動物に関する報道も国によってとても偏向していると…

 みらさん「クジラか環境か…」にトラックバック。

 少し前、南の方で捕鯨船が火事を出し、その捕鯨船が環境保護団体の妨害を受けていたこと、残念なことに死者が出てしまったこと、しかし環境保護団体からの妨害とは直接関係ないこと…などは国内のニュースなどでご存知の方も多いはずですが、その出火した船からのオイル漏れが周辺海域を汚染することが懸念されていて、領海国から非難されていたことなどを知っている日本人はどれくらいいるでしょうか?私も日曜日の関口宏さんが司会を務める報道番組で、
「クジラが大事か人間が大事か…。」
と、出火とは直接関係なくても環境保護団体を非難するコメントを聞いたのですが、同じ番組内で我が国のその船が周辺の海を汚染する可能性あるなどということは一言も聞かれませんでした。捕鯨国日本としては、捕鯨を肯定したいわけだし、環境保護団体が”過激”であることをアピールしたいわけだし、そういう事情は推察できるけれど、ちょっと偏向報道にもほどがあるなと感じました。私はみらさんのブログを読んで初めて海洋汚染が懸念されていることを知ったし、その他、この捕鯨船と関係諸国とのやりとりを知ったのです。この日本の偏向報道に対する皮肉は外国のプレスも掲載していて、「知らぬは日本人のみ」。なんだか鎖国や第二次大戦中の国による報道規制がまだ続いているような気分になりました。
 個人的には鯨を食べずとも栄養は取れるし、生きていけるのだから、わざわざ諸外国の反対をおしてまで捕まえる必要もないと思っています。当然、鯨肉が売られていても買いません。鯨が増えすぎて困っているなどという調査結果も出されていますが、これも捕鯨国に都合のいいようにデータが使われているのではないかと信用していません。捕らなくても良いし、犠牲が減ればと思っています。そんな個人的な思いを抑えて、最初は日本国内の報道だけで「環境保護団体が火事に絡んでいるのかな?」と疑ってしまったわけで、読んだ者全てがそう思うようにマスメディアは仕向けているように感じました。

 誰が関わっているの?捕鯨についても、産業界の偉い人、怖い人、その他利権絡みの黒い人たちが行脚しているの???行政のアンダーを見てしまった私としては、いろいろ考え込んでしまいます。ますますテレビ、マスコミ嫌いになりそうです。

Times Onlineより抜粋:
The accident is a gift to the international enemies of whaling and a kick in the blowhole for the whalers and their backers in the Japanese Government. There is only one consolation to be had – the subject has received minimally discreet coverage in the supine Japanese press.

和訳 by fussyvet
今回の事故は捕鯨の国際的敵にとっては贈り物であり、捕鯨者と日本政府の支持者にとって”噴気孔での一蹴”である。唯一の慰めは、怠惰な日本の報道ではこの話題は最小限に控えられた報道記事で扱かわれたことである。

-つまり、捕鯨反対国としては、今回の事故は捕鯨国日本にとって有利となりうる事故だったが、幸か不幸か日本で報道があまりなされなかった…ものすごい皮肉です。
[PR]
by fussyvet | 2007-03-23 15:37 | 動物
<< 使用方法を間違えている残酷な写... 獣医系大学の定員を増やすらしい... >>