide in Darfur. Buffett denies his actions had anything to do with public pressure or genocide, but his complete divestment of PetroChina cuts the connection between Berkshire Hathaway and the genocide in Darfur. The sell-off by one of the world’s most respected investors is also a clear demonstration that ethical responsibility and fiduciary responsibility are not mutually exclusive. Since Berkshire no longer holds Petrochina, we have dropped it from our list of problem investment companies.

ウォーレン・バフェット氏が会長を務めるバークシャー・ハサウェイ社が所有していた大量のPetroChina株を全て処分した。バークシャー社はダルフールの大虐殺(以降、ジェノサイド)に資金提供している企業の中でも最悪の23億株を売却したのだ。バフェット氏は自身の行動が世論の圧力やジェノサイドとは関係ないとしているが、同氏がPetroChina株を完全に処分したことによりBerkshire Hathaway社とダルフールのジェノサイドとの関係を絶つ。世界で最も尊敬される投資家の一人による株の売却は道義上の責任と受託者責任が相互排他的ではないということを明確に示すものでもある。Berkshire社はもはやPetroChinaを所有していないため、問題のある投資会社の一覧から除外した。

(中略:UBS社が問題のある投資会社一覧に加わったこと。)

The Congressional Human Rights Caucus has scheduled a hearing on genocide-free investing for December 11, 2007. The hearing will shed light on the problem of so many ordinary investors being inadvertently connected to the genocide in Darfur by virtue of the large investments financial institutions make in companies like PetroChina. We will keep you posted as more information becomes available.

Congressional Human Rights Caucus(アメリカ議会の人権幹部会)はジェノサイドフリーの投資についてのヒアリングを2007年12月11日に行うこととした。このヒアリングにより、金融機関がPetroChinaなどのような企業に行う巨大投資のためにいかに多くの一般投資家が不本意にもダルフールのジェノサイドと関係を持っているかという問題が明らかになると思われる。今後、更なる情報が入り次第掲載していく予定である。

(中略:Franklin Templeton社がPetroChina社の最大投資会社であること。)

Here’s what you can do to help:

ここにあなたができることを掲載しておきます。

Submit a shareholder resolution. Our shareholder resolution drive is gaining traction. We’ve submitted nearly 75 resolutions to 61 mutual funds across multiple companies. To put this in context, according to a recent article in IR magazine, there were a total of 322 environmental and social resolutions submitted to all companies for all of 2006. We’re enthused by our progress but want to do much more. We need your help. If you own shares in any of our targeted problem investment firms, please review the information on our shareholder proposal program and contact us for further information on how you can help.

株主決議を投稿して下さい。私たちの株主決議の意欲が増していきます。(中略:投資信託会社に対する意見投稿等について。)

The Investors Against Genocide Team

^^ Imagine if every parent in America refused to buy or invest in products that are made by countries whose governments support genocide: example, China; what a difference this would make for the families of Darfur, like the terrified and sick people I met in Chad (above)

アメリカの親が全てジェノサイドを支援している国、例えば中国による製品の購入や投資を拒んだら、私がチャドで出会った恐怖に怯えて病んだ人々のようなダルフールの家族たちになんという変化をもたらすだろうかと想像して下さい。
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by fussyvet | 2007-11-18 13:43 | 世界の話