人生のそれぞれのバランス

 私が教会に行くきっかけを作ってくれた友達は、娘さんの体調が悪いとかで専業主婦に戻った。専業は彼女にとって難しいという。大学を出て、すぐに家庭に入った彼女は、私と社会的立場は全く違っていた。が、彼女は私のアル中を見破った唯一の人。なぜなら彼女もアル中に苦しんだ経験があったからだ。
 それまで彼女は自分にないものを全て私が持っているようで羨ましかったと言った。私は逆に彼女が私になかった安定して温かい家庭があり、守られているようで羨ましかった。けれど、二人とも心にどうしようもない空洞を抱えていた。そして、二人とも家族に悩まされた生い立ちがあった。
 今の彼女とはまた反対に、私は早く専業主婦になりたくて仕方がない。皮肉である。それぞれにないものねだりかも知れない。でも、人生にはバランスがあって、最適なバランスを得ることは各々とても難しいのだろうと思う。彼女に最適なバランスをもたらす生活、そして私に最適なバランス…、それぞれを祈りたい。心の平安がもたらされますように。
[PR]
by fussyvet | 2005-10-28 21:06 | 徒然
<< 吐き気も吹っ飛ぶ… ある大学教官の認識 >>