ガザ停戦-雑感

 イスラエルによる今回のガザ攻撃は私がちょうどクリスマスの楽しさに浸っている頃に起き、年明けて3人の幼い子供たちが亡くなって横たわっている写真からいてもたってもいられなくなり、赤ん坊や幼い子供が狙撃された傷口を見たときはもうイスラエルに対する怒りが頂点に達して、とにかくこれを多くの人に見てもらわなければと思い、英語のブログにも載せたりしていた。そしたら、アメリカの愛国主義の人たちとかシオニストと思しき人とかが集まってきて”炎上”してしまったのだけれど、その中に面白いことを言うユダヤ系アイルランド人がいて、その人とコメントのやりとりを延々とした。彼曰く、これらの映像等は皆ハマスよりの人、ナチス、あるいは反ユダヤ主義の人やメディアから出たものだと。それで、彼の言うところの中立な動画を教えてもらった。
 そこには結婚式で歌を歌ったという理由だけで自国パレスチナの出席者を銃撃(新郎は殴り殺された)するハマス、ハマスの人間を乗せて逃げ去る国連の救急車、さらにはハマスが学校にしかけた爆弾のトラップ等が出てきて確かにハマスが恐怖の政党であると思わせられた。私が見た子供たちの死体もハマスが撃ってイスラエルが殺したように見せたのかも知れない。ハマスがこの数年で何百民もの自国民を殺しているし、ダルフールやスリランカではもっと大勢の人が犠牲になっているのに、それをメディアは今回のイスラエルの攻撃ほど気にしていなかったのに、イスラエルが攻撃を仕掛けた途端にイスラエルを糾弾する、と。確かに日経新聞の国際欄では今回のガザ攻撃の記事はこれまでのダルフール紛争の記事よりも圧倒的に大きく取り上げられていた。まあ、経済新聞だから、経済が大きく動くことしか取り上げないんですが。
 どこの宗教、国にも原理主義が存在していて、だからどちらが良いとか一概には言えない。
 どんどん情報を集めていくうちに、これ以上は抜け出られなくなりそうなほどの深みにはまる。どちらが正当なことを言っているのか一概に言えない。ただ確かなことはガザで多くの子供たちが無残な死に方をし、手足を失い、それを嘆き悲しむ家族がいること。遠くに住む人間ができることはやはり祈ることしかない。
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by fussyvet | 2009-01-19 22:08 | 世界の話
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