教育における動物実験代替法について

 先日、某野党の動物愛護に関するグループで検討会のようなものがあり、そこで国会議員から、
「教育における動物実験代替法が現在の日本でどれくらい取り組まれているか?」
との質問が出た。その質問に対する応答の中に、
「国内での取り組みは結構進んでいる。海外から聞こえるすばらしいケースは、進んだケースだけがニュースとなっているもので、その一方で全く代替法を取り入れていない大学もある。」
というものがあり、傍聴者の中にはあたかも日本国内の教育現場で動物実験代替法が薄く広く普及しているという印象を受けて違和感を覚えた人もいたという。

 教育において動物実験を置き換えようとする取り組みは全く進んでいない。そう言った流れがあるということすら知らない教官や学生もいる。それにも関わらず、「動物の愛護及び管理に関する法律」の改正のための一検討会においてそのような発言があったことは本当に遺憾だ。一部での事実を恰も全体の事実であるかのような印象を与えれば、改正後の法律も全く機能をなさない無意味なものとなる。動物と人間との関わりにおいて日常的に疑問を抱えている人は同法改正に際し、是非声を届けて欲しい
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by fussyvet | 2005-02-14 14:11 | 動物
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