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もうこういう運動の在り方は止めてほしい

 仕事で動物実験をしている人間が、動物実験を仕事として選択したのだと思っているのであれば、それは大きな間違いだ。むしろ、最初から動物実験を行うことを趣味としてその仕事を選んだ人がいるとすれば、私は会ってみたい。きっと、映画や漫画に出てくる「マッドサイエンティスト」をイメージしているのだろうと思う。
 動物実験を行っている人は、それを仕事として選んだのではなく、就業した結果、そこに動物実験が方法論として存在していたのである。就業でなく、大学での実習で行う動物実験でもそうだ。そして、その実験方法は本人の好みで選んでいるわけではない。動物実験を行っている研究者がその実験方法を好んで選んで行っていると思っているのなら、本当に大きな間違いだ。
 ここ数か月、イヌ・ネコのレスキューや動物実験反対などさまざまな動物愛護運動に関わっている人のブログを読んだり、実際に会って話したりしているうちに、つくづくどんなに話し合っても永久に接点はないと虚脱感に陥った。結果的にブログにも動物の問題について掲載しなくなったけれど、今日書いたのは、もし動物愛護で拙ブログを読んでくださっている人がいたとしたら、もう一度、本当に動物の権利が全て認められることができるのか、仕事として動物を扱っている人たちのこと、動物愛護問題が過激になってしまう理由、自分自身が知らず知らずに犠牲にしている動物たちの存在への無知、そして公人や企業を含めて表面的に他人だけを責めることについてじっくり考えてほしいと思ったからだ。
 運動を進めている人の考え方と運動自体の在り方がこのままだと絶対に動物たちの問題は解決していかない。
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by fussyvet | 2008-02-17 11:09 | 動物