ペット産業の一面

 ある繁華街にペットショップがある。その繁華街には夜の店が多い。羽振りのいい男性が遊ぶ店のことである。そのペットショップはそこで夜10時まで営業している。一般客相手のペットショップならそんな遅くまでやっているはずがない。家族連れなら夜10時に訪れないだろうから、普通なら夜遅くまで営業するなど経費の無駄なのである。で、そのペットショップがわざわざ夜10時まで営業しているには訳がある。しっとりと飲んだ後、女性が“パパ”にかわいい子犬子猫をおねだりするのを狙っているのだ。酔った勢いのゆきずりのお客にわざわざその動物に見合った適正飼育方法や注意点をアルバイトの販売員が語るとも思えない。羽振りのいい、ええかっこしいの“パパ”にとっては可愛い女のご機嫌をとるための、あるいは女にとっては何でも言うことを聞いてくれる“パパ”におねだりして買ってもらう商品でしかない子犬子猫。どれだけが幸せになれると言うのか?そのペットショップのオーナーも金銀ジャラジャラまとい付けたお金持ちだそうだ。別に金持ちであることが悪いわけではない。でも、そんなにお金があるなら自分の店の改善に少しは回すべきだ。
 自覚のない販売者に自覚のない購買者。どっちもどっちだが、かわいそうなのは命ある商品たちである。

 今朝、歩いていたら、アスファルトの上にどんぐりが落ちていた。今回は私が拾いきれないほどの数であり、さすがに全て拾い上げて土の上に返すことは諦めた。元を絶たねばこれからもどんどん落ちてくる。
 保健所に勤めていた時、とにかくできるだけ譲渡しようと思っていた。しかし、小さな収容所に多い時は大小犬猫合わせて週40匹も収容される。それに対して譲渡希望者は月4、5人。元を絶たねばどんどん収容される。
お願いだからこれ以上増やさないで欲しい。避妊去勢手術をして欲しい。
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by fussyvet | 2004-10-16 10:25 | 動物
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