象牙の密猟のために先月7人もの命が奪われた

 IFAWという動物福祉の国際基金から今日送られてきたメールニュースは象牙に関するものだった。それによると、先月ケニヤのTsavo、チャドのZakouma、そしてコンゴのVirunga国立公園で合計7人のレンジャーが密猟者により殺されたそうだ。IFAWが密猟を防ぐため資金提供しているが、”需要”がある限り、密猟者には金が入り、止めることはない。
 密猟者に金を渡しているのは誰か?特定の犯罪者などではない。もちろん、実際に手渡すのは確信犯だけれども、彼らに資金提供しているのは象牙の購入者である。象牙を買うものは間接的で分からないから、当然そんなことは思いもよらない。自分たちはインターネットや店に陳列された象牙製品に購買意欲を感じ、自分のお金で買っただけである。だが、残念ながら、象牙製品購入のために支払われたお金が密猟者を鼓舞し、その結果先月7人の命を奪ったことは紛れもない事実である。そして、ご存知のとおり、日本は象牙が大好きである。
 年間二万頭の象が違法市場に流通するべく殺され、更に現在はインターネットで簡単に違法取引ができるそうだ。

 IFAWの活動を支持する署名です。上から、

First name*=自分の名をローマ字で
Last name*=自分の姓をローマ字で
Email*=eメールアドレス
ebay User ID=(入力不要)
Country*=国名を英語で

入力します。その下には上から

・20年間象牙売買禁止
・eBay(※)での象牙製品ネットオークション全面禁止
・IFAWのアクションアラートに署名(※2)

とありますので自分が同意する項目の左側にチェックを入れて右下の"Submit"ボタンをクリックすると署名が完了します。

※ eBay:ネットオークション運営会社(違法取引はeBayに限ったことではないんでしょうが、査察で違法取引が確認されたところですので。)
※2 この項目にチェックを入れると、IFAWから今後メールニュースが送られてきます。受け取りたくない方はこの項目のチェックを外してください。

 自分の国が絡んだ密猟がその対象動物だけではなく、現地で守っている人間の命まで奪うなど、胸が痛んで仕方がない。

 因みに象牙のために密猟される象は、象牙だけをとられて死体はポイ捨てされます。肉や皮革など象牙以外の部位が利用されることはありません。先月、これまで禁止されていた象牙の取り引きがアフリカ諸国の在庫60トンに限り日本に輸出が認められましたが、密猟による象牙は、これらに盾にして混じって売買されます。この取り引き再開が密猟を助長したのであれば、7人のレンジャーはその犠牲者だといって過言ではありません。
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by fussyvet | 2007-06-08 12:20 | 動物
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