第6回国際動物実験代替法会議

 第6回国際動物実験代替法会議から今戻ってきました。前回のようにこと細かくレポートする余力がないので、講演・発表や個人的会話の中から得られた知見だけを数回に分けて掲載することにします。
 「国際ハーモナイゼーション」という言葉が動物実験の世界でもしばしば聞かれますが、今回、研究者ではない一日本人として特別シンポジウムで発表された2人の方を聴講した限りでは、英語力は他の日本人の研究者など誰も比較にならないほど秀でており、発表に関しても内容についての個人的賛否はおいておくとして、まとめ方、話しかたは本当に素晴らしく、動物実験に疑問を持っている国民の活動の方が余程「国際ハーモナイゼーション」が進むと感じました。感情を特定の職業人にぶつける非建設的な方法ではなく、こういう場できちんと論理的に意見を述べられる”国際人”が動物愛護運動の国際協調の先頭になっていけば、閉鎖的な日本の動物実験界も「何も知らない一市民のくせに」的な態度では対応できず、他の先進諸国では既に行われている実験動物に関する記録保管と情報公開、定期的査察、第三者評価機関の設置も受け入れざるを得なくなっていくかも知れません。頑張れ、一市民!私も今は何も肩書きがない一市民なので、自分も頑張れ>はい。

 残念ながら、本日午後から行われた市民のための公開講座には帰る時間の関係で出られず、どのような討議が行われたのか気になります。一市民からどのような質問、意見が出たのでしょうか。研究者側はどのように答えていたのでしょうか。


 今回の会議でも、海外の獣医師でもある研究者、活動家、学生たちなどいろいろな人と交流できて本当に有意義だったけれど、つくづく今の自分は宙ぶらりんな状態であることを思い知らされた。これからどうしていくのか、子育てとの両立、獣医・研究領域に戻るのか、あるいはすっぱりと足を洗って他の仕事で生計を立て動物愛護運動に身を投じていくのか。悩んでいるときが一番苦しいけれど、ゆっくりと歩むしか仕方がない。再び絶望しないよう、神様に祈りつつゆくだけです。
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by fussyvet | 2007-08-25 23:02 | 動物
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