紛争と動物実験

 先日、東京で開催された第6回国際動物実験代替法会議でイスラエルからの参加者が自国の紛争と動物実験について発表していたのを拝聴した。イスラエルにも動物愛護法があるが、軍事および国民の安全に関わる分野に関してはその法律は適用外だそうだ。
 イスラエルでの紛争の激化とそれに伴う犠牲者数の変遷と実験に用いられる動物数との相関を表すグラフが示されていたが、国民の安全を守るための実験は紛争の激化に伴う犠牲者数と比例して増えており、そのため実験に使われる動物数も増加しているというものだった。
 拙ブログのタグクラウドを見ているとここ連日ダルフール紛争について書いているにも関わらず、「動物愛護運動」タグの大きさや検索語句からすると、動物の問題について検索してたどり着いた人や以前から読んで下さっている動物愛護活動家が今でも多勢を占めてくださっているのだろうと思う。そんな方々からすれば、近頃このブログの管理人は何を考えているのか、動物たちはどうでもいいのか、と思われているかも知れない。が、人間間の平和がなければ、異種である動物たちの平和はあり得ない。そんな事実をイスラエル人の発表が如実に物語っていた。
 人種の違い、部族の違い、それだけで同じ人間を残酷な方法で殺す生き物が他の動物のことまで考えるだろうか?ダルフール紛争に関する英文字のニュースを読みながらぐったりするほどやるせなくなる時がある今日この頃だ。
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by fussyvet | 2007-09-18 11:31 | 動物
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