犬猫:種差別以外の差別

 イヌ・ネコは伴侶動物として定着し、家族同様の感情を持つ人は多い。その一方で、先進諸国に輸出するため、中国ではイヌ・ネコが毛皮の原料として取り扱われている。
 イヌ・ネコではなく、畜産動物の中でもミニブタなどは伴侶動物として飼育している人が増えている。ミニブタではなくても、鳥は愛玩鳥として小鳥などは扱われるけれど、鶏、鴨、時にはスズメなどは食用に畜産動物として扱われる。
 同じ動物種でも人間側の目的により、その取り扱いは大きく異なる。彼らの運命を決定づけているのは、どういった環境に生まれるか、その”運”だけである。

「私は自分が飼っている動物だけが可愛い。」
と言い切る人を止めることはできない。人間の子供についてだって、
「自分の子供はかわいいけど…。」
という感情があるから。
が、そうでない人には機会あれば、じっくりと、この種差別でない差別について考えてもらえたらいいと思う。

 上記、リンク先の毛皮にされるイヌ・ネコの取り扱いは直視できないほど、苦痛に満ち溢れたものだった。利用したいのなら、苦痛の除去を考えるべき。先進諸国の贅沢品がこのような情景を生み出している。
 ついでに、動物実験用のイヌ、ネコ、サルのコロニーは中国や東南アジア諸国で安く繁殖されるようになってきている。先進諸国ではコストが高くつき、また、動物愛護の思想が高まってきて”やりにくいから”である。そして、それらの産業が地元の人たちの大切な産業として定着しているのだ。他に職を供給しないことには、この問題も解決しない。
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by fussyvet | 2005-10-18 13:08 | 動物
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