オーストラリアで駆除されるカンガルーの殺し方

 以下のリンクはアメリカのカリフォルニア州においてオーストラリア産カンガルー皮の販売を許可する法案の通過を阻止しようという活動をしているアメリカの動物愛護団体のページです。リンクをクリックするだけでは動画は始まりませんが、ページに含まれている動画はオーストラリアでのカンガルーの駆除方法を撮影したもので、最初にハンターがカンガルーを撃ち、倒れたカンガルーに近寄ってその袋からまだ生まれて間もない赤ん坊を掴みだして地面に叩き付け、足で踏み殺しています。そのハンターが連れている息子と思われる小学生くらいの男の子もその大人の真似をして、その踏みつけられた赤ん坊のカンガルーを去り際に踏んづけています。次の場面では、またカンガルーが撃たれて、今度は少し大きくなったカンガルーの幼獣が袋から無理やり出されました。これ以上、私は見るに耐えられず、慌てて動画を停止させました。続きを見た人によれば、私が見た場面が一番残酷で、その後は皮を剥がれたカンガルーの映像などが続いたそうです。
 私は動物を利用するとしても、最低限の苦痛の削減をしてやらねばならないと思っています。また、動物福祉の観点から幼獣は保護してやらなくてはならないと思っています。母親を亡くしたことによるストレスの大きさを考えたら仔は安楽死させてやった方が良いと考えられる場合は、必ず「安楽死」に当てはまる方法で息を引き取らせてやらなくてはなりません。その観点から見ても、死んだ母親の袋から無造作に取り出されて踏み殺すやり方は全く賛成できない、許容できない行為だと思います。
 この現状を見て、こんなやり方で殺されるカンガルーを増やしたくないと思われた方は、リンク先の署名に協力してあげて下さい。

Take Action: Save Kangaroos From Slaughter--Stop SB 880!

 参考までに上記リンク先を和訳を掲載しておきます。文中「SB880」というのは、法案を表す記号です。

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カンガルーを虐殺しないで-SB880を阻止しよう!

 カルフォルニアで法案が成立すれば、カンガルーは危機的状況に陥ることになる。上院法案880は、1970年以降同州で禁止されていたカンガルー皮の販売を合法化するものである。
 オーストラリアでは毎年何百万頭ものカンガルーがその皮を取るために射殺されている。オーストラリア政府の行動規約によれば、親を亡くしたカンガルーの幼獣および損傷を受けた成獣は首を切るか、頭部を素早く殴打して”脳を損傷”して殺されなければならないとされている。袋の中に赤ん坊を抱えた母親のカンガルーがハンターに殺された場合、その袋の中の赤ん坊は死んだ母親の体から引っ張り出されて踏み殺されるか、苦悶したまま放置される場合が多い。
 今や経済的需要を満たすだけのカンガルーはいないため、カリフォルニアにおけるカンガルー皮の販売が許可されれば、種の存続を脅かすことになる。オーストラリア政府の統計によれば、カンガルー人口は減少し続けており、10年以上最低頭数を記録している。SB880が絶滅危惧種ではないカンガルーから取った皮の販売だけに限定したものであっても、通常ハンターは夜間にカンガルーを殺すため、射殺前にそのカンガルーが絶滅危惧種ではないことを確認する作業を逐一行わない。カンガルー皮の需要増加によりオーストラリアで減少するカンガルー数はますます危険に曝されることになる。

 カンガルーはあなたの声を待っています。SB880の通過を阻止してカンガルーを守るため、カリフォルニア観光局へ手紙を送り、法案が通過すればカリフォルニアへ行かないことを告げて下さい。カンガルーは、動物全てがそうであるように、敷物やハンドバッグやジャケットや靴ではなく、虐待や不必要な死から守られる価値があるものです。
 どんな場合でも個人の手紙が最も有効です。下記の文章を利用していただいて結構ですが、メッセージや件名を自分自身の言葉で書いた方がより影響力があります。
 カリフォルニア在住の方はここをクリックして下さい。


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by fussyvet | 2007-05-07 10:38 | 動物
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