股関節形成不全

 いつもブログを楽しく読ませていただいている方が飼育してらっしゃるワンちゃんが、その犬種に多い股関節形成不全だとわかったとのことでした。こんなにも特定犬種に多い遺伝病が身近にある。どんな子だって、大切な命に変わりないし、その方がその子を今後もずっと愛して大切にしていかれることは分かっているの。だけど、ね、、、。
 この病気を初め、犬や猫のあらゆる遺伝病は、人間は自分たちの都合のいいところだけを出させようとして、近親交配とか無理やり掛け合わせて作った結果なのね。一部の人がこれから、どんな特徴を持った品種を作り出したいのか知らないけど、今後はこうした病気の遺伝子(負の遺伝子と呼ばせてもらいます)を持った子ができないように配慮していかなければならないだろうと思うわけ。それが、これまでさんざん自分たちの良いように動物を利用してきた人間の責任だとも思うし、いくら「どんな子でも同じ命に変わりない。」という飼い主さんがいたとしても、その大きな愛情を逆手に利用して、何も考えず先天性疾患を持った動物を産生するのであれば、私自身は許せない。こうした、人の”愛情”を利用した他人の甘えみたいな行為がとにかく嫌いです。それが金儲けに関することならなおのことだ。
 とにかく、もう、先天的疾患を持って生まれてきた無邪気な動物にその不自由さを味わわせたり、その動物をそれでも家族の一員として大切にしていこうと決意させたり、そういうことをなくしたい。きちんと遺伝性を把握して、その上で交配を行うだけの知識がなければ、ブリーダーなど責任の重い仕事はすべきではない。
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by fussyvet | 2006-03-07 12:36 | 動物
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