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インフルエンザと喘息と

 今期ワクチンをうっていたにもかかわらず、チビがインフルエンザにかかり、さらに喘息を併発。最初はインフルエンザの熱でぐったりし、それが収まると持病の喘息で咳が止まらない。結局、8日間も保育園を休ませることになった。私自身はワクチンをうっていないので、今度は私がいつ発症するかと待っている。
 こんなときは本当に、心底、つくづく、近くに頼れる家族がいてくれたらどんなに良かったかと思う。夫は平日朝6時過ぎから夜遅くまで働いている。中間管理職ゆえ、休めない。男性の育児休暇の取得など考えられない。今は経済的に一家の大黒柱だから仕事重視でやってもらわねばならない。その結果、家事の大半と育児は全て私が受け持つことになる。あまりのしんどさに、昨年勤め人を辞めたけれど、それでもこの8日間は堪えた。フリーランスでよかった、結果オーライだと思う。たった今確定申告の書類を作成し終わったけれど、一年後の私の収入は激減しているだろう。今は心身を守るため、息子の世話のため、夫のため、それでもよい。
 幼子を抱え、近くに頼れる親戚、友人もいない状況でフルタイムで働いている女性はどうやっているのだろう?私がもう10歳若かったら、育児、家事、仕事のいかなる困難も体力と精神力で処理できただろうか?体力がない、若くない、精神力も衰えていると心の中で泣き言を言うことすら、もう一人の自分が責め、どこにも自分の居所を見つけられないほど情けなくなる。
 息子はまだ少しゼイゼイしている。今夜は昨夜よりも呼吸が楽であればいい。私もゆっくり眠れる。
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by fussyvet | 2009-02-25 12:47 | 家族

個人的な関心事の変化と現在の状況に関する一考察

 若いころ、そしてつい最近まで私は日本が嫌いで、アメリカとか欧州に憧れ、どこかに移住したいと思っていました。しかし、今は現在住んでいるこの場所でよい、私はこの国で幸せに生きられると感じています。外国に住んでみたい気持ちはありますが、それは今までのような憧憬ではなくて、単純な好奇心の一つに過ぎません。

 私に動物を取り巻く問題に関する記事を期待してくださっている方々がいらしたなら本当に申し訳ありませんが、最近の私は動物のことよりも人間の方に興味が移ってきています。2008年11月より動物についての記事を別のブログで更新することにしたことは告知済みですが、そちらのブログでさえなかなか更新していません。以前から「人間同士の問題すら解決できていない状況で動物のことまで解決するには至らない。」と思っていましたが、子供を生んでからますますその思いを強くしています。息子を生んでから最初に触れたのはスーダンのダルフール地方におけるアフリカ系住民の虐殺についてでした。多分出産後間もない女性はたいていそうであるように、とても精神的に敏感になっていた私は非道な民兵により残酷に殺される子供たちに関するレポートを読み、我が子に起こったことのように受け止め、以来ずっとその紛争について情報を追い続けています。最近ではガザ地区へのイスラエルの攻撃があったため、それの情報を集めては自分が管理する英語のブログにも掲載していました。するとそこへアメリカの右派およびシオニストと思われる人々からのコメントが殺到して炎上してしまったことは以前のブログにも書いたとおりです。
 その際に感じたことは、独善的なシオニストとアメリカ右派の恐ろしさでした。彼らの中で自分たちの主張は全て正しく正義であり、自分たちが起こした戦争は自衛のための戦争であり、そしてアメリカが日本に落とした原爆は必要で戦争を終わらせて犠牲者をさらに増やさないためには正しかったというものです。今、彼らにとっては敵はアラブ諸国であり、イスラム教徒であり、それらから派生した”テロリスト”でした。
 ”テロリスト”、それから一部のイスラム教聖職者が仕切る国の刑罰は確かに残虐です。しかし、長い歴史の中でたった100年ほど前までアメリカはアメリカの原住民に同じことをしていたし、ヨーロッパも残酷な刑の執行をしていました。悪いのはアラブの人でも他の民族でもなく、どんな民族の中にもいる残酷な人たちです。もっと言えば、誰しも究極の状況下では残虐になりうる。ナチスに虐殺されたユダヤ人もその一部は大戦が終わってまだ数年しかたっていない1948年にパレスチナ人に対して身の毛もよだつ虐殺をしているし、ベトナムではアメリカがソンミ村で罪のない人々を殺しているし、日本人だって大戦が終わったにもかかわらず国内で同じ日本人を虐殺している。
 この一か月、私の頭の中はイスラエルとそれを支持するアメリカへの憎しみでいっぱいでした。時期悪く手元にツタヤから「シンドラーのリスト」のDVDが郵送されてきましたが、しらじらしくてそれを見ることもできなかった。そんな感情を修正するため、イスラエルを非難するユダヤ人団体を探し、アメリカの感動ものの映画を見ました。自分の中に怒りだけを占有させておいてはいけないと思ったからです。そして、何とかまた平常心に戻ることができました。
 今あらためて思うのは、戦争というのは政治的なものであるということ。政治家とか特定の組織のリーダーが起こすものであって、そこへ一般市民の思いや苦しみは全く加味されません。それに心痛める人はアメリカ人であっても、ユダヤ人、韓国人、中国人、日本人、アラビア人であっても、戦争の中でどうしようもない悲しみと怒りにもだえる人たちのため声を上げずにはいられない人がいるのであって、私はそういう人を、どこの国の人でどこにいても応援したいと思いました。
 そして、何よりも大切なのは今ある生活の中で接する人、家族、大切な友との関係を楽しみ大事にすること。

マザー・テレサの言葉
「(世界平和のためには)帰って家族を大切にしてあげて下さい。」

 紛争を起こさないようにすること。そのためのお金の使い方、リーダーの選び方をもっともっと学びたい。
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by fussyvet | 2009-02-14 00:50 | 徒然

「告発のとき」

「告発のとき」
出演: トミー・リー・ジョーンズ, シャーリーズ・セロン 監督: ポール・ハギス


 う~ん、最後まであれがシャーリーズ・セロンだとは気がつきませんでした。見終わってからキャストを見て「えっ!?」と信じられず、もう一度見直して顔を確認しました。いい女優、というか素晴らしい女になりましたね。「サイダーハウスルール」の頃の女のずるさをふんだんに利用したような雰囲気は大嫌いでしたが、「告発のとき」の中のセクハラにも負けず毅然と仕事をする姿、息子を思う母の顔、それから鼻にバンソウコウを貼った姿もすべて素敵でした。
 トミー・リー・ジョーンズ、スーザン・サランドン、フランシス・フィッシャーの存在感は言うまでもなし。若手俳優はこれら名優たちのオーラのせいで少し霞んでしまった感じ。そんな演技批評はどうでもいい。とにかくストーリーです。
 単純な反戦映画じゃないと思いました。現在進行形の紛争について調べている私だから感じたのかもしれませんが、少しでも「戦争とはなんなのか?」と考えている人にはお勧めです。特に「息子」を持つお父さんお母さんには心動かされるものがあるのではないかと思います。この映画の監督の他の作品も漁って見たいと思いました。

星5つ
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by fussyvet | 2009-02-14 00:18 | 映画

不幸論

 朝の5時か。

 どうしてだか知らないが、ガソリンの台帳をつける担当になっていて、それは1ヶ月以上記帳日が開くとアウトで、転任したてで忘れてしまっていて、「懲戒解雇に値するぞ。」と脅されて夢から覚めた。
 今の私は懲戒解雇なんかと無縁の世界にいる。ホッとする。

 私の癖だ。何か日にちに追われるような担当を請け負ってしまうととても苦になる。どんな些細なことでもだ。今日にちに追われるようなことは、保育園の連絡帳を書きとか、粗大ごみの日とか、原稿の締切くらいのもので、定期的にチェックしなくてはいけない担当など持っていない。そんな”気にしぃ”の性質は精神医学的になにか症候群名がつけられているかな。そう思うくらい嫌な性質だ。

 夢から覚めてすぐにこれまでのいろいろなことが思い出されてきて、今はつくづく幸せだと思う。このあたりはいたってシンプルな思考回路になっている。「いつか別れてやる。」などと夫にムカつき、「このクソガキ!」と息子のやんちゃにイラつきながら、「いつか私が背負うのか。」と実家の病気の家族のことを気にやみながら、「私はいつかまたフルタイムに仕事できるのだろうか。」と焦りながら、飢えることもなく、追われることもなく、寒い冬を子供と一つ布団で眠れることの幸せ。それが見えないことが不幸せ。不幸せにはなりたくない。

 おかしな夢のおかげで、頭がすっきりした。
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by fussyvet | 2009-02-12 05:05 | 徒然