久しぶりに”捨て猫”を見た

 今朝、公園を横切ったら、仔猫の鳴き声が聞こえた。以前から周辺を徘徊していた猫が生んだのかと思ったら、違った。青いプラスチックの箱が置いてあり、中を覗いたら餌が散乱していた。子猫たちは既にそこから自力で脱出して、母猫を探す声で鳴いていた。ざっと見ただけで4匹。自宅で飼っていた雌猫が生んだから、そこへ捨てたのだ。生後2週間くらいだ。まだ、生まれて2週間。青いプラスチックの箱に入っていた餌はカリカリと呼ばれる固形食。生後2週間の子猫が、こんな固い餌を食うと思ったか?生後2週間の子猫は、まだ、母猫のおっぱいが必要なんだ。
 久しぶりに捨て猫を目の前で見た。頭にきた。久しぶりで忘れていた怒りの感情が湧いた。なぜ、捨てる?公園に置いておけば、子供たちや、散歩に来たネコ好きの人が拾ってくれるだろうと思ったか?実際、何人かが近付いていた。かわいそうだが、自分たちにはどうしようもないという困惑した顔だ。ここへ捨てたバカは、この人たちのこんな顔を予想したか?予想してないだろう。優しく抱きあげて、自宅へ連れ帰ってくれる“都合のいい”姿しか想像してないはずだ。午後4時にもなれば、学校が終わった小学生たちが公園にやってくるだろう。それまで、この生後2週間の子猫たちは、水もおっぱいもなく、この熱い中、衰弱せずにいられるか?まあ、そこまで弱らずに過ごせたとしよう。で、子供たちが来て、「かわいい!」と言いながら、抱き上げる姿を想像するか?それで、その子たちはこの仔猫のうちの何匹かでも家に持って帰るか?たいていは、そのまま「ごめんね。」と言いながら、再びそこへ子猫を下ろすだろう。万が一、家に持って帰ったとしても、お母さんから「うちでは飼えないの!置いてきなさい。」と言われて、また、再びそこへ戻すのがオチだ。
 いったい、この4匹の仔猫が新しい飼い主に拾われて、幸せに過ごせる確率がどれだけあると想像しているのだろうか?身勝手な。とっとと今飼っている雌猫も誰かに譲渡するといい。避妊手術もせずに仔猫が生まれたら捨てて、”飼い主”などと名乗るな。久しぶりに、本当に頭に来ている。今頃、母猫は仔猫たちを探して悲痛な声で鳴きまわっているかも知れない。生後2週間まで育てたんだ。その雌猫は食殺癖のある猫とは違って、母性があったんだろう。
 やっぱりこんな人間がまだいたんだ。

 例えば、この青色のプラスチックの箱を警察が調べて、指紋でも採って、捨てた人間を特定して、動物の虐待と遺棄容疑で逮捕してくれればいい。実際に警察を呼んでやろうかと思った。まあ、今の法律の下では警察が困るだろうから、実行には移さなかったけれど、こういう場面を見ると、それくらいの法律が必要だと思う。
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by fussyvet | 2009-06-25 10:06 | 動物
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