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タヒチで子猫を崖から投げ殺しているホラー作家について

Crisscross - News - Novelist's essay about throwing kittens off cliff sparks outcry

 タヒチでも動物愛護法があって、猫に避妊手術をすることもなく、生まれたらすぐに崖から投げ殺していると公然と日経新聞で告白したホラー作家の行為は、同法違反だ。海外のWebでも論争を巻き起こし始めた。
 HSUSなど大きな愛護団体とコンタクトを取って、法律違反は取り締まるべき。どんな犯罪だって同じ。テロリストが日経で、
「神を冒涜したものには死あるのみ。」
と殺人を告白したら、誰も黙っちゃいないだろう。過去の窃盗を告白したお姉ちゃんタレントは抗議されて謹慎し、それを公然と流したテレビ局も徹底的に非難された。それと同じことをこのホラー作家と日経新聞は犯したのだ。社会的に罪を償え。
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by fussyvet | 2006-08-30 10:08 | 動物

ふざけるな日経

 前の投稿に関連して、記事を掲載した日経新聞にも問い合わせが相次いでいるが、日経は関係ないと責任逃れをしているらしい。
 例えば、国外で犯罪を犯していると告白する内容の記事を同じように掲載したのならば、どうであったか?国外ではあれ、強盗や殺人を犯していると告白する内容の記事を同じように掲載したのならば、どうであったか?タヒチにも動物虐待を取り締まる法はあるらしい。同じ法を犯す行為であっても、動物虐待に関してはひどく軽視されていることを表している。この問題に取り組む者にとっては、”アカンベー”をされているようで、非常に悔しく、怒りを隠せない。そういえば、少し前に自社職員が不祥事を起こしたことに関しては、ものすごく対応が甘かったように思ったが、この新聞社は大新聞であることに胡坐をかいた、根っからの無責任企業なのかも知れぬ。
 我が家は私が転がり込む前から夫が日経をとっていたが、別の新聞に変えさせる。そんな企業に払う金は悪銭一文たりともないわ。
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by fussyvet | 2006-08-22 23:36 | こうして社会は回ってる

生まれた命を殺すことと避妊手術をどうしてイコールで結べるのか?

情報源
「きっこの日記」2006.8.21
「猫殺し作家の屁理屈」


 動物を飼育する以上、避妊去勢手術は必要悪であると私は思っている。「必要悪」というのは、健康体にメスを入れるという観点からであり、避妊手術により雌は子宮蓄膿症の予防、発情期の苦悶回避を、去勢により雄は前立腺炎の予防、闘争本能による飛び出し交通事故を防ぐことができるなどメリットを考えれば、全くの悪ではない。何よりも、無制限な繁殖行動により生まれてきた個体を殺処分することはなくなり、人口に比して過剰なペット人口を減らすには、避妊去勢手術を行うしかない。なぜって、犬も猫も自分でコンドームを付けられないし、毎日ピルを飲めないし、その他自ら避妊できないのだから、手術により避妊してやるしかないのだ。不自然だと批判する者には、動物を飼育すること自体が既に不自然だと言ってやる。
 タヒチ在住のホラー作家が2006年8月18日付けの日経新聞の「プロムナード」という欄に次のような記事を載せた。

「こんなことを書いたら、どんなに糾弾されるかわかっている。」「動物愛護管理法に反するといわれるかもしれない。」としながら、「私は子猫を殺している。」と告白している。家の隣の崖の下がちょうど空地になっているので、生れ落ちるや、そこに放り投げるのだそうだ。
 子猫殺しを犯すに至ったのは、いろいろと考えた結果だそうだ。
 赤ん坊の頃から育ててきた雌猫を三匹飼っていて、盛りがついて、子を産む。タヒチでは野良猫はわんさかいる。もらってくれるところなんかない。避妊手術を、まず考えたが、獣の雌にとっての「生」とは、盛りのついた時にセックスして、子供を産むことではないか。その本質的な生を、人間の都合で奪いとっていいものだろうか、と。もし猫が言葉を話せるならば、避妊手術なんかされたくない、子を産みたいというだろう、と。
 飼い猫に避妊手術を施すことは、飼い主の責任だといわれていることについては、飼い主の都合でもあり、生まれてすぐの子猫を殺しても同じことだという。子種を殺すか、できた子を殺すかの差だと。避妊手術のほうが、殺しという厭なことに手を染めずにすむ。「そして、この差の間には、親猫にとっての「生」の経験の有無、子猫にとっては、殺されるという悲劇が横たわっている。どっちがいいとか、悪いとか、いえるものではない。」と。
 愛玩動物として獣を飼うこと自体が、人のわがままに根ざした行為で、獣にとっての「生」とは、人間の干渉なく、自然の中で生きることだ(この点は私も同じ意見だけれど)から、生き延びるために喰うとか、被害を及ぼされるから殺すといった生死に関わることでない限り、人が他の生き物の「生」にちょっかいを出すのは間違っているという。「人は神ではない。他の生き物の「生」に関して、正しいことなぞできるはずはない。」と。
 そして、「私は自分の育ててきた猫の「生」の充実を選び、社会に対する責任として子殺しを選択した。もちろん、それに伴う殺しの痛み、悲しみも引き受けてのことである。」と結んでいる。


 3匹の雌猫が「子を生みたい」と言っていると想像するなら、どうして捨てられる子猫が「捨てられたくない。お母さんのお乳を飲みたい。」と言っていると想像しないのか?子種を殺す避妊手術と生まれた子猫を殺すのは同じではない。苦痛が違うだろう。成猫に施される避妊手術は、意識があるのに切り刻むわけではない。麻酔下で行うのだ。その際の苦痛をあげるならば、麻酔薬を投与する際に保定されることと、術後多少傷が痛むことだ。それらにしたって、保定は一瞬であるし、慣れた者が行えば全く苦痛ではない。術後の傷は鎮痛剤を投与すれば、ほとんど感じないほどに緩和される。いずれにしろ、生まれた後に殺される子猫たちが、殺される時に味わう、絶望、孤独、そして死の苦しみに比べれば、全く問題にならない。人間が動物に関与する際に考慮しなくてはいけない基準は、”苦痛”の大きさであると常々言っているが、避妊去勢手術を受ける苦しみと、生まれてから殺される苦しみではどちらの苦痛が大きいか、言うまでもない。
 親猫の「生」の喜びを取ったと言っているが、生んだ直後に我が子を取り上げられる苦しみは考えないのか?神ではない人間が動物の「生」に関与する権利はないと言っているが、そうであれば「死」に関与する権利はどうなのか?「飼育」という不自然な形態をとりながら、「生」にだけ神を持ち出す矛盾。そして極めつけは、子殺しの痛みと悲しみも引き受けたと自らを悲劇のヒロインにしている。私は保健所では不用動物の引き取りをし、学生時代の実習初め、獣医師としてさまざまな動物の安楽死を行ったりしたが、その痛みと悲しみをこうも安く言うことなどできない。さも悟ったように、動物を殺すことをやすやすと正当化すべきではない。
 大新聞にこのようなことを堂々と載せてしまう開き直りは人格を疑う。タヒチには、動物虐待に関する法律はないのか?国外にいれば、日本の法律で取り締まれないだろうと思っての投稿かと思うと、その確信犯的図々しさに腸が煮えくり返って治まらない。

書き加え:
 この作家は開き直ってとんでもないとは思うが、それでも、子犬が生まれるたびに保健所に平然と持ってくるリピーターも五十歩百歩である。
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by fussyvet | 2006-08-21 23:25 | 動物

<万能幹細胞>卵子や胚使わず作成…マウスで成功 京大

<万能幹細胞>卵子や胚使わず作成…マウスで成功 京大 [ 08月11日 01時00分 ]

 卵子や受精卵(胚(はい))を使わず体細胞だけから、さまざまな組織の細胞に分化する能力を持つ万能幹細胞を作り出すことに、京都大再生医科学研究所の山中伸弥教授らがマウスで成功した。将来、ヒトの体細胞で実現すれば、拒絶反応のない臓器移植や再生医療、新薬開発など幅広い応用につながる。同じように万能性を持つ胚性幹細胞(ES細胞)は、作成に卵子や胚を使う倫理的な問題があり、代替手段として期待される。米科学誌「セル」電子版で11日発表した。

 胚の段階の細胞は将来、皮膚や臓器などに分化する万能性を持っている。いったん分化した細胞を胚の状態に若返らせ、分化能力を呼び戻すことを「初期化」という。

 山中教授と高橋和利・特任助手は、ES細胞と体細胞を融合すると体細胞で初期化が起こることから、ES細胞の中で初期化に必要な遺伝子が働いていると考えた。そこで、マウスのES細胞で特異な働きをする24の遺伝子を調べ、初期化に不可欠な四つを突き止めた。マウスの皮膚細胞にこれらを導入すると、ES細胞とよく似た細胞ができ、iPS細胞(誘導多能性幹細胞)と名付けた。

 この細胞をマウスの皮下に注入すると、神経、筋肉、軟骨などさまざまな種類の細胞や組織を含むこぶができた。容器内でも心筋、皮膚、肝臓の各細胞に分化し、万能性を持つことが確認された。また、iPS細胞を使ってもクローン動物作成にはつながらないとされた。

 一方、四つの遺伝子はヒトにもあり、山中教授らは、ヒトの体細胞でも同様の初期化ができるか調べている。山中教授は「人間でも比較的少ない遺伝子を使って万能細胞が作れるのではないか。ただ、初期化の詳しいメカニズムは不明で、今後の課題だ」と話している。【須田桃子】

 ▽幹細胞 臓器や組織を構成する細胞に分化する能力を持った細胞。胚の初期段階から作り出す胚性幹細胞(ES細胞)は、体のさまざまな細胞や臓器に成長する性質を持つため「万能幹細胞」とも呼ばれる。一方、骨髄や血液、肝臓、皮膚など特定の細胞にだけ分化する幹細胞は、体性幹細胞と呼ばれる。

 ◇再生医療に新たな突破口

 京都大がマウス実験で体細胞だけから万能幹細胞を作成したことは、倫理的課題を抱えていた再生医療研究に、新たな突破口を開く成果といえる。ただ、実際の治療に使うには細胞の安全性確認が不可欠で、実現には相当時間がかかりそうだ。

 新たな組織を再生する以外に治療法がない脊髄(せきずい)損傷や臓器不全などの難病では、受精卵やクローン胚(はい)から作成する胚性幹細胞(ES細胞)を使った再生医療が有望視されてきた。新薬などの開発にも役立つ。

 だが、受精卵を使うと生命の始まりである胚を壊すという倫理的問題が起きる。クローン胚の場合には、卵子の提供を受けねばならないほか、クローン人間誕生につながりかねない恐れがある。このため、日本での研究は厳格な手続きが必要で停滞気味だった。米国でも倫理的問題から政府はES細胞研究への予算支出を認めていない。しかし、成果が大きいと期待されるため民間資金での研究が進められている。

 皮膚細胞だけから万能細胞を作った今回の研究は、受精卵を壊したり、卵子集めをする倫理的な問題を回避できる。

 西川伸一・理化学研究所幹細胞研究グループ・ディレクターは「今回の成功は、(初の体細胞クローンの羊)ドリーが生まれて以来の驚きだ。体細胞の初期化は世界中の研究者の夢だった。再生医療の歴史を塗り替える可能性もある」と話す。

 一方、この研究が実際の難病患者の治療に結びつくには「少なくとも20年はかかるだろう」(中辻憲夫・京都大再生医科学研究所長)との指摘もある。作られた細胞の安全性確保、安定した増殖法の確立など、乗り越えねばならないハードルが多数残っているからだ。

 生命倫理に詳しい位田隆一・京都大大学院法学研究科教授は「マウスの成果がヒトでも同じかどうか、冷静に見極める必要がある。患者の細胞を使う研究や臓器の置き換えなど、倫理的な問題は常に付きまとう。一つ一つ丁寧に判断していくことが必要だ」と話す。【永山悦子】


 人の医療にとっては、画期的な研究成果で更に研究が進むことを待ち望んでいる人は少なくないだろう。
 この実験にはマウスが用いられた。論文をまだ読んでいないけれど、少なくとも受精卵の回収、皮膚への細胞注入、試験管内での実験のための皮膚細胞のサンプリングで動物を用いた実験が行われたはずである。動物の権利を主張する人たちは、「かわいそうだ。マウスの権利はどうなるのか?」と言うだろう。動物の権利を主張しない人だけがマウスのことを「かわいそう。」と思うわけではなく、使われたマウスのことを思えば多くの人が「かわいそう。」という感情を持ちはするだろう。そして、その「かわいそう。」という感情を持った後が肝心なのだ。「かわいそう」なマウスのために考えうるパターンをいくつか考えてみた。

1. 動物には権利がある。いかなる動物実験をも即刻停止すべきだ。
2. マウスはかわいそうだけれども、この実験は医学の発展のために仕方がないものだ。使われても生き残ったマウスは、その後幸せに生かしてやって欲しい。
3. マウスはかわいそうだけれども、この実験は医学の発展のために仕方がないものだ。使用するならば、せめてできる限り苦痛がないように鎮痛と安楽死はきっちりとやって欲しい。

とこんなところだろうか。
1の人。そういう人が多くなれば、医学で使用される動物の数は減っていくでしょう。が・・・。
2の人。ごくまれに実験動物だったげっ歯類が民間人に飼われることがありますが、本来野生種でない動物を民間で飼育することについては、外来種の問題と同じような問題があります。万が一、逃げてしまった場合、やがて野には白いマウスがあふれ、今のアライグマと同じように最終的に駆除対象となってしまうかも知れません。実験動物を簡単に外に出せないのは、そういう理由からです。
3の人。現段階では一番現実的な考え方だと思います。が、国内の多くの研究者が動物の鎮痛と安楽死方法について何の知識も持たないまま実験を行っています。やはり法により、講習の義務化と資格制度を取り入れる必要があるかと思います。今回の法改正は終わってしまいましたが、次回の実験動物に関する法改正時には関心を持って情報と知識を収集し、パブリックコメントを出すなど積極的に参加して下さい。
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by fussyvet | 2006-08-11 06:30 | 動物