先週のネタニヤフ首相の演説について

 6月14日付のHaaretz紙オンライン英語版にネタニヤフ首相が中東和平について語った演説の全文が掲載されていますが、その仮和訳(by fussyvet)です。欧米に比べて中東のニュースが少ない日本の各種メディアでも大きく報じられましたので、ご存じかとは思いますが、日本語の全文は見たことがないので、訳して検証してみました。タカ派で知られるネタニヤフ政権が初めて二国家共存案を支持したということで注目されたのですが、もともと二国家共存案はアメリカのオバマ政権以前から提案されていた案で、この5月のオバマ大統領とネタニヤフ首相との会談の中で、オバマ大統領から面と向かって支持することを要求されたため、それを受けた形です。同会談中、イスラエルが1967年の国連決議案を無視して行っている入植地拡大についても停止するようオバマ大統領から求められているのですが、それについては、領土は拡大しないが、既存の入植地の建設は停止しないとはね付けた形です。この入植活動がパレスチナ側のみならず、イスラム世界を怒らせているわけで、この演説中に「イスラエルは国際協定を遵守している」とありますが、国連決議を無視して入植活動をしているわけですから、これは嘘です。それから、入植地から撤退しない理由について、ガザ地区から一斉撤退したにも関わらず、ハマスからロケット弾発射や自爆攻撃を被ったことが挙げられていますが、それはイスラエル側にも個人的には同情します。パレスチナ国家を樹立する条件の一つとして、非武装化を挙げていますが、それは止まらないロケット発射と自爆攻撃の故なのでしょう。
 ただ、イスラエルをユダヤ人国家として承認せよとの要求については、ファタハもハマスも強く反発しているのですが、これは、これまでアラファト議長などイスラエルの建国を承認してきた指導者がいたにも関わらず、和平交渉が何度も頓挫してきたためで、ハマスなどは「イスラエル国家の承認など、前提条件にならない。」と今でも態度を変えていない上に、さらに「ユダヤ人国家として承認しろ。」と要求を上げたわけですから、イスラエルの右傾化による弊害が如実に表れたかと感じます。イスラエルをユダヤ人国家として承認してしまえば、土地を奪われて難民となっている人の帰る場所がなくなってしまうし、現在、イスラエル国民としてイスラエル国内に住んでいるパレスチナ人の権利が脅かされる恐れもあるわけですから、反発も当然でしょう。
 が、しかし、60年以上もこの紛争が続き、今やお互いの憎悪の念が消しようがないほど高まってしまっている今、同じ国の中でユダヤ人とパレスチナ人が共存することも難しいでしょう。それであるなら、この紛争を終わらせるには、パレスチナ人が涙をのむ条件、つまり、帰還権を放棄して二国家共存を目指すことも結果的には良いかも知れない。その際は帰還権を放棄する代わりに、金銭による補償など他の条件を付加することとなるでしょう。そして、その中には1967年の国境線までユダヤ人が撤退することも含まれるべきかと思います。
 パレスチナ人は本当に気の毒だけれども、ただ、パレスチナ政権側にも、ハマスとファタハとに分裂してしまって今でも暴力的な対立が起こっていること、内部汚職、そして、特にハマスには権力を掌握しているガザ地区内において、市民を恐怖政治により支配していることなど問題が多く、それらを解決しなければ、イスラエルにだけ多くを求められないだろうと思います。イスラエルもそれを承知で、わざとハードルを高く設定している様子もあり、今後は国境線など交渉により落ち着くべきところへ落ち着けばよいと思います。それよりもイスラエルがイランを攻撃しそうな雰囲気もあるので、とにかく、子供たちが巻き込まれて殺されるような戦争だけは起こさないで欲しい、今、祈れることはそれだけです。



来賓の皆様、イスラエル国民の皆様

 平和は常に我が国民の希望でありました。我々の指導者には平和のビジョンがあり、我々は平和を挨拶の言葉とし、我々の祈りは平和という言葉で終わります。今宵、平和の開拓者である二人の指導者、メナヘム・ベギンとアンウォー・サダトにちなんで名づけられた建物の中に集まっています。
 2ヵ月半前、私はイスラエル国会にてイスラエル首相として宣誓しました。私は連立政権を樹立すると約束し、実行しました。我々はこれまで以上に団結する必要があると信じていましたし、今でも信じています。我々は今、3つの非常に大きな課題に直面しています。イランの脅威、金融危機、そして和平の推進であります。
昨日、明らかになりましたが、イランの脅威は、我々の前にとてつもなく大きく立ちはだかっています。イスラエル、中東および人類全体にとって最大の危機は、イスラム過激派と核兵器とが結び付くことです。私はこの件について、ワシントン訪問時にオバマ大統領と話し合い、また、来週、欧州の指導者たちを訪ねて話し合う予定です。私は何年も、イランの核武装に対して共同戦線を張るべく、辛抱強く取り組んできました。
 世界的な金融危機については、イスラエル経済に安定をもたらすべく、ただちに行動しました。我々は政府内で2年間の予算を通過させましたし、イスラエル国会でもまもなく通過させる見通しです。
第2の課題、と言いますよりも、第3の課題は我々に昨日直面した重要な課題ですが、和平の推進です。私はこの件についてもオバマ大統領と話し合いました。私はオバマ大統領が推し進めている地域平和の考えを強く支持します。この地域に新たな和解の時代をもたらしたいというアメリカの願望をオバマ大統領と共有しています。
 私はこの地域の平和の輪を広げるという取り組みに協力を得るため、エジプトでムバラク大統領と、またヨルダンでアブドゥラ王とこの件について話し合いました。
 私は今夜、アラブ諸国の指導者たちに訴えます。会談を開こうじゃありませんか。平和について話そうじゃありませんか。和解しようじゃありませんか。私はダマスカス、リヤド、ベイルート、そしてエルサレムのどこででも、かつ、いつでも喜んで会いましょう。

(拍手)

 私はアラブ諸国の指導者たちに、パレスチナの人々、そして我々と力を合わせて経済的平和を促進するよう求めます。経済的平和は和平の代替ですが、その達成のためにとても重要な構成要素です。我々は共にこの地域が直面している問題を克服する計画を推し進めることが可能です。例えば、水の海水脱塩。また、太陽エネルギーを最大限活用する、地理的利点を生かしてアフリカやヨーロッパまでパイプラインを整備するなど、この地域の利点を生かすことができます。
 我々は共にペルシャ湾に見られる主導権を具現化することが可能であり、それにより世界中を、そして私を驚かすでしょう。私はアラブ世界の優れた企業家に対して、ここへ来て投資し、パレスチナの人々と我々を支援し、経済を活性化するよう求めます。我々は共に工業地帯を開発し、何千もの雇用を創出し、ナザレおよびベツレヘム、ジェリコ高原およびエルサレムの壁、ガリラヤ湖岸、そしてヨルダンの洗礼の地など歴史の足跡を辿りたいと願う何百万もの人を呼び寄せる観光産業を育成することが可能です。ここには観光産業が発展する大きな可能性があるのです。協力することに賛成していただけるならです。
 パレスチナの隣人たち、そしてパレスチナ政権の指導者たちに訴えます。前提条件なしですぐに和平交渉を開始しようではありませんか。イスラエルは国際協定を順守しており、あらゆる人たちが義務を果たすことを期待しています。
 パレスチナの人々に言います。我々はあなた方と平和に、穏やかに、良い隣人関係の中で共存したい。我々は我々とあなた方の子供たちに「戦争は二度と繰り返さないことを知って」欲しい。
 我々は両親や妻、息子や娘、兄弟姉妹に肉親を失う悲しみを知って欲しくない。我々は我々の子供たちに人類にとってより良い未来を夢見て欲しい。我々は我々と我々の隣人に”剣ややり”ではなく、”スキの刃と枝打ち機”に努力を捧げて欲しい。私は戦争の恐怖を知っておりますし、戦争に参加して良き友を失い、兄弟を失いました。私は家族を失った者の痛みを何度も間近に見ました。戦争はしたくありません。イスラエル国民に戦争をしたい人間はおりません。

(拍手)

 力を合わせて平和の中で隣人と一致協力しようではありませんか。経済、農業、商業、観光産業、教育など両国民のために達成できる繁栄に制限はありませんが、とりわけ、若い世代に機会と希望を持って生活しやすい場所で生きる希望、創造的な仕事の生活、大いに関心のある平和な生活を、与える可能性は無制限です。
 友人たちよ、平和の利点を明確に分かりやすくして、自問しなければならりません。どうして、平和に手を伸ばしても平和が我々から遠くにあるのか?どうして60年以上も紛争が続いているのか?紛争を終結させるためには、問題に対して誠実かつ純真に答えなければならない。紛争の根は何か?イスラエル国の先見者Theodor Herzlがバーゼルで開催されたシオニスト会議での演説の中で、ユダヤ人のためのユダヤ人の祖国の壮大な構想について語った際にこう述べました。これは壮大な構想である故、できるだけ簡単な言葉で語らなければならない、と。
 平和という大きな課題について語るとき、個人対個人の言葉でもって、できるだけ簡単な言葉を使うように今、求めているのです。視線は水平線にあっても、真実にしっかりと根ざして、足は地に着いていなければなりません。これまで単純な真実とは紛争の根が、ユダヤ人の権利を歴史的祖国にある我々の国として承認することの拒否にあり、今でもそうであることです。
 1947年に国連がユダヤ人国家とアラブ人国家の分割決議を提案した際に、ユダヤ人社会は大きな歓声をあげ、飛び跳ねて受け入れたのに対して、全アラブ世界が提案を拒否しました。アラブ諸国はいかなる形でいかなる国境であれ、ユダヤ人国家を拒否しました。
 イスラエルに対する持続的な敵意がユダヤ、サマリア、ガザにおける我々の武力行使のせいであると考える者全てが原因と結果を混同しています。我々に対する攻撃は1920年代に始まり、1948年に国家宣言をすると全面戦争となり、1950年代にはフェダーイーン攻撃に続き、1967年6日間戦争前夜にはイスラエルの息の根を止めようと頂点を迎えました。これらは全てイスラエル兵一人がユダヤやサマリアに入る約50年も前に生じたことです。
 喜ばしいことに、エジプトとヨルダンはこの敵意の輪から離脱しました。彼らはイスラエルに対する敵対行為を終結するという和平合意に我々とともに署名しました。それが平和をもたらしました。
悔むべきことに、和平合意はパレスチナの人々とは実現していません。彼らとの和平合意に我々が近付くにつれて、彼らは和平から遠ざかっていきます。彼らは新たな要求を掲げます。彼らは紛争を終結させたいという意思を示そうとしません。
 多くの偉大な人物たちは、撤退がパレスチナ人との和平の鍵であると言います。しかし、我々が撤退しても常に自爆攻撃の大きなうねりに遭遇しました。
我々は合意による撤退、合意のない撤退を試みましたし、部分的撤退と全面撤退も試みました。2000年、そして昨年再びイスラエル政府は善意のもとに、紛争終結と交換にほぼ完全に撤退しようとしましたが、二度とも拒否されました。
 我々は1cmと越えることなく、ガザ地区から撤退し、多くの入植地を捨て、何千ものイスラエル人を家から追い出しました。その代わりに、我々が受け取ったのは我々の都市、街、そして子供たちに降り注ぐミサイルでした。撤退が平和を近付けるという議論は実際の試練に耐えませんでした。
 南のハマス、北のヒズボラは南のアシュケロン、ハイファおよびティベリアを解放したいと言い続けています。パレスチナ人の穏健派でさえ最も簡単なこと、すなわち、イスラエル国はユダヤ人の祖国であり、これからもそうであると言葉にしようとしません。

(拍手)

 友人たちよ、和平を達成するために、両者の指導者に勇気と誠実さが必要です。私は今日、勇気と誠実さをもって演説しています。イスラエル側だけにではなく、我々には勇気と誠実さが必要です。我々にはパレスチナの指導者たちが立ち上がって「この戦争はもうたくさんだ。」と言う必要があるのです。我々はこの土地の国へのユダヤ人の権利を認める。我々は真の平和の中で隣り合って生きよう。」と。私はこの瞬間を楽しみにしています。
 我々は彼らに、最も簡単なことを我々の国民と彼らの国民に対して言って欲しいのです。これにより、次には、どんなに困難であっても他の問題の解決への扉が開かれるでしょう。紛争終結のための基礎的条件は、パレスチナがイスラエルをユダヤ人国家として公式に、義務的に、誠実に承認することです。

(拍手)

 このことが実際的な意味を有するため、イスラエル国の国境の外にいるパレスチナ難民の問題を解決するための明確な合意が必要となります。パレスチナ難民をイスラエル内に定住させるという要求がイスラエル国のユダヤ人の国としての存続に矛盾することが誰にも明確であるからです。我々はアラブ難民の問題を解決しなければなりません。そして、私はその解決が可能だと信じております。なぜなら、我々は同様の問題を自分たちで解決したことを明らかにしてきたからです。小さなイスラエルが家を追われた、アラブ諸国からの数十万ものユダヤ人難民を迎え入れました。
 それゆえ、正義と道理に基づけば、パレスチナ難民問題はイスラエル国の国境外で解決されなければならないことは明らかです。これについては大筋で国内は一致しています。

(拍手)

 善意と国際投資があれば、我々はこの人道問題を解決することができると私は信じております。
 友人たちよ、今まで私はパレスチナ人が我々の権利を認めることが必要であると話してきました。これから、我々が彼らの権利を認めることが必要であることについて話します。
 ユダヤ人と土地とのつながりは3,500年以上も前から存在しました。我々の祖先であるアブラハム、イサク、ヤコブ、我々の祖先であるダビデ、ソロモン、イザヤ、エレミアが歩いたユダヤとサマリアの地、これは異国ではなく、我々の祖先の土地です。

(拍手)

 イスラエルの領内にある国に対するユダヤ人の権利は、ユダヤ人に2,000年にもわたって降りかかった迫害、排斥、大虐殺、血の中傷、殺人、そして、国々の歴史の中で未曽有の悲劇であるホロコーストで頂点を迎えた一連の災難から発生したわけではありません。ホロコーストがなければ、国家は樹立されなかったという人々がいますが、私はイスラエル国の樹立が間に合っていれば、ホロコースは起こらなかっただろうと言及します。(拍手)ユダヤ人の無力さから生じた悲劇が我々には保護してくれる国が必要であることを実にはっきりと示しています。
 このイスラエルの地に我々の主権国家を樹立する権利は一つの単純な事実から発生しています。つまり、イスラエルの国土はユダヤ人誕生の地であるということです。

(拍手)

 初代首相であるデビッド・ベングリオンが国の宣言の中で言ったように、イスラエル国はこのイスラエルの国土に樹立され、その地はイスラエルの民が聖書を作り、世界に手渡した場所です。
 しかし、友人たちよ、我々はここで全ての真実を話さねばなりません。真実とは、我々の故郷、我々ユダヤ人の祖国の中心部には、今、多数のパレスチナ人が住んでいることです。我々は彼らを支配したくありません。我々は彼らの人生を振り回したくありません。我々は彼らに我々の国旗と文化を押しつけたくありません。私の和平構想としては、2つの自由な国民が、この小さな土地に良い隣人関係と相互尊重でもって、各々がその国旗と国歌と政府を持ち、どちらも隣人の安全と存在を脅かすことなく隣り合って暮らすことです。
 イスラエルの地に対する我々の結び付きとここに住むパレスチナの人々というこれら2つの事実により、イスラエル社会に深い溝が生まれました。しかし、真実は我々には溝よりも調和の方がずっと多いということです。
 私は今晩、イスラエル社会における幅広いコンセンサスである合意と安全について話すためにここへ来ました。これは我々の政策を導くものです。この政策は国際情勢を考慮に入れなければなりません。我々は国際協定だけでなく、イスラエル国にとって重要な原則も認めなければなりません。私は今宵、第一原則である承認について話しました。パレスチナ人はイスラエルをユダヤ人国家として誠実に承認しなければなりません。 第二原則は非軍事化です。パレスチナ人が掌握する地域はしっかりとした安全対策により非軍事化されなければなりません。この条件なくしては、ガザで起こったように、将来、対イスラエルテロリストの拠点となる武装化パレスチナ人国家ができるかも知れないという現実の不安材料があります。我々はペターティクバにミサイルや、ベングリオン国際空港にグラッドミサイルなど要りません。我々は平和が欲しいのです。

(拍手)

 また、我々は平和を確保するために、彼らにミサイルやロケットを持ち込んだり、軍隊や領空権を有したり、イランやヒズボラのような国々と条約を結んだりして欲しくありません。この件について、イスラエルでは大筋で一致しています。非軍事化の約束なしにパレスチナ国家への賛成を我々に期待できません。このことはイスラエルの存在には極めて重要であり、我々の安全保障に備えなければなりません。
 このことが、我々の安全のために必要なこととして、いかなる和平合意においてもパレスチナ地域は非武装化されなければならないと、アメリカ率いる国際社会において我々が友人たちに、今、求めている理由であります。軍隊と領空権がないこと。武器の流入を防ぐ現実的で効果的な措置、ガザで今起きていることではなく。パレスジナ人は軍事協定を結ぶことはできません。
 これがなければ、遅かれ早かれ、もう一つのハマスタンが生まれるでしょう。そんなことには同意できません。イスラエルは己の運命と安全を統治しなければなりません。私はワシントンでオバマ大統領に、非軍事化が保障され、パレスチナ人がイスラエルをユダヤ人国家として承認すれば、現実的な和平合意、つまり、ユダヤ人国家の隣に非武装化パレスチナ人国家を作ることに合意する用意があると伝えました。

(拍手)

 我々が恒久的な合意について話し合うときは常に、イスラエルの統一首都であるエルサレムに防御可能な境界が必要です。

(拍手)

 領土問題は恒久的な合意の下に話し合われることとなるでしょう。それまで、我々は新たな入植地を建設する意図も、新たな入植地のための土地を確保する意図もありません。しかし、世界中の全ての人々がそうであるように、国民に正常な人生を送らせ、母親は父親に子供を育てさせる必要があります。入植者は和平の敵ではありません。彼らは我々の兄弟であり、姉妹であります。

(拍手)

 友人たちよ、私の目には、我々が結束することが必要不可欠であり、結束により隣人たちとの和解が促進されるものと思われます。和解は今始めねばなりません。強いパレスチナ政府が和平を強固にするでしょう。彼らが本当に平和を望んでおり、平和のために子供たちを教育し、扇動を止めるのであれば、我々の側はあらゆる努力をし、彼らに移動の自由とアクセスのしやすさを与えて生活を容易なものとするでしょうし、これにより平和が促進されるでしょう。
 しかし、とりわけ彼らには決定しなくてはならないことがあります。和平の道かハマスの道か、をです。彼らはハマスに打ち勝たなくてはなりません。イスラエルは破壊を求めるテロリストと会議用テーブルにつくつもりはありません。

(拍手)

 ハマスは、拉致により3年間も囚われ、家族と祖国から引き離されている我が国の兵士Gilad Shalitに赤十字が面会にいくことさえ受け入れようとしません。我々は彼を無傷で取り返したいのです。
 国際社会の助けがあれば、我々が平和を手にできない理由はありません。アメリカの助けがあれば、信じられないことができるのです。61年間、我々の存在に対する絶え間ない脅威があっても、多くを成し遂げてきました。我々のマイクロチップが信じられないほど世界のコンピューターに電力を供給し、不治の病の治療法を発見しました。イスラエルの細流灌漑が世界中の不毛地に水を供給しています。イスラエルの研究者は世界に躍進しています。我々の隣人たちが平和のために働きさえすれば、我々は平和を得ることができるのです。

(拍手)

 私はアラブの指導者とパレスチナの指導者に求めます。メヘナム・ベギンとアンウォー・サダト、イツハク・ラビンとフセイン王の道を行きましょう。剣を打って鋤の刃に変え、これ以上戦うまいと、数千年前に語った預言者イザヤの道を行きましょう。
 これ以上、戦いは止めましょう。平和を知ろうではありませんか。
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by fussyvet | 2009-06-22 12:21 | 世界の話
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