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ブログ「広島ドッグぱーくのボランティアの真実」

2006年に広島ドッグパークの崩壊に伴い、その動物保護団体の問題点について、内部告発やら噂やらが飛び交ったのですが、実際にボランティアに参加していた人が、「今だから語れること」をブログにつづり始めました。ご興味ある方は、ぜひお読みください。

広島ドッグぱーくの真実
知られざる広島ドッグぱーくのボランティアの真実。嘘か真か、はてさてその真相は・・・・・


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by fussyvet | 2011-02-26 08:22 | 動物

動物実験代替法を人体実験代替法と言い換えることについて

最近、動物実験代替法を人体実験の代替法と言い換える傾向が散見されます。最初、この人体実験代替法という言葉の代替を見たとき、ピンときませんでした。それどころか、普通の人だったら、この言葉を見たときに「大丈夫かな」という感想を持つんじゃないかと思います。

そもそも動物実験は必要ないという考え方に由来するのだと思いますが、今回はこの「人体実験代替法」という言い換えに対して少々批判を加えたいと思います。

動物実験にも数々あります。しかし、その批判の急先鋒がターゲットとするのは医薬品、農薬等の承認に係る非臨床試験ですが、これ自体が既に人体実験代替法であり、そのことは医者や研究者は既に承知のことです。ですから、「人体実験代替法」という言い換えに対して、彼らは「何を言ってるんだ」と呆れるはずです。

さらに、獣医系大学、理学部などヒト以外について研究を行っている教育機関の動物実験は、人体実験の代替法ではありません。だから、「動物実験代替法」を「人体実験代替法」と言い換えることで、逆に獣医系大学、理学部などの動物実験を自ら除外し、動物実験代替法の範囲を狭めてしまうことになります。動物実験代替法学会には獣医系大学の研究者も少なからず参加しているのに。

本当に動物実験をやめさせたいのであれば、「人体実験代替法」という言い換えは止めた方がいいんじゃないかなと思います。あえて言い換えるのであれば、「生体実験代替法」でしょう。これなら、動物実験の苦痛のカテゴリーB以上の動物実験がほぼ全て含まれることになります。あまり意味がないどころか、動物実験の縮小にとって逆効果になる言葉に言い換える必要はないだろうと思うわけです。

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by fussyvet | 2011-02-14 19:37 | 動物

獣医学教育における生体実習について質問をもらいました

動物愛護に関心を持つ方から質問をいただきました。

Q. 欧米で一切動物を犠牲にせずに単位をとり、獣医になれる大学が増えているのですが、それに対して、「模型やCGだけで学んだ獣医師には診てもらいたくない」「実際の生物を用いた実験でしか学べないことがある」という意見をよく聞きます。そこでこれに関するご意見や生体を用いた実験だからこそ学べたことがもしあるのであれば、おうかがいしたいと思います。

まず最初に、欧米で一切動物を犠牲にせず単位が取れる獣医系大学が出てきているというものの、最近はあまり聞きません。やはり限界があるようです。そのことから考えても、「実際の生物を用いた実験でしか学べないことがある」ということは真実だと思います。ただ、「模型やCGだけで学んだ獣医師」についてですが、そんな人は実際にほぼ皆無だと思います。「一切動物を犠牲にしない」ということは、「一切動物の体を用いて学ばない」という意味ではありません。欧米では、献体制度と言って、動物病院で亡くなった動物の遺体を所有者から承諾を得て実習に用いる方法を取り入れているところがあります。実際に、そういった方法で学び、獣医になった北欧の獣医師と話したことがありますが、彼女は卒後、小動物のための病院を開業しています。生体を犠牲にしていなくても、動物の身体からは学べることがあるし、実際にそうしているし、また、最低限、そうでなくてはならないということです。

では、献体制度からも学べない、最初に触れた生体を用いた実験でしか学べないことを何に置き換えていくのかについてですが、これが難しく、教育機関としての大学全体が本腰をあげて取り組まない限り、教育における代替法の導入は実現されないでしょう。一時期、学生が熱心に取り組んでいましたが、彼らが社会人になって大学を離れたら、後を熱心に継ぐ者もなく、大学側が本腰を入れる前に衰退していったように感じています。結局、一時の流行で終わってしまいました。学生の代替法を求める声が大きくなり、さらにそれに指導者側も参加しなければ、生体実習代替法の開発はできません。今、北海道大学獣医学部でそのような取り組みがされていますが、獣医学会で時々発表がある程度で、現在、どのような進行状況であるのか、その他の日本動物実験代替法学会など、外には大きく聞こえてきません。

以上は、大学教育、特に獣医学教育に関することであり、高校以下の学校については生体実習など必要ないと思います。実際に私が育った県では、中学一年でミミズを犠牲にした以外、小中高で解剖はありません。それでも、私は全く問題なく成人し、高等教育を受け、獣医師の資格を取って現在に至っています。


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by fussyvet | 2011-02-12 11:37 | 動物

元学生から内部告発された北里大学の動物実験について

 Twitterなどで「無条件」に拡散されているのですが、ちょっと違和感を覚えることもあるので書きたいと思います。

 <内部告発>北里大学での残虐実験!!猫の頭を開き、電極を刺す!!ネズミを画鋲で張り付け!!

 現在、どこかの病院で臨床検査技師をしている元北里大学生からの告発だそうですから、臨床検査技師を養成する課程の実験動物学および生理学実習で行われた実験だろうと思います。私は臨床検査技師の必須課程を知らないのですが、もし、これらの実習が国の定めた必須課程の一つであるなら、なんらかの動物実験をしなくてはいけないのだろうと思います。それは学生が「無意味である」と思うか否かに関係なく、実習自体は実施が定められていて、その単位を取らない限り、臨床検査技師にはなれないということです。

 今回、告発された動物実験は3種類あったようです。無麻酔でマウスを磔にするなどは言語道断(ただし、麻酔後に覚醒させない条件で発泡スチロールにマウスの針で四肢で指すことは、責められません)、また、痛覚のあるカエルの脊髄破壊を不慣れな学生に何度もやらせるのも問題があると思います。麻酔下で猫の頭部に電極を刺入して行う実験は、生理学ではしばしば行われる手法であって、麻酔後に覚醒させない条件下で行うこと自体を責められるのであれば、あらゆる医薬系大学がその非難の的に入ることになります(ちなみに、この猫の実験は必須の実習内ではなく、研究室に所属後、その研究室の研究として行われた[る]ものです)。個人的には猫好きな私には耐えがたい実験ですが、自分に耐えがたいからと言って、その実験を非難し、さらには止めさせることはできるのか?

 今回の内部告発事件に関心を持たれた人のうち、「動物実験は絶対にダメ」とまでは思っていない人、または「よくわからない」人には、告発内容のどこがどういけなかったのか、具体的に考えてみてほしいと思うわけです。

追記:「大学の必須課程として、動物実験が採用されていること自体が問題だと思われる人があれば、では、動物実験に代わる大学教育教材として妥当な実習内容はどういうものなのか、実際に妥当性が認められた方法があるのか、考えてみてほしいと思います。一番の問題は、大学教育における動物実験代替法に取り組む教官、および関心を持つ学生が皆無に近いことなのですが。

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by fussyvet | 2011-02-04 11:39 | 動物