命の選別についての選択

 妊婦の血液検査申請書の中に出生前検査が選択項目としてあった。染色体異常による先天性疾患を調べるものである。私はリスクが上がる高齢出産だ。
 その検査を受けてもし胎児に異常があったら、どうするのか?調べて異常が分かった場合、出産までにその病気についての知識を仕入れたり、心の準備をすることはできるのではないか?しかし、きれいごとだけできちんと育てられるのか?獣医としてさんざん命の選別を行ってきた私が、我が子をも選別するというのか?しっかり動いているのが見えたものを、神でもない私が疾患があるからと言って、その子を淘汰できるのか?中絶すれば、私自身の身体も傷付くし、心はその後ずっと自責の念に蝕まれるのではないか?疾患があるからと言って、その子が不幸になると誰が分かるのか?が、私は様々な困難に耐えられるか?
 医者が勧めなければそのまま受けないつもりだった。今も受けないと思っているが、目の前に選択用紙を置かれるといろいろ考えた。

by fussyvet | 2005-07-02 19:21 | 家族 | Trackback(1) | Comments(2) 

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Tracked from 不登校社長の日々思うこと at 2005-07-12 14:01
タイトル : 「命の選別」議論は医療系学会がすべきなのか?
もともと人間が恋をするのはより良い遺伝子を後世に残す為ではないのだろうか?スポーツのできる人、頭の良い人、ルックスの良い人、お金持ちの人、性格の良い人。個人個人で何が「良い」と思うかに差は有っても、それが良い遺伝子を残す為の感覚であり、本能である事に疑いの余地は...more
Commented by dynabooksx at 2005-07-03 18:41
愛理です。お体の調子はいかがですか?おなかの赤ちゃんお元気そうで嬉しいです♪つわりどうですか?引き続きママもベビーちゃんも健康で健やかでありますようお祈りいたします♪あっパパも。
Commented by fussyvet at 2005-07-04 08:19
愛理さん、お陰様で吐き悪阻の方はましになってきました。気持ち悪くて量はたくさん食べられませんが、それでも3食規則正しく食べられるようになってきました。今度、困ったのは逆に空腹になると気持ち悪くなってくることと頭痛です。悪阻の第二波ってやつでしょうか。それでも調子がいい時は実験もきちんとできます。先週までは家で口をきくこともできず、ぐったりしているしかなかったので、主人も話ができるようになって嬉しそうです。「赤ん坊も大切だけれども、第一はお前だからね。」だって!すいません、のろけです。
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