これ以上増やさずとも・・・

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犬を 【買う】 ことを考えている方たちへ

(以下、私記事)
 屠畜場に食肉検査員として出張勤務していた頃、そこで働く人がイヌのブリーダーもしていた。その人が言った。
「動物愛護、動物愛護っていうけど、それなら豚や牛なんかどうなるの?」

人間は食用に動物を利用している。それならば動物をペットとして売ることの何が悪いのか?職業選択の自由もある。彼らの言い分である。そして、動物を無邪気に買う人は自覚なしにそれを支持していることになる。
「純血種を守るために真摯にブリーディングする人がいるが、その人たちも悪いのか?」
という人がいる。私は善悪を決めたいのではない。ただ、どうしてそこまで人間が種をコントロールできる権利があるのか疑問を禁じえないのである。一方で”ただ”で保健所などで殺される動物がいる。守られる命と簡単に処分されてしまう命。それらにどんな違いがあるのか、私は違いが分からないのだ。ただで殺される余分な命があるのならば、それを守ってやって欲しい。新たに命を作らずともそこに生きたくても生かしてもらえない、生かも死かも知れないものを待っている命があるのだ。
「保護される動物たちを維持するのにすら、他の動物種、つまり畜産動物が犠牲になっている。自分が守りたいものを守ればいいと思っているだけではないか?」
と問われるならば、新しい命を作り出せばそれだけまた犠牲となる他の動物種も増えると答えよう。せめて今ある命を守ってやれば、他に犠牲となる動物も増えない。私の究極の願いはペットを含め、人間が動物を一切の管理下に置くことを止めることである。

「同じ命についてただで殺される命と高額で買われる命がある。この命の違いについて疑問を禁じえません。保健所でただで殺される命があります。もし新たな家族の一員としてペットを飼うことを考えておられるならば、これらの命をもらってやって下さい。お願いです。」
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by fussyvet | 2006-01-28 15:11 | 動物
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