<   2006年 01月 ( 12 )   > この月の画像一覧

これ以上増やさずとも・・・

fes_2000さんからのトラックバック
犬を 【買う】 ことを考えている方たちへ

(以下、私記事)
 屠畜場に食肉検査員として出張勤務していた頃、そこで働く人がイヌのブリーダーもしていた。その人が言った。
「動物愛護、動物愛護っていうけど、それなら豚や牛なんかどうなるの?」

人間は食用に動物を利用している。それならば動物をペットとして売ることの何が悪いのか?職業選択の自由もある。彼らの言い分である。そして、動物を無邪気に買う人は自覚なしにそれを支持していることになる。
「純血種を守るために真摯にブリーディングする人がいるが、その人たちも悪いのか?」
という人がいる。私は善悪を決めたいのではない。ただ、どうしてそこまで人間が種をコントロールできる権利があるのか疑問を禁じえないのである。一方で”ただ”で保健所などで殺される動物がいる。守られる命と簡単に処分されてしまう命。それらにどんな違いがあるのか、私は違いが分からないのだ。ただで殺される余分な命があるのならば、それを守ってやって欲しい。新たに命を作らずともそこに生きたくても生かしてもらえない、生かも死かも知れないものを待っている命があるのだ。
「保護される動物たちを維持するのにすら、他の動物種、つまり畜産動物が犠牲になっている。自分が守りたいものを守ればいいと思っているだけではないか?」
と問われるならば、新しい命を作り出せばそれだけまた犠牲となる他の動物種も増えると答えよう。せめて今ある命を守ってやれば、他に犠牲となる動物も増えない。私の究極の願いはペットを含め、人間が動物を一切の管理下に置くことを止めることである。

「同じ命についてただで殺される命と高額で買われる命がある。この命の違いについて疑問を禁じえません。保健所でただで殺される命があります。もし新たな家族の一員としてペットを飼うことを考えておられるならば、これらの命をもらってやって下さい。お願いです。」
[PR]
by fussyvet | 2006-01-28 15:11 | 動物

あるパブコメ結果等から

2006年1月24日 火曜日 山形新聞ニュース

犬数十匹餓死させる? 管理の夫婦を聴取・鶴岡署

 鶴岡市茅原の犬舎で、犬数十匹が死んでいたことが23日までに分かった。鶴岡署は、十分に餌を与えずに死なせた可能性もあるとみて、動物愛護法違反の疑いで、この犬舎を管理していた夫婦らから、任意で事情を聴いている。容疑が固まり次第、書類送検する方針。

 調べによると、今月18日に犬舎の様子を見に訪れた知人の女性が、同署に通報した。犬舎内は発見時、骨と皮となった犬の死骸(しがい)が詰め込まれた黒いごみ袋が数個置かれていたほか、隅には犬の死骸が集められて放置されていた。餌は現場に残っていたが、調べに対し、「十分な餌を与えられなくなった」などと供述している。

 この犬舎ではゴールデンレトリバーやパグなどが育てられていたが、1年ほど前から犬が死んでいるのが目撃されるようになったという。犬舎は、民家と離れた青龍寺川沿いにある。発見時は雪で道路が埋まり、車では行けない状態となっていた。県庄内保健所は、通報を受けて犬舎を立ち入り検査し、関係者から事情を聴くなどして調査している。


 動物1匹を飼うには、人間の子供を育てる、あるいはそれ以上の環境条件が必要である。食料代は人間の子供以上にかかる場合が多い。安易に繁殖させて売りさばこうなど、所詮無理な話である。繁殖で生計を立てること自体、私は無理だと思っている。

 屠畜場に食肉検査員として出張勤務していた頃、そこで働く人がイヌのブリーダーもしていた。その人が言った。
「動物愛護、動物愛護っていうけど、それなら豚や牛なんかどうなるの?」
人間の食料となるために殺される動物がいる。人間は動物を利用して生きるものだということを暗に言いたかったのではないかと思う。その考えのもと、その人は人気犬種を選んではせっせと妊娠・出産させていた。当時その人が扱っていたのは某貸し金融会社のCMで今でも人気の高いチワワだった。その人にとってイヌはかわいい生き物である。しかし、金になる商品でもあった。

 昨年、「動物の愛護及び管理に関する法律」の取り扱い省庁である環境省が募集していた「動物取扱業、特定動物等に係る改正法の施行等の在り方に対するパブリックコメント」の実施結果が公表されている。概要によれば、受付数の合計は11,756通、延べ意見数は23,183件、特に動物取扱業に関する基準等に関するものが多かったそうだ。その意見の多くはイヌ・ネコの販売日齢制限に関するものであり、「一律に決められるものではない」という意見が約5,400件、「生後45日あるいは8週齢以上とすべきである」が合わせて約4,300件であった。前者は業者、後者はその他の人から寄せられたものであろうことは容易に想像がつく。職業の自由を盾にする人たちは当然のことながら、規制には反対する。自分たちの仕事が規制されることは誰しも面倒なことだからだ。そう、動物を取り扱うことは立派な収入源でしかないのだ。生計を立てることを考えずに動物の福祉のことだけ考えるのであれば、幼弱動物の心身の発達に支障を来たす早期にその親動物から離して店頭販売することなど考えられないはずである。

 動物に関する全ての業界の政治的圧力は大きい。5,400対4,300という、規制排除への意見の多さを見れば分かる。今、実験動物に関するパブコメが2つある。今度はどちら側からの意見が多くなるか。ちなみに研究者側の多くは規制を設けて欲しくないと思っている。
[PR]
by fussyvet | 2006-01-25 12:09 | 動物

環境省の実験動物基準素案パブコメ

「動物実験は必要不可欠」は思想統制では
(リンク元:ALIVE)

 文部科学省の動物実験指針検討作業部会よりも前に、環境省の実験動物基準がパブコメにかかっています。2006年2月3日までです。この素案によると、「動物実験は必要不可欠」だそうです。動物実験代替法に関わっている研究者の立場はありません。何度も言いますが、いずれ科学が進めば、動物実験がなくなる日が来るかも知れない。そんな可能性すら消してしまう自称科学者は真の科学者ではありません。科学の発展と動物実験は重なるところはあっても、イコールではありません。それを言葉ですり替えてしまう、そんな人たちに恐ろしさを感じます。
 「感謝の念」って何でしょうか?実験動物たちが感謝して欲しいと思うでしょうか?慰霊祭もそうですが、感謝などは人間が自分の罪悪感から解放されたいがために自己弁護するための言葉であり、行為でしかありません。それを法律に入れる???アンポンタンにもほどがあります。
 この委員会の最中に、
「実験動物は実験されるために生まれてきた。使われないと可哀想だ。」
という委員がいらっしゃいましたが、この「使われないと可哀想だ」なんてことも、動物たちは全く考えていないわけで・・・。アンポンタンでない、フツーの人なら少し考えれば分かることですのに、オツムのいい研究者と称する人たちが一国の法律を決める委員会でこんな感情的な言葉で議論する、この国のくだらなさ、ああ、本当にアンポンタンで大嫌いです。

 心ある方は私を見習わず、”アンポンタン”なんて思っていても言葉にはしないで、このパブコメに理路整然と意見して下さい。「感謝の念」だとか「使われないと可哀想だ」とか、「誰がそう考えたの????」と”?”を永久に続けたくなるような疑問を抱かざるを得ない言葉でしか委員会を持てない少数の、それでも国を代表する偉い人たちに、多数の冷静で理路整然とした意見を持った主権を持っているはずの一国民がアクションを起こさずして、どうして社会が変わるものか。

 意見を送るキーは、素案の第3 共通基準の使用及び保管方法、施設の構造等を具体的に定めること、教育訓練を義務化すること、動物の記録管理を義務化と監査を行うこと、苦痛の除去方法と安楽死方法の明確化です。獣医系大学の教官すら、苦痛の除去方法も安楽死方法も知らないので。
[PR]
by fussyvet | 2006-01-22 14:45 | 動物

家と家族

 次男である夫。既に義兄夫婦には二人の子供がいる。結局、二人姉妹の長女である私の姓を名乗る形で婚姻届を提出した。
 昨年初め、夫が義母に自分が姓を変えることを伝えて以来、最初は「二人の占い師に見てもらったら、二人とも○○さん(私のこと)が××姓(夫方の名字)を名乗った方がいいって言われた。」などと始まり、親戚中にはいかに自分が可哀想であるかを触れ回って私たちを一方的に悪者にし、話し合いで合意を得た後も私たちの息子を「△△君」と呼んでおいてから、
「どうして君付けで呼んだか分かりますか?すでにいる孫達とは違うから。」
などと捨て台詞のように夫にメールで寄越してきた。
 家って何だ?家族って何だ?

 私にも言ってはならないことを言いたい放題言ってきた。こんなに産後の精神衛生環境がよろしくない妊産婦もそうそういないだろう。夫は毎日のように実家と連絡を取っている。「寂しがるから…。」とフォローしているつもりらしい。そして私にも同じことを要求する。私だって言いたいことを堪えてもう限界すれすれのところをフラフラしている。婚姻届にこだわった夫。そして、それと引き替えに私たちはずっと義母に何を言われようが下手に出て我慢し、顔色を伺う生活を余儀なくされるのか?
 家って何だ?家族って何だ?

 この国の戸籍制度が大嫌いである。これが、さまざまな社会的差別の一因だと思っている。民法を改正するとかしないとか言われて久しいが未だ変わらず。早くなくなれ。
[PR]
by fussyvet | 2006-01-19 12:10 | 家族

父が泣いた

父が泣いた。
私のために泣いた。
人目をはばからず泣いた。

ないと思っていた愛は
確実にあったのだ。
[PR]
by fussyvet | 2006-01-17 19:01 | 家族

息子と一緒でなくて寂しい

まだ産後2週間経っていないが、息子の健康保健の手続きなどのため、やむを得ず外出。
久しぶりの外。
2週間前までは息子がお腹にいた。
どこに行くにも一緒だった。

生んで、離ればなれになった。
軽くなった体。
ものすごく寂しくなった。
[PR]
by fussyvet | 2006-01-17 09:10 | 家族

おっぱい戦争

 母乳が出づらく、あんまり神経質になってはいけないと思いながら搾乳などして母乳の出を促しておりますが、最初の頃は出るおっぱいよりも涙の量の方が多いような状態でして、
「涙出さずにおっぱい出せ!」
と自分を奮い立たせながら、息子に吸ってもらえない可愛そうなおっぱいを一人寂しく搾ったりして、今でもコツコツ搾乳して一回量がやっと35ml/両方のおっぱいになりましたが、体格の小さい息子にはやはり足りず、ミルクと混合でやっております。最初に私のおっぱいを含ませて片方5分、ねばるのですが、息子は人工乳首に慣れてしまっているのか、「ふん、出ねえぜ。」って言っているかのように乳首を離したり、また吸ってみたり、最後にはものすごく悲しそうな泣き声を出すので、それを合図におっぱいを吸わせるのを止めてミルクを足すようにしています。
 入院している時に助産師さんが自分の体験談から、
「母乳が出がよくて、母乳ばかり与えていたが、自分が高熱を出して薬を飲まざるを得ず母乳を与えられなかった時、人工乳を飲んでくれなくて困った。」
という話をして下さり、当初母乳にこだわっていた私もその話を聞いて両方飲ませて育てようと決めたのですが、さすがに私のおっぱいよりもミルクの方をガツガツを飲む息子を見るととても悲しくなったりします。それでもコツコツ、空し涙を流しながら一人で搾乳し、息子と攻防を繰り返しながら授乳時間にはおっぱいを先に与え、戦争中で母体の栄養が悪くて母乳が出なかった時代は本当に大変だったろうと飛躍した想像もしながら、何とか息子に嫌われすぎないようにおっぱいをあげています。搾乳した乳を哺乳瓶でやると飲むので、どうやら私のおっぱいが気に入らないらしい。助産師さんをして「吸いやすそう。」と言わしめた形のいいおっぱいも当の息子に嫌われては意味がない・・・。こんなことも手伝ってブルーの底に沈まないよう、時にはほかのことも考えつつ、煩わしい身内のことは極力考えないようにしつつ、静か~に子育てしたいと思うのでした。
[PR]
by fussyvet | 2006-01-15 14:00 | 家族

婚姻届と出生届

 息子が生まれる予定日までの1ヶ月間で我らの入籍を済ませてしまおうと話していたのに、出生届と婚姻届を同時に出さなければいけない状況に陥り、もともと表面的には円満を装っていたけれど、本当はうまくいっていなかった義母との関係もいろいろな誤解とすれ違いからこじれ、私は暇があれば泣いていて、産後うつの境界をさまよっておりましたが、本日無事婚姻届と出生届を出しました。これで息子は社会的にも認知された状態になったわけで、「世知辛い世の中だからゆっくりしておいで。」と祈っていたのにその世知辛い世の中へ4週間早く送り出されてしまった息子には辛いんじゃないか、身体が小さくていじめられやしないかと、余計なことばかり考えてしまう母です。心配していても仕方がないので、一日一日祈りながら息子との生活を大切にし、夫には時には甘え、協力し合いながらやっていくしかないと自分に言い聞かせる気持ちの間でふらふら、ふらふら。いろいろ解決しなければいけないこともあり、心の調整が難しそうです。私の動揺が息子に察知されませんように。おおらかであり、鈍感でもある夫はそんな私の心の内を知る様子もなく、日々祈って心落ち着けて過ごしております。早くふてぶてしい「母は強し」の母になりたひ。
[PR]
by fussyvet | 2006-01-15 13:45 | 家族

第6回動物実験指針検討作業部会(文科省)

第6回動物実験指針検討作業部会(文科省)

 リンク先に詳細に述べられていますが、研究者は「動物実験は必要不可欠である」の一文を入れたがっています。自分たちの実験がやりにくくなるためです。しかし、科学の研究は動物実験だけで担われるわけではなく、委員の一人である高木氏がおっしゃった指摘事項はもっともだと思います。まもなくパブコメも出ます。私は獣医師であり、動物実験に関わる側ですが、現段階での研究者のやり方には全く賛同できません。彼らにはあまりにも動物福祉という考え方が欠如している。ましてや「動物実験は必要不可欠」などと入れるなど、動物実験代替法を積極的に考えない根拠となってしまいます。科学を支えているのは動物実験だけではありませんし、それを徐々に代替していくことも科学の発展です。それを知らない者は真の科学者ではなく、この作業部会の委員も辞めてほしい。あまりにも傲慢で思慮がなさすぎます。
 もう一つ動物実験に関してすでにパブコメが出ていて、いつかブログに載せようと思いながら、自分が出産になってしまいました。長く画面に向かっていられるようになったら載せます。子供は何よりも可愛いけれど、動物への愛が減ったり、ましてやなくなることはありません。子供にも命を大切にする人間になって欲しいと思います。「動物実験は必要不可欠である」などと科学と実験を一緒くたにする思慮の浅いタヌキ親父たちのようにはなって欲しくないです。
[PR]
by fussyvet | 2006-01-11 14:36 | 動物

全て計画のうち、最善をして下さる

 最後に実験したのは12月30日。大晦日に入院の荷物をまとめていた。そして正月三が日おいて4日目に息子をぎりぎりの大きさで出してくれた神様、本当にあなたがすることには無駄がない。
 妊娠33週で前の個人病院から今の総合病院に転院させたのも、私の性格を全て見通して、それを利用してそうさせて下さったのだ。私の激しい気性も傷つきやすさも、良いところ悪いところ全てあなたは利用して最善をして下さる。こんな私もこのままでいい、変わらずとも生かして下さる。あなたの手の上で私はコロコロと動かされるだけ。全てあなたの計画の中。
[PR]
by fussyvet | 2006-01-10 14:43 | 神様を愛してる