環境省の実験動物基準素案パブコメ

「動物実験は必要不可欠」は思想統制では
(リンク元:ALIVE)

 文部科学省の動物実験指針検討作業部会よりも前に、環境省の実験動物基準がパブコメにかかっています。2006年2月3日までです。この素案によると、「動物実験は必要不可欠」だそうです。動物実験代替法に関わっている研究者の立場はありません。何度も言いますが、いずれ科学が進めば、動物実験がなくなる日が来るかも知れない。そんな可能性すら消してしまう自称科学者は真の科学者ではありません。科学の発展と動物実験は重なるところはあっても、イコールではありません。それを言葉ですり替えてしまう、そんな人たちに恐ろしさを感じます。
 「感謝の念」って何でしょうか?実験動物たちが感謝して欲しいと思うでしょうか?慰霊祭もそうですが、感謝などは人間が自分の罪悪感から解放されたいがために自己弁護するための言葉であり、行為でしかありません。それを法律に入れる???アンポンタンにもほどがあります。
 この委員会の最中に、
「実験動物は実験されるために生まれてきた。使われないと可哀想だ。」
という委員がいらっしゃいましたが、この「使われないと可哀想だ」なんてことも、動物たちは全く考えていないわけで・・・。アンポンタンでない、フツーの人なら少し考えれば分かることですのに、オツムのいい研究者と称する人たちが一国の法律を決める委員会でこんな感情的な言葉で議論する、この国のくだらなさ、ああ、本当にアンポンタンで大嫌いです。

 心ある方は私を見習わず、”アンポンタン”なんて思っていても言葉にはしないで、このパブコメに理路整然と意見して下さい。「感謝の念」だとか「使われないと可哀想だ」とか、「誰がそう考えたの????」と”?”を永久に続けたくなるような疑問を抱かざるを得ない言葉でしか委員会を持てない少数の、それでも国を代表する偉い人たちに、多数の冷静で理路整然とした意見を持った主権を持っているはずの一国民がアクションを起こさずして、どうして社会が変わるものか。

 意見を送るキーは、素案の第3 共通基準の使用及び保管方法、施設の構造等を具体的に定めること、教育訓練を義務化すること、動物の記録管理を義務化と監査を行うこと、苦痛の除去方法と安楽死方法の明確化です。獣医系大学の教官すら、苦痛の除去方法も安楽死方法も知らないので。
[PR]
by fussyvet | 2006-01-22 14:45 | 動物
<< あるパブコメ結果等から 家と家族 >>